学生の想い、卒業生の想いを聞きました!
子どもと保護者の双方に寄り添い
励まし、支える保育士に
相木 菜々子さん
教育学部 こども教育学科 幼児教育コース 3年生(2022年取材時)
埼玉県立朝霞西高等学校 出身
ボランティア活動を通して保育士に役立つ経験を積む
淑徳大学に進学を決めた理由の一つに、ボランティアの経験をたくさん積めることがありました。将来、保育士をめざしている私は、地域の未就学児と保護者を学校に招き、工作をしたりパネルシアターや絵本の読み聞かせをしたりするボランティアに参加しています。
パネルシアターは特殊な布を張ったボードに絵人形を貼ったりはがしたりして演じるのですが、最初のうちは声の出し方も分からず恥ずかしさが勝っていました。しかし、練習を重ねるうちに、声の大きさやトーンを変えたり、見る人に合わせてセリフをアレンジしたり、工夫して演じることができるようになりました。その他にもさまざまなボランティア活動を通じ、将来保育士になったときにも役立つ経験がたくさん積めたと感じています。
保護者支援の大切さと個々に合わせた保育の必要性を学ぶ
これまでに受けた授業では、2年次の「こども家庭支援の心理学」がとても印象に残っています。子どもだけでなく、保護者にも寄り添った支援の大切さを学ぶことができ、本来持っている力を発揮できるように自信を与えて支援することの重要性を感じました。そして、あらためて、子どもと保護者の双方を励ましながら支える保育士になりたいと強く思うようになりました。
また、「フィールドスタディ」では、特別な支援を必要とする子どもの保育を間近で見る機会がありました。現場の先生方は子どもによって声のかけ方、トーン、表情などを変えていて、個々に合わせた保育の大切さを肌で感じることができました。それと同時に、障がいのあるなしに関わらず、等しく保育を受けられる環境を作っていかなければという使命感を抱きました。
大学の手厚いサポートも受け保育士になる夢にまい進
私は公立の保育園に就職したいと思っているので、大学の公務員講座で公務員試験に向けて勉強に励んでいます。教員・保育士養成支援センターには保育職の経験者や現役の先生もいらっしゃるので、試験に向けてどういう勉強をしたらいいか、どんな経験が現場で役立つかなどをアドバイスしていただいています。昨年までは毎日のように通い、保育教材の制作やいろいろな手遊びなども教えていただきました。
淑徳大学では、座学だけでは学べないことも、ボランティアやフィールドスタディなどでたくさん体験することができます。先生方も全力でサポートしてくださるので、みなさんも夢に向かってどんどん挑戦してほしいと思います。
前の記事
センパイ!
一覧
次の記事