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看護学専攻(修士課程)の三つの方針

最終更新日:2017年03月31日

Ⅰ.修了認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

本大学院は、以下に示す知識・技能・態度を有し、所定の単位数以上を修得し、かつ、学位論文の審査及び最終試験に合格した者に課程修了を認定し、修士(看護学)の学位を授与する。

1 専門教育分野における知識・技能・態度

  1. 看護学に関する高度な知識・技術を体系的に修得している。
  2. 看護学に関する統合的な視点を修得している。

2 専門教育分野における独自の知見の生成

  1. 看護専門分野の知識を、社会的・学問的に要請されている問題に対し適切に適用できる。
  2. 看護専門分野において独自の知見を生成し、社会に発信できる。

3 専門職としてのアイデンティティと実践能力

  1. 地域社会の保健・医療・福祉の発展に寄与する看護専門職としての使命感と倫理的責任を自覚している。
  2. 看護専門職として、看護の実践と研究の推進、人材育成を行うことができる。

Ⅱ.教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

看護学専攻では、課程修了認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)達成のため、以下の教育課程の編成・教育内容、教育方法及び教育評価の3つの観点から、教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)を定める。

1 教育課程の編成・教育内容

看護学専攻では、看護学分野に関するより高度な専門的知識と応用的能力を獲得するとともに、看護学研究に必要な手法や能力を身に付けることにより、看護の実践と研究の推進、人材育成を行いうる人材を養成するため、「基礎科目」、「看護展開科目」、「看護管理科目」、「地域連携・協働科目」、「研究指導科目」の各科目群を設け、高度な専門性を有した人材として必要となる理論的知識と応用的能力を体系的に身に付けることが可能となるよう授業科目を配置している。

  1. 「基礎科目」では、看護学を発展させる基盤となる科目として、保健、医療、福祉にかかわる各専門職の連携・協働のあり方を検討する科目、看護研究に関する研究手法や研究能力を修得する科目、看護現場における倫理的判断や倫理的課題に介入できる能力を高める科目を必修科目として置く他、選択科目を置く。
  2. 「看護展開科目」では、看護学における専門領域ごとに高度な専門的知識と応用的能力を身に付けるための「特論」と、各看護援助に関する最新の知見や動向に関する理解を深め、看護の対象の特性や看護の場面に応じた現象を科学的に探究するための「演習」を選択科目として置く。
  3. 「看護管理科目」では、看護におけるマネジメントおよびリーダーシップについての能力を高めるための「特論」および「演習」を選択科目として置く。
  4. 「地域連携・協働科目」では、地域の保健・医療・福祉分野における多職種の連携・協働に関する高度な専門的知識と応用的能力を身に付けるための「特論」と、各看護援助に関する最新の知見や動向に関する理解を深め、看護の対象の特性や看護の場面に応じた現象を科学的に探究するための「演習」を選択科目として置く。
  5. 「研究指導科目」では、各自の看護に関する課題を見出し、自らの研究課題について科学的に探究する能力を養うための「看護学特別研究」を必修科目として置く。
  6. リサーチワークにコースワークを適切に組み合わせた体系的な教育プログラムを提供する。
  7. 科目の体系及び各科目において身に付けるべき知識・技能・態度を明示するため、科目体系図を作成する。

2 教育方法

  1. 「基礎科目」や「特論」では、授業形態として、ディスカッションやプレゼンテーションを多く取り入れ、最新の知見や動向に関する理解を深める。
  2. 「演習」では、少人数クラスによるさまざまな演習により、看護実践の場との関わりや文献検討等の主体的学びの場をもつ。
  3. 「研究指導科目」では、1年次後期より一貫した演習形式による研究指導を行い、研究成果を修士論文として完成させるまでのプロセスを指導する。
  4. シラバス(授業計画)には、修了認定・学位授与の方針に基づく学修の到達目標、評価基準、授業内容、授業外学修等を具体的に記載する。
  5. 学生の主体的な学びを促進するため、参加型授業や実習、授業外の積極的な学修などアクティブラーニングを取り入れた教育方法を実践する。
  6. 体系的な科目履修を可能とするための典型的な履修モデルの提示による履修指導を行う。

3 教育評価

  1. 授業評価アンケートを実施し、個々の授業内容・授業方法の改善や、組織全体として授業が円滑に運営されているかどうかの検証を行う。
  2. 学生の事後学修レポートによる授業ごとの到達度、さらに学期末の最終到達度に基づく厳格な成績評価を検証するとともに、全体としてGPA(科目の成績評価)制度を用いて学修成果を把握する。
  3. 学修成果を間接的に把握するため、定期的に授業時間以外の学修状況や学修行動に関する調査を行い、学年進行に伴う学生の成長変化や学修支援の評価を行う。

Ⅲ.入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)

本大学院は、課程修了認定・学位授与の方針及び教育課程の編成・実施方針との関連性を踏まえて、入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)を定める。

1 求める学生像

  1. 看護学分野に関するより高度な専門的知識と応用的能力を修得するという明確な目標を持ち、看護学分野に対する強い興味と関心並びに学修意欲を有している。
  2. 看護学分野の基礎的な知識及び基本的な技術と態度を学士課程教育等で修得し、高度な研究・実践能力を開発するための基盤を身に付けている。
  3. より深く、広い視野から研究課題を追究していくための看護学の基本的視点をもち、物事を多面的かつ論理的に考察し、適切に判断することができる。
  4. 地域社会の保健・医療・福祉の発展及び人材育成の一翼を担おうとする明確な目標をもち、自分の考えを的確に表現し、相手に確実に伝達することができ、看護専門職としての資質・適性に優れている。

2 入学者選抜の方法

一般選抜入試及び関係医療機関等からの推薦選抜入試により、次の3つの方法を組合わせて選抜を行う。

  1. 学士課程及び社会における専門的活動の成果等に関する書類審査
  2. 面接
  3. 看護学の内容に対する学力検査

3 入学前に学修しておくことが期待される学修内容及び学修態度

看護学分野に関する基礎的、基本的な知識や能力を修得した者であり、自己の学修目標や研究に対する課題の明確化がなされていることが望まれる。

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