2015年11月アーカイブ

お久しぶりです。表現学科の松永です。2年生後期の授業も佳境に入っています。

木曜日の3・4限は、「表現文化研究Ⅴ」です。この時間は実際に番組を制作します。ラジオ番組とテレビ番組です。授業前半の9月17日から11月5日まではラジオ番組を全員で作りました。

まず、日本民間放送連盟の2014年ラジオドラマ部門優秀賞を取った、KNB北日本放送のラジオドラマ「立山に想う・遠き日の約束」を聴きました。俳優の西村雅彦さんが、故郷の富山を舞台に監督・出演しました。物語の主な役回りは役者経験ゼロの富山市の皆さんです。子供からお年寄りまでがラジオドラマに挑戦しました。ストーリーは、若くして戦地に赴いた「ひさし」と富山大空襲を被災した「文子」が淡い恋心を抱くも、戦争によって引き裂かれます。しかし、二人の孫によってこの戦争を生き抜いた二人が奇跡の再会を果たす物語です。このラジオドラマを聞いた学生たちは、いつか自分たちも「心が動くドラマ」を作りたいと感動していました。

また、3回目の授業では現役の放送作家で、日本放送作家協会理事の東海林桂氏に「テレビ・ラジオの台本をどうやって作るか」を聴きました。東海林さんは、ご自身制作の台本を6本も持って来て下さり「放送作家として何を原点に制作しているか」を話されました。また、東京FM主催の「大学CMコンテスト2015」における、優勝・入賞作品の鑑賞。こういった現在のラジオの世界を体験しいよいよ自分たちで実際制作に入ります。

28名の学生が5つのグループに分かれて、それぞれ「淑徳大学のラジオCM」と「朗読番組・芥川龍之介の蜘蛛の糸」を制作し、発表会を行うことにしました。

まず、「大学CM」では、グループ毎に各自が持ち寄った淑徳大学にまつわるストーリーを語りあい、練り上げていき、最後に台本に落とし込みます。次に効果音と配役を決めて録音しました。何回も何回も録音をやり直してやっとOKが出ます。その後、気がついた箇所の直しを入れて5グループ共に淑徳大学生らしい、母校CMが出来上がりました。とてもユニークで楽しい出来上がりになっています。

次に、「朗読番組・蜘蛛の糸」です。おなじみの名作に学生たちは、若いセンスで取り組んでいきました。オリジナリティ溢れる出来あがりに、正直、私も驚きました。聴き応えがありました。

今後、学生達の許可を得、また著作権に触れないものをアップしますので是非ともお聞き下さい。淑徳大学CMが5本、朗読番組「蜘蛛の糸」が1本です。どうぞお楽しみください。

次回は「映像制作から発表まで」を掲載します。

 

ラジオCM発表会の様子映像制作発表会の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(授業担当:松永 二三男)

 初めまして、淑徳大学歴史学科2年の佐藤海と言います。

 

 1030日、東洋史研究(インド史)のフィールドワーク、という事でインドにまつわる神様が祀られている寺院を3か所ほど巡ってきました。

 

 1箇所目は最寄り駅が御徒町そこから徒歩約5分で到着する徳大寺という所でした。アメ横の道を通りその中にありましたが、中に入るとその喧騒が静まるような落ち着きのある雰囲気を醸し出していました。

 

 摩利支天という神様が祀られており、彼女は自在の通力を持つ暁の女神ウシャスというインドの女神が原型だと考えられており、日本では力を求める武士の信仰が厚かったそうです。

 

 他にも日蓮上人様の像等がありましたが、私が一番惹かれたのは浄行菩薩像という像で自分の患部にあたる所をその像に見立てて隣にあるたわしで磨くと治ると言われており私も試しに磨いて来ました。もし、立ち寄られる機会がありましたらいかがでしょう。

 

 2ヵ所目は徳大寺から上野不忍池方面に向かい徒歩約15分の弁天堂という所でした。

 

