センパイ!
学生の想い、卒業生の想いを聞きました!

ゼミで地域課題に挑んだ経験を糧に都庁の職員として地域づくりを支えたい

内定先 東京都庁(行政職)
田倉 隆さん
コミュニティ政策学部 コミュニティ政策学科 4年生(2022年取材時)
千葉県立成田北高等学校 出身
田倉 隆さん01

プロスポーツチームの試合運営に携わりコミュニケーション力を高めた

高校生のころは、なりたい職業などが明確に決まっているわけではありませんでした。淑徳大学のコミュニティ政策学科を志望したのは、社会学や法律学など、幅広い学びに触れることができると感じたから。ここでなら、将来自分がやりたいことを見つかるのではないかと思い入学しました。
 
入学前から楽しみにしていたのが、自治体や企業と連携してイベントの企画運営などに挑戦できる「サービスラーニングプログラム」です。私は1年次に、千葉ロッテマリーンズと車いすバスケットボールの試合をサポートするフィールドワークに参加。多くの人と関わることで、あまり得意ではなかったコミュニケーション力を高めることができました。
田倉 隆さん02

市役所職員との協働を通し「公務員になる」という想いが高まった

授業やボランティア活動などで自治体と関わる機会が多く、1年次から「公務員になりたい」と思うようになりました。1年次の早いうちから公務員試験を意識し、学科独自の「公務員対策講座」にも積極的に参加。毎日コツコツと勉強に励んでいました。
 
3年次のゼミでは、木更津市役所と協働して消費者法に関する動画と冊子の制作に携わりました。動画は、キャッチセールスやマルチ商法などのトラブル事例をあげながら、注意喚起を目的とした内容で、高齢者向けと若者向けの2種類を企画。冊子は、動画の内容に加えて、キャッシュレス決済の種類を載せたり、地産地消を推進するために名産品を紹介するページを設けたりと、幅広い内容を網羅した一冊に仕上げました。市役所で働く人たちと一緒に市民の施策を考えたこの経験から、公務員への憧れがますます高まっていったと感じています。

都庁職員として活躍し、スポーツを通した地域活性化に努めたい

公務員試験対策が本格化したのも、3年次から。ゼミの活動と並行して、参考書を繰り返し解いたり、オンライン講座を受講したり、さらに小論文やプレゼンテーションなどの意見を求められる課題に対しては、常に社会情勢に目を向けるよう意識して毎日対策に励んでいました。
 
そして、これまでの学びを武器に挑んだ公務員試験で東京都庁Ⅰ種に合格。卒業後は東京都庁の職員として働くことになりました。サービスラーニングプログラムを通してスポーツを軸とした地域活性化に取り組んできたので、その経験を活かし、スポーツでコミュニティづくりの一役を担うことができたら嬉しいです。
 
コミュニティ政策学部は、公務員をめざす人にとって重要な知識や経験が得られる学部です。アクティブラーニングを通して実践的な力を得られるだけでなく、サポート体制も充実しています。「公務員になりたい!」と考えている人は、ぜひコミュニティ政策学部の学びに興味を持ってもらえたら嬉しいです。自信をもっておすすめします!