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歴史学科 ゼミ紹介

最終更新日:2017年09月06日

田中ゼミ

長期的なスパンでものごとを捉える力が身につきます


人文学部 歴史学科 助教 田中 洋平先生

バラエティに富んだ研究テーマ

歴史学科では各ゼミでさまざま国や時代を研究しており、私のゼミでは、日本の近世から現代までを研究対象にしています。ゼミには現在10名の学生がいますが、それぞれバラエティに富んだ研究テーマを選んでいます。女子学生が多いこともあり、江戸時代の出産や、近代の女性雑誌に見る恋愛観などもあれば、第二次世界大戦の海軍の動向や、江戸時代の交通史としての飛脚の研究などもあります。

各自の研究成果を発表する

史料の探し方をふくめ、歴史の研究を進めていくために必要な知識や技術は、1、2年次に徹底的に学んでいるため、3年次のゼミでは基本的に各自で研究を進め、授業ではその時点での研究成果を発表するという形式をとっています。
もちろん、私自身も学生の研究テーマに合わせて論文などを読み込んでいますので、必要に応じて、指導やフォローを行います。

史料を読み解き、論理的に考える

歴史学では「史料のないところに歴史学はない」という大原則があります。高校生までは、歴史といえば教科書をもとに勉強してきたと思いますが、大学での歴史学は、自分たちで史料を探すところから始まります。近世以降であれば、ひとつの論文を書くために最低でも数百点単位の史料が必要です。歴史を研究することは、史料という多くのデータを元に、論理的にものごとを考える作業なのです。

合宿し古文書を整理する実習

研究で触れる多くの史料は、博物館や史料館などに保管されている整理された史料です。私のゼミでは、夏休みに石川県のお寺に合宿し、その蔵に眠っている古文書を整理する実習を行っています。虫食いだらけの繊細な古文書をそっとはがして、くずし字を読み解く作業は、非常に骨が折れ、時間のかかる作業です。この実習を通して、多くの先人の努力のもと、歴史を学べることを学生に実感してもらうと同時に、自らが歴史を築く一員になる醍醐味を感じてもらいたいですね。

ヒストリカルマインドを養う

私は、歴史学科での4年間の学びを通して、学生たちに歴史的なものの見方を身につけて欲しいと願っています。歴史は単に昔のことを学ぶのではなく、常に今現在や未来に至るまでの視点を持ちつつ、時代の流れを振り返る学問です。あらゆるものが激しく変化する今の世の中だからこそ、長期的なスパンでものごとを捉える、ヒストリカルマインドを養ってください。

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