 不忍池の蓮に囲まれるようにあります。中国風の外見の建物で中には大きな提灯があります。そして、そこに祀られているのは弁天様で言わずと知れる七福神の一人、そしてインドヒンドゥー教のサラスヴァティーという女神がルーツとされています。彼女は古代インドの川を神格化したものでその為、彼女の祀られている所は水にまつわる所が多いという興味深いお話などが聞けました。


  そして、また近くの丘を登ると上野大仏と大きく書かれた看板、そして合格祈願ののぼりが見えます。現在は度重なる損傷の為、顔だけをレリーフにして安置されている、という悲しい経歴がありますが、ポジティブな発想からこれ以上落ちない!と、いう事で現在はパワースポットとして注目されているらしいです。

 

 そして3箇所目、最後に尋ねたのは先の弁天堂より入谷に向かい徒歩約25分の所にある真源寺という所でここには鬼子母神という聞くからに恐ろしい名前の神様が祀られています。と、言うのも阿修羅という神がそのルーツで、かつて子供の肉を好んで食ったため悪鬼としての扱いを受けていた存在でした。しかし、釈尊の威光により改心し子供を守護する神へと転身しました。

 

 入り口に鬼子母神と彫ってあり、その「鬼」の字には上の「ノ」の部分が無かったのが気になり、碑を見たら「ノ」は角を示しており角のない優しい鬼になったとありました。またこの地域では節分の日に「福は内、悪魔外」になるそうです。この入谷においてその鬼子母神様がどういった存在なのか、まだ、入り口程度に過ぎないでしょうが窺い知る事が出来たと思います。

 

 フィールドワークは大体1時間30分と、歩くにも疲れない丁度良い時間で、インド史講師の関口先生や気心が知れた学友たちと巡ってとても楽しく、かつ有意義なフィールドワークを過ごす事が出来ました。

歴史学科には、大学卒業後「教員になりたい!」という志をもった学生が多数在籍しています。

こうした学生が中心となり、2014年11月に教職サークルとして「淑徳大学師道塾」が発足しています。

 

そして今年2015年の11月19日(木)、この教職サークルに第2期生を迎えるべく「発会式」を行いました

当日はすべての授業が終了した18:00からの開式で、学園祭直前の忙しい時期にもかかわらず、20名以上の学生が参加。

 

発会にあたって歴史学科長の森田喜久男教授から熱いエール。そこに学生たちの真剣な視線が注がれます。

 

 

森田教授からは、「試験に合格するためだけの勉強はするな!という熱いメッセージ。

ここに集う学生への期待の表れです。

 

 

 

 

 

 

 

続いて教職運営委員会の遠藤ゆり子准教授からお話。

 

遠藤准教授からは、教員採用試験に関する具体的な説明がありました。

中学社会や高校地歴科の採用枠は非常に少ないのが現状。

それを突破するために、1年次から計画的な学びを進めていくことが大切であることが説かれました。

 

 

 

 

 

 

次にこの教職サークルで実際に学びを進めている第1期生の2年生3名から、後輩に向けての言葉。

澤田星輝(サークル長)君、佐藤大貴君、池田駿一君が、今どのような学びを続けているのかについて説明しました。

 

 

2年次生はすでに「模擬授業」を開始しています。

そこでは担当教員から厳しい言葉を投げかけられることもあります。

ただ、「そうした厳しさの中で鍛えられることによって授業が改善されていく」、というお話をしてくれました。

 

 

 

 

 

最後に2期生全員で記念撮影。


ここに集う「未来の教師たち」。

いい顔をしています。

確かな知識と教育スキル、そして人格の陶冶(とうや)を目指した学びが今日からはじまります。

「広告のコンセプトは『親から子へ』。キャッチコピーは『この味をうまいと思うときがきっとくる』です」

「広告コピーは『青春の火を灯せ』――私たちは学校で飲むというシーンを定着させたいと考えました」

 

