歴史調査実習ⅡB

みなさん! こんにちは! 人文学部歴史学科二年の前田健祥です。

私たちは、平成30年11月16日に、「歴史研究法B」のフィールドワークで品川区にある、品川歴史館に行ってきました。

品川歴史館は、所在地 東京都品川区大井6-11-1 閉館時間・午前九時から午後五時まで、休館日は月曜日、観覧料は一般300円 小中学生100円となっています。

品川歴史館では、主に品川の通史展示をおこなっており、古代から近代までの幅広い範囲を取り扱っています。実物資料などに関しては長い期間展示するのでレプリカを代わりに展示しています。一階が通常展示、特別展示を含めた展示スペース、中庭は庭園となっており、中央には芝生、周りには、桜、紅葉、梅など草木が植えてあり四季の移り変わりを楽しむことが出来ます。また、中庭には、水琴窟という甕があり、地中に埋めてあるこの甕に落ちた水滴の反響する音を楽しむといった、目だけではなく耳でも楽しむことが出来る展示品が展示してありました。今回、この品川歴史館では、あらかじめ設定しておいたテーマについて、グループごとに書物や展示品を用いて調べ学習をしました。全員で六グループになりさらにその中から、書物三グループ、展示品三グループと言ったように別々に分かれて自分のグループのテーマについて調べていきました。

私たちのグループは近世の品川宿と寺社の関係について、寺社の中でも、沢庵和尚が住職であった東海寺(正式名称 万松山東海寺)について、テーマに設定し、調べ学習をおこないました。一階の通常展示室では品川の歴史を中世~近世~幕末と言った時代順においてありとても見学しやすく、中には映像を用いた解説をおこなうスペースが在りより展示品について理解しやすくなっておりました。自分のグループのテーマである品川宿と東海寺についても分かりやすく、当時の品川宿の街並みを再現した模型、展示品のわきにはその展示品を分かりやすく解説した小冊子などが設置してあり、今回、品川宿と東海寺について調べる際にはとても役に立ちました。

私たちが、フィールドワークで品川歴史館に訪れた時に丁度、特別展「明治維新 そのとき品川は」が開催されていたので見学しました。明治維新の影響による混乱の余波を受ける品川宿に人々、また、明治期の鉄道など文明開化などによって大きく様変わりする生活などの時代の変動を目撃した品川の人々について、まとめた特別展となっていました。古文書の読んでほしいところに赤い目印を置き、その上に訳を置き、古文書の内容について理解がしやすくなる工夫がしてありました。

今回、訪れた品川歴史館では学芸員の方々の工夫の数々に触れることが出来て、学芸員という仕事に関しての勉強なりました。この経験を今後、学芸員過程の勉強に役立てていきたいと思います。

 

 

 

 

皆さん、こんにちは。 人文学部歴史学科2年の立石です。私たちは、11月30日金曜日に品川の史跡を巡るフィールドワークを行いました。15時にJR田町駅で集合し、「江戸開城西郷南洲勝海舟会見之地」碑・高輪大木戸跡・土蔵相模跡・鯨塚・御殿山下砲台跡・東海道品川宿本陣跡・品川神社・東海寺を巡りました。

 最初の「江戸開城西郷南洲勝海舟会見之地」碑は、集合した田町駅のすぐ近くにあります。私が思っていたよりも近くにあったため、もう着いたのかと思うほど駅の近くにありました。森田先生の説明を聞きながら、周りを見渡してみると、周りはビルや自動車のショールームで、ここで歴史的会見が行われたことを教えてくれるのは碑だけでした。

次に高輪大木戸跡に行きました。ここでは石垣が残されており、直に歴史を感じることができました。この史跡は、数少ない江戸時代の交通に関する史跡として重要であるそうです。この後、品川駅と北品川駅の間にある踏切の近くから御殿山の遠望を見てから次の目的地に向かいました。

続いて土蔵相模跡と鯨塚を巡りました。土蔵相模跡は、コンビニのすぐ目の前に説明板がありましたが、お店の前に長い時間居るわけにもいかないため軽い説明をして、鯨塚へ向かいました。鯨塚は利田神社という小さな神社の横にあり、寛政10年(1798年)に品川沖に迷い込んだ鯨の塚です。この鯨は、11代将軍徳川家斉も見たそうです。現在は、石碑と説明板、その目の前に小さな池があり、10匹ほどの鯉が泳いでいました。

その後は、御殿山下砲台跡と品川宿本陣跡に行きました。御殿山下砲台跡は、外国船に対し江戸の町を守るために築かれた台場です。現在面影は残っておらず、説明板と台場にあった灯台を模したものがあります。跡地にある小学校や保育園の名前に台場と付いており、ここは台場であったということを名前が教えてくれていました。品川宿本陣跡は、現在小さめの公園となっており、明治天皇の行幸の際に行在所となったことから聖蹟公園という名前になっています。この公園には、江戸時代の井戸を模したものや公園は竹でできた柵で囲われていて、江戸時代っぽい公園だなと思いました。しかし、公園の一角にある御聖蹟と大きく書かれた石碑があり、公園に入るとまず目につくほど存在感が凄かったです。

品川神社を巡りました。品川神社は、平安時代末期の文治3年(1187)に、源頼朝が安房国の須崎明神(現 千葉県館山市洲崎神社)の神様をお迎えして、海上交通安全と祈願成就を祈られたのが始まりと言われています。この神社は、境内に稲荷や富士塚があるため信仰の中心地であったことが分かった。森田先生の説明によると、品川神社の前にある商店街は門前町であったことを色濃く残していて、参道がここにあったことを教えてくれました。

最後に行ったのは、東海時です。残念ながら、着いた時間が遅かったため東海時には入れなかったのですが、目黒川の対岸から東海時の裏を見ることができました。解散する京浜青物横丁駅に向かう途中、住宅街の中にある当時の海岸線であるとされる石垣を見てから解散しました。

今回のフィールドワークで、都会のイメージであった品川区にも歴史的な史跡やその面影があり、実際に巡ることで直に現地のことを知ることができました。