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〈淑徳選書〉

  • 5 (2017年12月刊行)

    結城康博『正義と福祉――競争と自由の限界』

  • 長谷川仏教文化研究所刊,177頁,2017年12月20日発売,ISBN 978-4-905491-10-1
    本体価格1,650円(+税)

    株式会社ディーエスサービスならびにAmazon.co.jpにて販売しております。

    目 次

    序 章

    第1章 正義と福祉――ロールズ、センから学ぶ

    第2章 平等と競争――福祉現場から考える

    第3章 自由という正義――自己責任との関係

    第4章 福祉と雇用――福祉国家を考える

    第5章 優先すべき「福祉」の視点を考える――価値観の多様性

    最終章 サンデル、ピケティから学ぶ「正義」――共に生きるとは

    あとがき
    本書の序章より

    「......0歳児の赤ん坊は、生まれた国、家庭、環境によって、スタート地点から自分の責任ではない差が生じる。
    ...(中略)...このような「格差」問題は、日本社会でも珍しいことではない。日本人の多くが「一億総中流社会」と思っていたのは昔の話で、昨今では児童、現役世代、高齢者といった全世代をとおして「格差」問題が深刻化しつつある。
    そこで、日本社会において「福祉」とは何を意味するのだろうか、という根本的な問題意識が重要となってくるのである。一般に、福祉哲学、福祉制度、ソーシャルワーク論は、「権利」「人権」「平等」といった価値観と関連づけて述べられることが多い。しかし、「福祉」とは「正義(justice)」論を考えずには語れないものである。
    本書は、従来の「福祉」学の視点から考察するのではなく、「正義」論の視点から現代の日本の福祉問題と絡めながら問うていきたい。」

 

  • 4 (2016年3月刊行)

    長谷川匡俊 『淑徳人へのことば――共生と実学の気風』

  • 長谷川仏教文化研究所刊,237頁,2016年3月25日発売,ISBN 978-4-905491-09-5
    本体価格1,900円(+税)

    株式会社ディーエスサービスにて販売しております。

    目 次

    はじめに

    第1章 淑徳人へのことば

    第2章 新入生を迎えることば

    第3章 卒業生に贈ることば

    付 鼎談(ていだん)
      本書のはじめにより

      「昭和40年(1965)4月、淑徳大学は学校法人大乗淑徳学園の最高学府として、この千葉市大巌寺の山内に呱々(ここ)の声をあげました。あれから半世紀が経過し、本年度は創立50周年に相成ります。本学は学祖・創立者長谷川良信先生の最晩年の悲願であり、生涯の事業の集大成として、「同志的後継者の育成」をめざし開学された「福祉の淑徳」です。開学当初、社会福祉学部・社会福祉学科の単科大学として、わずかに61名の新入生を迎えて発足しましたが、今や千葉・埼玉・東京の4キャンパスに、7学部13学科、大学院1研究科2専攻、4,700人余の学生と、3万人を超える卒業生を擁するまでに成長し、社会的にも学園経営の上からも大きく貢献してきました。...(中略)...

      本書は、私が学長在任中に本学の広報誌(現『Together』)に執筆した学生向けのメッセージを中心に、本学刊行物に掲載の拙文のなかから選んで編集し一書としたものです。入学式と卒業式の当日発行の学長式辞に当たる文章には、冒頭と結びに同じような言葉が繰り返し添えられていますが、やはりなくてはならぬものなので、すべてそのままにしてあります。広報誌上の鼎談や対談はほかにもありますが、若き日の学祖に関するものと、新生淑徳の教育改革に寄せる思いを2人の学部長と語り合った2回にわたる鼎談の3つを収めることにしました。......」

     

    • 3 (2014年3月刊行)

      藤森雄介 『仏教福祉実践の轍(わだち)――近・現代、そして未来への諸相』

    • 長谷川仏教文化研究所刊,237頁,2014年3月25日発売,ISBN 978-4-905491-04-0
      本体価格1,900円(+税)

      株式会社ディーエスサービスにて販売しております。

      目 次

      はじめに

      第1章 三池照鳳、石川照勤と成田山感化院

      第2章 椎尾弁匡の「共生」思想と共生会

      第3章 戦後仏教社会福祉事業への取り組み

      第4章 「社会福祉事業実践に関するアンケート調査」からうかがえるもの

      第5章 社会福祉の動向と「仏教福祉実践」の新たな芽生え

      第6章 東日本大震災被災地支援における「仏教」が果たした役割と新たな動き

      おわりに
      本書のはじめにより

      「本書は、日本の社会福祉の歴史、特に近代以降の動向のなかから仏教者の福祉実践の足跡を見い出し、未来に向かって連綿と続く一つの「轍(わだち)」としてとらえようと試みたものである。いわゆる社会福祉の歴史をひもとくとき、洋の東西を問わず、その源流が宗教の存在なしに語ることができないという事実は、異論のないところであろう。......

