2014年11月アーカイブ

11月22日、23日、爽やかな秋晴れの連休のさなか、第51回「淑徳祭」が開かれました。

第51回といっても、この春に誕生した人文学部にとっては初めての文化祭です。

隣接する短大との合同開催で、短大の先輩たちに教えてもらったり、初参加でまだ決まり事がないなか戸惑ったり、文化祭委員は大変な苦労をしながらも、無事開催にこぎつけました。

まずは、学生ホールでの餅つきで賑々しく開幕。短期大学の前原英明学長の見事な杵打ちで、美味しそうな餅がつきあがりました。

 

表現学科の3クラスは、それぞれ学生たちが知恵を出し合い、企画力の光る出店をしました。

 

Aクラスは、「パイレーツ・オブ・カリビアン」ならぬ「パイレーツ オブ 武士リアン」と題して、パスタと蕎麦が楽しめるレストランを出店。

意外なものの組み合わせから、新しい企画が生まれる…とたしか授業で話した記憶はありますが、それにしても「海賊」×「武士」とは――。

店に入ると、海賊姿に武士の装いや町娘風の和服姿の店員(学生)が入り交り、何とも不思議な魅力を醸し出していました。蕎麦に三色団子、パスタにチュロスのセットが美味でした。

 

Bクラスは、「淑徳七不思議」というお化け屋敷。一歩入ると映像ルーム。

まずは人文学部の夜の校舎の不思議な光景が映し出され、そして映写中に映像担当者の携帯が鳴り、「えっ、この映像、流してはいけなかったの?」と驚愕するあたりから、恐怖心が募ります。

なぜか入口のドアが閉まってしまい、出口と案内されたところから、お化け屋敷が始まり……。

なかでは、髪をふり乱した女子学生の迫真の演技。

小さなお子さんが泣き出す場面もあり、300人を超える大入り満員となりました。

   Aクラス売り子さん

そばと三色団子「パイレーツ オブ 武士リアン」
Aクラス
Bクラスお化け屋敷受付

お化け屋敷ポスター
Bクラス

創作活動隊



演劇サークル
 

Cクラスは、「ALICE PARTY」という名のメルヘン調のカフェ。

学生手作りのケーキやクッキーといった焼き菓子と、飲み物が楽しめます。

大きなピンクの耳飾りをつけた大柄の男子学生に「ようこそ、アリスワールドへ」と誘われて足を踏み入れると、室内はトランプカードの装飾で彩られています。

「抹茶クッキーを焼いたのは、○○君。これは私が朝4時まで焼いたクッキー…」との解説。

スイーツを焼くのは女子の専売特許なんていうのは、遠い昔の話。男女混交のチームワーク抜群でした。 

 

4月に入り、次々に立ち上がったサークルも、文化祭に向けて作品を仕上げました。

文芸サークル「創作活動隊」、略して「創活(そうかつ)」は、作品集を1部150円で販売。「青春」をテーマに、浪漫あり、SFありの6編が収められました。

演劇サークルは、オリジナルの台本・演出で「赤ずきん(仮)」を上演。

フリースペースを舞台とするという悪条件をものともせず、約一時間、息もつかせぬ芝居を披露しました。

 



Cクラス

軽音楽部は、音楽室でライブを決行。既にシンガーソングライターとしてライブ活動をしている学生が、弾き語りを披露。 

この4月に結成したばかりのバンドは、この日がデビュー演奏となりました。

いつもは演劇の授業などに使うスタジオでは、「Eプロダクション」という創作グループが、公開ラジオ収録を行いました。

サイコロを振って出た番号で、聴衆の質問に答える場面では、軽妙なトークで学園生活を紹介しました。

また歴史学科の学生が中心の映像サークル「カチンコ・プロダクション」は大学の近未来を描く短編映画を製作。

これから学びの場はどう変わるのか、人間関係はどう変化するのか、問題を突きつける秀作でした。

 

 学部発足からわずか半年で、こうした作品が次々と生まれたことに、胸があつくなる思いがしました。

文化祭を迎えるには、実は紆余曲折ありました。しかし、学生たちはあきらめずに、リーダーが素晴らしい采配をふるい、学生が団結して何とか間に合わせることができました。

表現学科の学生は、これからも何か面白いものを生み出してくれるに違いない、そんな予感を抱いた学園祭となりました。

 

軽音楽部



Eプロダクション

 

  (表現学科教授 野村浩子)

先週発会式を終えた教職サークル「淑徳大学 師道塾」。

今日はその第2回目です。

 

