淑徳大学経営学部では、2016年度から学生が学生を支援する新しい授業「Learning Assistant Program(LAプログラム)」をスタートしました。 リーダーシップの考え方は、今までは限られた人だけが発揮する力と考えられていましたが、現在は誰もが発揮し、権限がなくても発揮できるリーダーシップ能力が求められています。受講生は勿論、先輩学生も成長できるプログラムを実施しています。
LAプログラムは、1年生の時にだけ履修でき、先輩学生が授業の支援をしています。 前期は「チームワークとリーダーシップ」後期は「コミュニケーション論」で行っています。 前期は、グループでビジネスプランを作成する中で 挑戦体験と失敗体験の積み重ねながらリーダーシップ行動の必要性を学ぶ授業です。 後期は、ミニゲームとミニPBLに取り組む中で成功体験と挑戦体験を積み重ねながらリーダーシップと経験学習の必要性を学ぶ授業です。 先輩学生は、授業の進行・グループワークのサポート・授業資料準備・授業内容の改善提案・受講生の質問対応を行っています。
最初は話を進める人がリーダーシップを発揮している人と感じていましたが、それは違っており、全員の行動こそがリーダーシップなのだと知りました。
意見があっても自信が持てずに発言ができていなかったので、チームの人から「自分から意見を出さない」「積極性がない」などの印象を与えてしまっていました。どんな意見でもしっかり伝えれば、発言しないよりも、周りからの印象もいいし、勇気を持って積極的に発言することが大切だと思いました。
私は正直この授業を受ける事が不安であった。それは決して自分が積極的に発言したりまとめたりする様な人間ではないと自負していたからです。自分は何もできない、誰かがやってくれるだろうと諦めたり期待したりするのではなく、与えられた条件の中でどんな些細なことでも貢献することができるということがわかりました。自分の自信に繋がり新たなことに挑む勇気もでることがわかった。