2019年10月アーカイブ

10月17日(木) 18時から本年度第2回目の公開講座が開講されました。

今回は、東京大学大学院医学系研究科 真田 弘美教授 をお招きして、「ケアイノベーションーケアにおける技術革新―」についてご講演いただきました。
真田教授は、看護学と理学・工学とを融合させ、看護技術におけるイノベーションに取り組まれています。

今回のご講演では、そのケアイノベーションに関してのご紹介と臨床の現場にどのようにいかしていくかなどについてお話をいただきました。
看護学と異分野の融合から生まれるケアは正にイノベーションでした。
ご紹介していただいたものの一つに、「体圧を常時測定しながら最適な内圧に自動調整をしてくれるロボティックマットレス」がありました。
身体が思うように動かなくなったとき、多くの医療現場では、時間を決めて看護師などが患者さんの体位変換をして、患者さんの苦痛を軽減したり、床ずれ(褥瘡)を防いだりしています。現在でも、体圧を分散させるためのマットレスなどはありましたが、真田先生が開発された夢のロボスティックマットレスは、常時患者さんの体圧や睡眠状態を測定し、マットレスが自動で体圧を分散させるように動いてくれるものです。

このような新しい取り組みは、臨床で行われている看護にどのようなケアイノベーションをもたらすのか・・・拝聴していてとてもワクワクしてきました。
看護学と異分野を融合させることで、新しい看護の可能性がまた一つ広がりました。
人間がAI(ロボット)に使われるのではなく、ロボットを人間がどのように使うかを考えていくことが、看護の新たな可能性を広げていく一つの鍵となると感じました。 このような技術革新は、看護者のみならず患者さんにとっても様々な利益をもたらせてくれるものになるでしょう。
私たちが日々行っている看護も、「これがベスト」と奢ることなく、常によりよいものへとイノベーションしていく姿勢が大切であると感じました。

2020年6月

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