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1.授業アンケートの目的

淑徳大学千葉キャンパスの総合福祉学部ならびにコミュニティ政策学部における授業アンケートは、それぞれの学部の教育向上推進委員会規程にもとづき、授業方法の改善、教育力向上を目的に前述の規程に基づいた教育向上推進要領にしたがって開始され、今日に至っている。

千葉キャンパスでは、平成12年度の授業アンケート検討委員会の答申に従い、授業に対する学生の評価を公開して、教育の活性化・高度化に役立てることおよび、各教員が授業についての学生からの要望に対してどのように対応しているかを明らかにすることを通じて、授業についての学生の満足度を規定している要因を探り、教育力全般の向上をめざして授業アンケートを実施してきた。各教員は、授業についての学生の評価を明らかにしつつ、それをもとに各教員が対応し、かつその対応のあり方を公表することを求められている。この間、試行錯誤しながら授業アンケートの改善と実施に取り組んできたのであるが、学生の評価をいち早く担当教員がキャッチして、それに対する個別の対応を個々の教員が行い、それをまた学生が評価していくという、プラスのキャッチボールが起こりやすくなるシステムは定着しつつあると言えるだろう。

そのためには、まず授業期間の早めの時期にアンケートを行い、その結果を教員に知らせて、個々の授業・教員レベルにおいて、現実的・実際的な対応をおこなうことが重要である。この対応には、アンケート結果自体を学生に知らせ、それについての教員の考え方を説明することも含まれ、必ずしも学生の評価通りに教員が変わることを求めるものではない。学生の評価には、不注意による理解の低さ、誤解、一方的で自分本位な要望も、少なからず含まれている。だからといって、そうした声を無視するのではなく、学生の声に謙虚に耳を傾けた上で、誤解を解き、さまざまな立場の学生の理解をより促進するような対応をとることが、大学教員の責務であると考えたわけである。また、教員の側では気づきにくいが、学生にとっては意味があり、かつ対処可能な問題があって、授業アンケートによって教員がそれに気づくことができ、その対処は少しでも早い時期に行われるのが望ましい。たとえば、教員が早口で聞き取りにくいという学生がいたとしても、授業期間の最後に実施されるアンケートで判明したのでは、当該履修学生にアンケートの結果は還元されないが、授業開始後数週間でアンケートが実施されたなら、対応が可能になる。さらに、このような教員の対応を、当該授業の履修学生のみならず学部全体に公開していくことが、学部の教育の質の向上に寄与するものであると考えられる。

授業アンケートでは、授業科目別に学生が回答するアンケートとは別に各科目の担当教員を対象とした教員アンケートを実施している。学生の授業理解度、授業の方法についての配慮・工夫についての項目、学生アンケートで報告された要望に対してどのように対処したかを問う項目などが把握できるアンケート内容になっている。アンケートの結果は、FD活動の一環として研修会にてそのデータに基づいた発表や意見交換が実施されている。本アンケートの実施体制は、授業の相互参観とあいまって授業の改善・工夫に一定程度の役割を果たしているといえよう。

平成25年度はコミュニティ政策学部コミュニティ政策学科が、平成26年度は総合福祉学部教育福祉学科が完成年度を迎える。また、大学教育の質を高める取り組みとして、平成25年度より、教員と学生たちが対話をしつつ、学生たちの相互作用を促すような能動的な学び(アクティブラーニング)を促進するFD活動に取り組んでいる。授業アンケートで得た学生の意見や要望をくみ取り、それを授業の改革や改善に反映させる取り組みを教員一人ひとりの授業の改革や改善に反映させるのみならず、大学として組織的な授業の改革と改善に生かすことが社会からも強く求められていると言えるだろう。

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