ベトナム古銭調査(2)

歴史学科三年の櫻井です。私たちは2月3日から10日までベトナムに古銭の調査に三宅先生や下関市立大学の櫻木先生、人間文化研究機構の菊池先生と行ってきました。

 まず、成田空港に8時に集合しましたが、朝早くからの移動だったため、テンション低めでした。しかし、飛行機の中で快適に過ごすことができたので、ベトナムに到着すると元気になっていました。

 初日は空港のあるハノイに泊まり、町を回ることができました。行ったときがちょうど旧暦の年末年始に当たっていたため、町中は正月飾りなどが飾ってあり、大きな公園には人が集まりとても賑わっていました。

また二日目にもハノイを回り、国立ベトナム歴史博物館とベトナム女性博物館という2つの博物館に行くことができました。これまで、ベトナムにあまり興味がなかったのですが、知らなかったベトナムの歴史や多くの少数民族が暮らすベトナムの人々の暮らしを知ることができてとても興味を惹かれました。

 

 2日目は夕方にハノイから調査地であるハティンへ移動し、3日目から調査を始めました。

調査地であるハティン省博物館の広場には、ベトナム建国の父であるホーチミンの大きな像があり、調査を見守ってくれていました。それだけでなく調査をする部屋にもホーチミンの胸像があって、ホーチミンが今でもベトナム国民に支持されていることを感じることができました。

調査初日は古銭の選別から始めました。ベトナムでは今では漢字が使われていないため種類が違うものが混ざっていたりして、これは文字の違いとはとても大きなものだということを実感する機会になりました。それが終わると、ひたすら拓本作業が始まりました。5日から7日までの作業で拓本を約200枚とり、拓本の腕が磨かれたような気がします。

 

 調査最終日である8日には、調査報告会が行われ、テレビ局のカメラがある中で三宅先生と菊池先生による報告が行われました。報告会が終わると一人一箱ずつ名産のみかんが渡され、その量にびっくりしました。

調査終了が年末だったため、博物館の忘年会に招いていただきました。とても盛り上がる中で全くわからないベトナム語での会話についていけませんでした。しかし、お酒を酌み交わすことで言語を超えたコミュニケーションをとることができました。次の日にハティンからハノイへ戻り、10日の便でそれぞれ家路につきました。

 

今回の調査で、私は初めて海外に行ったので、日本とは違うことが多すぎて戸惑うことが多かったですが、逆にそれが楽しかったです。

普段できない貴重な体験をする機会を与えてくださった三宅先生、櫻木先生、菊池先生本当にありがとうございました。

そして、調査をさせて頂いたハティン省博物館の皆さんCám ơn nhiều。