国際学術フォーラムを開催します
仏教"ソーシャルワーク"と西洋専門職ソーシャルワーク――次の第一歩
淑徳大学は平成27年の今年、創立50周年を迎えました。学祖・創立者の長谷川良信は仏教者として、福祉実践者として、教育者として活躍し、かつ米国からヨーロッパ、そしてブラジルへと足跡を残され、世界との関係のなかで日本の社会福祉の在りようを開拓されました。
この度の国際学術フォーラム〈アジアのソーシャルワークにおける仏教の役割〉の開催は、学祖長谷川良信の願いを現在に引き継ぎ、これからの50年を見据えた時に必然的に生じた企画です。
仏教を共通の基盤としたアジアの仏教文化圏における、ソーシャルワーク研究の推進と社会福祉分野の若手研究・実践者の育成を目指し、その第一歩として本国際学術フォーラムは、ベトナム・スリランカ・タイ等から研究者を招き、アジア地域において「仏教」の果たしてきた、または果たすべき役割や可能性を探ることを目的として企画しました。
本フォーラムでは、まず前半で、仏教"ソーシャルワーク"と西洋専門職ソーシャルワークとの異同について、アジア諸国のさまざまなお立場からの問題提議をいただき、後半の議論と質疑応答において、参加者の共通理解が得られることを期待しております。
社会福祉・ソーシャルワークにおける仏教の役割に関心をお持ちの多くの方々のご来場をお待ちしております。(英語・日本語の同時通訳付き)
本国際学術フォーラムは、文部科学省:平成27年度私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「アジアのソーシャルワークにおける仏教の可能性に関する総合的研究」の一事業として開催するものである。