特別講座-020 吉田章宏ゼミナール

心理学における記述的現象学的方法

[ポイント]

本講座で何をするか、悩みました。試みたいことが山ほどあるからです。種々考えた末、とりあえず、まともに、私の長年の友、Amedeo Giorgi教授の新著、The Descriptive Phenomenological Method in Psychology, Duquesne UP, 2009をテキストとして、テキストに沿って、現象学的心理学の講義を、進めてみることを考えました。Giorgi教授は、1980年に私がDuquesne大学で、一年間お世話になった恩師です。以来30年間、親密な交流が続き、昨年夏、西武文理大学看護学部で開かれた数日間のセミナーでは、私が通訳を務めました。本年2010年9月にも、同様のセミナーを開催する予定です。また、教授は、本年8月にシアトル大学で第29回となるIHSRC(人間科学国際会議)の中心的存在でもあります。現象学的心理学には幾つもの変種があります。しかし、Giorgi教授のものは、長年の熟考と経験と実績を積み重ねてきたもので、学習者の立場にかかわらず、学ぶに値するものです。解説者としては、私も日本におけるその適任者の一人であると自負します。
  時代に先駆けて、現象学的心理学の道を拓いた教授の歩む道を、ご一緒に辿ってみませんか。

[講座内容]

日付
内容
第1回 2010/4/26 導入、概念的枠組み
第2回 2010/5/24 心理学的現象を研究する質的視点
第3回 2010/6/28 研究過程、科学的現象学的方法とその哲学的脈絡
第4回 2010/7/26 現象学的方法
第5回 2010/8/23 現象学的方法の適用
第6回 2010/9/27 まとめ

[講座案内]

講師 吉田章宏 (東京大学名誉教授)
1934年、東京神田の生まれ。東京大学教育学部卒。東京大学名誉教授。元・教授学研究の会・世話人、教育心理学会名誉会員。人間科学国際会議会員。教育心理学・現象学的心理学が専門。
米国イリノイ大学Ph.D.。イリノイ大学、コーネル大学、お茶の水女子大学、東京大学、岩手大学、川村学園女子大学、淑徳大学(2001-2010)、放送大学などに奉職。全国諸大学で教えた。著作に、『学ぶと教える:授業の現象学への道』(海鳴社)、『教育の方法』、『教育の心理:多と一の交響』(放送大学教育振興会)、『ゆりかごに学ぶ:教育の方法』(一茎書房)、『子どもと出会う』(岩波書店)、『コミュニケーションの心理学』(共編者:田中みどり、川島書店)、など。 最近刊に
『心に沁みる心理学:第一人称心理学へのいざない』(編著書、川島書店、2010)。論文多数。
期間 平成22年4月26日(月)~9月27日 
回数 6回
曜日 月曜日
時間 18時00分~20時00分
定員 10名
受 講 料 12,000円
会場 淑徳大学サテライトキャンパス(JR池袋駅東口徒歩2分)

公開講座資料のご請求

以下よりご請求ください。
公開講座資料申込みフォームからのお申し込み
下の「資料請求フォームはこちらへ」のリンクを押すと資料請求頂けます。
講座名・住所・氏名・年齢・電話番号をご入力下さい

資料請求フォームはこちらへ