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同窓生被災情報

津波で犠牲となられた同窓生について

(報告:岩手県支部長 石川紀文氏 4期生)

岩手県: ご逝去 箱石進一さん(17期) 

「仕事も家庭も子育ても手を抜かない人」「職場でも仲間をいつも大切にし、利用者からも強い信頼をうけていた」という箱石さんは、本震後ご自身経営の介護施設でまず利用者を避難させた後、「ポータブルトイレが必要」と職場に戻り、それを届けた後、仲間の安否を心配して再び戻ったところで津波に遭遇してしまったそうです。

4月の日刊スポーツ紙面で、亡き父の遺志を継ぎ介護施設を継承したいと語るご長男の記事が掲載され、また8月に日本テレビ系列で放送された「24時間テレビ」では、看護師になりたいというご長女のお手紙が披露されるとともに、今春の「東京マラソン」を完走した進一さんのお写真やエピソードが紹介されました。写真はすべて津波で流されてしまったそうで、唯一「東京マラソン」主催者から届けられた写真が遺影となったそうです。

今秋にも、岩手県支部長が「弔慰金」をお届けに伺う予定です。

岩手県: ご逝去 菊地よし子さん(3期)

 本震後、津波に巻き込まれたと思われ行方不明の状態が続いていましたが、7月にご親族によりご逝去が確認されました。いつも自分のことより他人のことを考える人で、この春より近くの児童館で勤務する予定で楽しみにしていたそうです。震災時は、隣に住む小児マヒで足が不自由な方を避難させようとして一緒に津波に遭われたとのこと、唯一のお身内でいらっしゃる叔母様は「彼女の性分で置いていけなかったのでしょう」とお話してくださったそうです。

 8月23日、前述の叔母様の案内で、岩手県支部長の石川紀文氏が墓前にお参りし、同窓会からの弔慰金をご遺族へお渡しするも、「大学の学生さん達のボランティア活動に生かしていただいた方が本人も喜ぶと思うので、役立ててほしい」とのことで固辞されたそうです。菊地さんの遺志を学生達の活動に生かす形を考え、報告しますとお伝えし、大学の「東日本大震災支援ボランティアセンター」を通じて、今後、被災地での淑大生のボランティア活動に役立てていただくことになりました。

箱石さんご遺族へ「弔慰金」をお届けしました

長谷川学長とともに10月13日~14日に岩手を訪れ、仮設住宅にお住まいの箱石さんのご遺族のもとへ、皆様から頂戴しました同窓生募金による弔慰金をお届けいたしました。 奥様より、お礼のお手紙を頂戴しましたので、一部抜粋してご紹介します。

  「先日は、お忙しい中、そして遠い所を来て下さり、ありがとうございました。御香 もたくさんいただき申し訳ありません。有り難く使わせていただいています。ありがとうございました。進一さんも学長さんから拝んで頂き、心安らかに極楽浄土で過ごしている事と思います。
 子供達にも拝んで頂いた事、進一さんが学ばせて頂いた淑徳大学の事を伝えています。良い成績を取っていないと入れないことも伝えています。地域・全国・海外の皆様に感謝します。
 学長さんの書いた本は今の私の心境に合っており、ページがどんどん進みます。まだ読んでいる途中ですが、この本から教わることが多く、私の心の支えとなっています。
・・・
 卒業生というだけで本当に困った時、家族にまでここまでして下さるとは本当にありがたいです。心温かい人達が本当にいるんだなと身をもって感じた震災でした。私自身もそのような人間になりたいと感じています。そして共に支えあうという大事な事も、以前の私よりは学んだように思います。お陰様です。
 写真も大事にとっておきます。ありがとうございます。色々と本当にありがとうございます。私たちもお陰様で今のところ健康を保っております。
 どうぞ皆様が健康であります様に。」

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