      近代編にあたるのは、
      第一章 三池照鳳、石川照勤と成田山感化院
      第二章 椎尾弁匡の「共生(ともいき)」思想と共生会
      であり、明治・大正から昭和戦前期にかけて、仏教福祉実践に積極的な関わりのあった人物を中心に、施設や組織の設立にまつわる二つの事例を取り上げた。......
      本稿で取り上げる三池、石川、椎尾などは、まさにそれぞれが確固たる理念や思想を持って地域社会や宗派教団などを巻き込みつつ、先駆的な事業をけん引した人物と言えるのである。

      現代編にあたるのは、
      第三章 戦後仏教社会福祉事業への取り組み
      第四章 「社会福祉事業実践に関するアンケート調査」からうかがえるもの
      であり、戦後日本社会における仏教社会福祉事業の歩みと、そのなかで寺院や僧職者が仏教福祉をどのようにとらえているのかについて、融通念仏宗と時宗を事例として取り上げた。......
      そのような厳しい状況下にあっても仏教福祉実践は具体的な活動としても僧職者の意識としても途切れることなく、その命脈を保ってきたのである。

      未来編にあたるのは、
      第五章 社会福祉の動向と「仏教福祉実践」の新たな芽生え
      第六章 東日本大震災被災地支援における「仏教」が果たした役割と新たな動き
      であり、20世紀末~21世紀初頭における社会福祉の動向と、そのなかで新たに始められた「ひとさじの会」の活動や浄土宗青年会の志ある僧侶たちが展開する「米一升運動」を、仏教福祉実践の新たな芽生えとしてとらえ、その後の東日本大震災被災地支援における仏教の役割や課題との関連も含めて取り上げた。
      社会福祉は戦後50年を経てある種の制度疲労を起こしたため、「社会福祉基礎構造改革」を行って21世紀を迎えた。社会福祉の喫緊の課題の一つは、多様化するニーズや増大する社会的弱者に対して、新たな担い手を確保することである。実はこの担い手として地域の寺院や僧職者たちが「社会資源」として大いなる可能性を秘めている。そして、この可能性は、東日本大震災の被災地支援における仏教の役割や課題を通じて、さらに明確になってきているのである。......」

     

  • 2 (2012年11月刊行)

    米村美奈 『長谷川よし子の生涯――マハヤナ学園と共に』

  • 長谷川仏教文化研究所刊,253頁,2012年11月23日発売,ISBN 978-4-905491-03-3
    本体価格1,905円(+税)

    株式会社ディーエスサービスにて販売しております。

    目 次

    はじめに

    第1章 生い立ち

    第2章 仏教者として

    第3章 社会事業家としての出発

    第4章 マハヤナ学園の母として

    第5章 ブラジル開教と支援

    終 章 長谷川よし子像

    おわりに

    hasegawayoshiko

    長谷川よし子 (1907-1996)

      本書のはじめにより

      「本書は、淑徳大学を創立した学祖・長谷川良信先生の妻である長谷川よし子の生涯を取り上げたものである。 よし子は、学祖の思想である「感恩奉仕」を具現化した人である。それは、学祖が精力的に展開した教育・社会事業活動を常に支え続けた取り組み姿勢にも現れている。それだけではなく、主体的に取り組んだマハヤナ学園撫子園(なでしこえん)での活動、学祖が亡くなったあとの大乗淑徳学園の経営者、家族の母親などの側面にもはっきりと現れている。それは本文中に収録した、よし子を知る多くの人々の証言などからも確証される。
      ......世の中には太陽と月、天と地、春と秋のように陰陽の二極がある。二極は互いに支え合って成り立っている。よし子と良信もまた陰陽の二極のように、見事に支え合う関係であり、特にその役割分担が絶妙である。それでも、月よりも太陽に注目が集まるように、よし子よりも良信がいつも目立ってきた。本書の主役はあくまでもよし子である。「マハヤナ学園の母」と「長谷川家の母」の二つの母を身をもって示し続けたよし子の生涯を大きく五つに分け、......全体を貫くものとして「よし子の念仏信仰への信念」と「母として生きる姿」を点描してみたい。......」

     

  • 1 (2011年10月刊行)―

    長沼友兄 『近代日本の感化事業のさきがけ――高瀬真卿と東京感化院』

  • 長谷川仏教文化研究所刊,237頁,2011年10月1日発売,ISBN 978-4-905491-01-9
    本体価格1,905円(+税)

    株式会社ディーエスサービスにて販売しております。

    目 次

    はしがき

    第1章 感化院を設立するまでの高瀬真卿

    第2章 感化院の設立

    第3章 東京感化院28年間の軌跡

    第4章 東京感化院の特徴

    第5章 感化院譲渡とその後の高瀬真卿

    第6章 高瀬真卿の著作について

    あとがき

    takaseshinkei

    高瀬真卿 (たかせしんけい,1855-1924)

      本書のはしがきより

      「......高瀬は、彼の一生の中においてさまざまな分野で活躍してきた。ジャーナリスト・新聞発行者として、宮城県での自由民権運動の推進者として、政治小説・歴史談の著作者として、監獄教誨師として、感化院の運営者として、刀剣鑑定の識者などとして、多分野でその力を発揮した人物である。
      ところで、これまでの高瀬研究ではここに掲げた各分野の個々の側面のみを断片的に紹介しているものはあるが、彼の生涯を見わたした研究は皆無だったと言ってよい。そこで、本書では高瀬が生涯の中で最も長い時間と努力を費やした東京感化院の開設と運営実態とを明らかにすることを中心課題としつつ、他の分野での彼の行動も視野に入れて捉えることにつとめ、高瀬真卿の全体像を紹介しようとするものである。......」

     

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