学生の想い、卒業生の想いを聞きました!
経営学と自分の強みを活かして社会に役立つ人材になりたい
佐野 希実さん
経営学部 経営学科 3年生(2022年取材時)
淑徳高等学校 出身
生活に身近な学問であるからこそ
体験型学習で応用力を身につける
将来の道を考えたときに、全ての企業にはそれぞれの経営戦略があるばかりか、物事の成り立ちや考え方には経営学が活用されていることを知りました。私たちの身近な学問であるからこそ、深く学べば未来の選択肢は広がるはずだと気付き、経営学の専門性を磨き、実践力や応用力を身につけたいと考えました。
入学の決め手は、少人数制で丁寧な指導が受けられることや、SLDP(淑徳リーダーシップ・ディベロップメント・プログラム)をはじめとする体験型学習が豊富にあることでした。特に私は経営学の知識が全くなかったので、基礎から着実に学修したいと考えていました。また、さまざまな企業が推進している経営の具体的な戦略を知ることで、多様な視点が培えるのも魅力でした。
SLDP
人と話すことが不得意だった私が
授業や課外活動で苦手意識を克服
体験型授業は1年次からあり、特に、上級生がLA(ラーニングアシスタント)として下級生をサポートする「プロジェクト実践」は有意義でした。1年次のときは教えてもらう側として、2年次にはサポートする側として参加したことで、異なる立場の視点を体感することができました。また、グループワークの理論やリーダーシップの発揮方法などを学んだことも大きな収穫です。入学当初は人と話すことに苦手意識を持っていた私が、チームワーク力とコミュニケーション能力を活用することが楽しくなるまで成長しました。
経営学を学ぶ機会は授業のみならず、課外活動の中にもたくさんありました。特に学園祭実行委員会は、学部・学科・学年の枠を超えたキャンパス全体の活動となるので、関わるのは身近な友達に限りません。先生や職員の方、学外の方ともコミュニケーションを取り、学園祭成功に向けてメンバー全員で取り組みました。
自分の長所を見てくれている仲間たち
就職活動への意欲と積極性が増した
現在、人材コンサルティング企業を視野に入れて就職活動を行っています。インターンシップにも積極的に参加して現場で働いている方と接し、とてもやりがいのある仕事だと感じました。就職活動を悔いなく終えられるようにしたいと思い、今、さまざまな企業を研究しているところです。
また、就職活動をするうえでは、人からどう思われているかを知る「他己分析」も大切です。仲間に意見をもらったところ、「コミュニケーション能力がある」「努力家で周囲から頼られている」など長所を挙げてもらえたのがとても嬉しく、大きな自信にもなりました。
私たちが大人になる頃、デジタル化がさらに進み、これまでになかった新たな職業がたくさん生まれているでしょう。しかし、どのような職業に就いたとしても、コミュニケーション力や人の心を動かすスキルが大切であることに変わりありません。将来は淑徳大学で培ったスキルに自信を持って、人の役に立つためにと積極的に行動できる人材になりたいと考えています。
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