 10月末、大手企業のマーケティング担当者を前に、学生たちはいつになく緊張した面持ちで広告プランを発表しました。2年次に行う飲料メーカーと組んでのプロジェクト型授業で、「若者向け飲料を開発し、広告プランを作成する」というお題をいただき、学生たちは新商品と広告プランの策定に取り組みました。

 

 若者の消費行動を観察してニーズを探り、競合他社の商品やテレビCMを分析して市場における商品のポジショニングを考え…約1カ月にわたり、チーム毎に熱い議論を重ねました。チームの中で「最後までもめにもめて、考えに考えて、どうしたら自分たちのイメージを伝えられるか」悩み抜いた学生たち。いざプレゼンテーションの本番。企業のマーケティング担当の方の反応はいかに?

 

「そもそも、皆さんにとって青春とはどんなイメージですか?」

「青春の火を灯すと、若者にどのように良いことがあるのですか?それは若者にとって、今まで充足されていなかったものですか? これまでの飲料ではダメなのでしょうか?」

 

 深く掘り下げる問いかけに、学生らは最初戸惑いの表情を浮かべましたが、次第に未知の世界に踏み込む驚きの表情に変わっていきました。最後に「その商品、そのCMが、ターゲットにとって、世の中にとって、どういう存在意義があるのか。我々は常に、その存在意義を考えているといっても過言ではない」というメッセージを頂きました。第一線のマーケッターが語る、仕事の本質です。

 

プレゼンテーションを終えた学生たちは、達成感と高揚感でしばし言葉も出てこない様子でした。「なぜ、こうした企画にしたのか、すべてに裏付けや理由が必要だということが分かった」「いつも何気なく見ているCM。プロの方たちはすごく時間をかけて、様々な思いを込めて作っているのだと思った」。一皮むける体験をしたようです。

    

プレゼンテーションには、テレビCMの絵コンテまで用意した                        広告プランの発表はパワーポイントを使い、自作のイラストを盛り込むなどビジュアルも工夫

 

(授業担当;野村浩子)

11月7日(土)、埼玉県八潮市の小学5,6年生が淑徳大学東京キャンパスを訪問し、大学体験をしました。

「八潮こども夢大学」と銘打って、小学生に大学体験をしてもらう試み、八潮市教育委員会が主催している事業の一環です。

 

当日は人文学部歴史学科の考古学研究会と教職サークル「師道塾」がその運営を担当しました。

開校式では、宇佐美人文学部長、児童代表の挨拶と続き、三宅俊彦教授から、この日の課題である「拓本作り」についての説明。

 

 

 

続いて教職サークルの学生が縄文時代についての解説。「縄文人の平均寿命は何歳くらい?」など、簡単なクイズ形式で理解を深めます。

 

 

次にいよいよ拓本作りに挑戦です。中国の古銭や縄文土器を素材にして、学生が実際に拓本作りの手本を見せながら、一緒に作業を進めていきます。和やかな雰囲気のなかでも、小学生の皆さんの表情は真剣そのもの。

 

約1時間ほどで拓本作りは終了。

閉校式では参加してくれた小学生のみなさんに、今日の感想をインタビュー「拓本作りには、簡単なところと難しいところがあった」や「実際の縄文土器に触れることができて楽しかった」などの声があがりました。続いて児童代表の挨拶。

 

最後に八潮市の小学生の皆さん、保護者・教育委員会の方々、学生がそろって記念写真を撮り、当日の日程を終えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

この日をむかえるにあたって、学生たちは3週間前から準備・リハーサルを重ねてきました。

考古学を専門に学ぶ学生にとっても、将来教職を目指す学生にとっても、「八潮こども夢大学」は、自らの知識や教授技術を再確認するうえで貴重な機会となったようです。

来学していただいた八潮市の皆さん、ありがとうございました。次回を楽しみにしています!