今回は、「板書案を作成する」がテーマ。参加した学生には30分が与えられ、その場で山川出版社の高校教科書を使用し、「小国の分立」の項目について板書案を作成してもらいました。

教職を志す学生の集まりだけあって、その表情は真剣そのもの。

 

制限時間内に板書案を完成させて、ホットするのもつかの間。次に板書案に基づいた模擬授業へと移ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

このあとは、実際の模擬授業を参観して、それぞれの学生や教職担当の土井教授や田中助教から、改善点などを指摘しあい、教員としてのスキルや考え方を全員で共有しました。

 

今後もこうした活動を通じて、教員への階段を1つずつ上がっていきます。

人文学部歴史学科では、中学校(社会)、高等学校(地理歴史)の教員免許を取得することができます。

そして多くの学生が、入学時の試験で「将来は歴史の知識を活かした教員になりたい!という志望動機を述べて、歴史学科へ進学してきました。

 

そこで歴史学科では、20年以上にわたって多くの教員を養成してきた教職課程の土井進教授と、高等学校での教員経験をもつ田中洋平助教が中心となって学生に声をかけ、教職サークル「淑徳大学 師道塾」を発足させました。

 

次の写真は発会式の様子です。

まずは学科長の森田喜久男教授のお話。

森田教授からは「ただ試験のための勉強をするのではなく、どのような教師になりたいのか、4年間継続して考える学生であって欲しいとの熱い言葉をいただきました。

 

次に土井教授。

土井教授からも「教員は人を育てる仕事なので、自分のことを自分自身で育てていけるような、魅力のある人間になって欲しい」という熱いエールをいただきました。


参加した学生のみなさんも、真剣な表情で先生の言葉に耳を傾けています。 

 

最後に全員で写真撮影。

これが淑徳大学人文学部歴史学科に集う未来の教員です。がんばれ!

 

テレビプロデューサーで演出家の石井ふく子淑徳大学人文学部表現学科客員教授が、この度「世界最高齢の現役テレビプロデューサー」としてギネス世界記録に認定されました。石井さんは現在88歳ですが、世界記録として認定された時点での年齢である、87歳342日が記録になりました。

また、4月18日の「表現文化入門」放送表現コースの授業では、石井ふく子客員教授は、担当の松永二三男教授の質問に応じながら、自らの55年に及ぶテレビドラマプロデューサーとしての考え方、何故テレビドラマプロデューサーになったか、一番の楽しさ、苦労話など90分間話をされました。この授業で、石井ふく子客員教授は、「女学生時代、行きたかった大学はここ、淑徳だったの。皆さんがうらやましい」と話されると学生から歓声があがりました。

なおこの授業のご縁から、ギネス世界本部に提出する2枚の申請書のうち、1枚を松永二三男教授が書きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

表現学科教授:松永二三男

11月4日、人文学部表現学科望月純吉特命教授の授業「創作表現技法Ⅱ(演技)」内で、望月先生及び渡辺徹客員教授のコーディネートの下、人気・実力ともに兼ね備えた吉本興業のお笑いタレント・俳優・放送作家の「キム兄」こと、「木村祐一」さんが、「笑い」についての特別講義を行いました。

今回の授業の目的は、表現の中でも重要な要素である「笑い」をテーマに、「笑いとは何か」を考察するものです。経験豊富な木村祐一さんから、学生達に『あなたの気に入らないことを教えてください』という事前課題が与えられていました。この日は、学生達の回答を見ながら、渡辺徹客員教授と木村祐一さんが、話を展開していきました。学生たちの指摘にひとつ一つ丁寧に応え、時にはそのネタから話を大きく展開させ、思いも寄らぬ広がりを見せます。

木村祐一さんは、日常生活の中の細かいところに自分のテーマを見つけることの面白さなど、「モノの見方」「こだわり」「心にひっかかるモノへのアプローチ」が如何に大事かを語りました。

また「何のジャンルでも感じたら提案する」、そして「誰かと対話」をして「他人と自分の違い」が分かることが、「自分の個性を掘り起こす」ことにつながること、「自分から面白がっていく」ことの大切さを強調しました。

木村祐一さんのこういった「視点」「観点」に、学生達は時にうなずき、時に笑い、時に深く考え、楽しく過ごした90分間でした。最後に、渡辺徹客員教授が木村祐一さんに「どうして笑いの道に進んだの?」と質問すると、木村祐一さんは「笑いを生み出すのは一番しんどいが、生み出せた時が一番気持ちいい。恰好いい先輩に追いつきたいから」と、迷いなく答えた姿が印象的でした。

 

 

             

 

表現学科 教授 松永二三男