2014年8月アーカイブ

8月24日。4号館1階にあるスタジオで、はじまって以来最大の人数51名の学生を全国から迎えて、放送表現コース体験授業を行いました。父母の方も10名近くいらっしゃいましたから、スタジオ内は熱気ムンムン。いい雰囲気で、やる気が出ます。

今回は「読みの中では、その力が試されるナレーション」です。初めに「基本発声のおさらい」でおなじみの「アイウエオ、イウエオア、ウエオアイ・・・・・」規則正しく口の形を確認しながらの発声です。一通り終えて、さあいよいよナレーション原稿を読み出します。中身は「マラソンランナーの気持ち」をまとめた短い文章が連続して続く原稿です。ややもすると、読みがぶつ切りになってしまいます。文章・言葉・流れ・展開からどう推理・想像して物語を組み立てて読めるか。参考になるようにスクリーンには「マラソンシーンの映像」を映し出しました。原稿をもらったら、その流れ、意味を理解するために、「まず黙読」をすすめました。想像するのです。イメージ作りです。

51名の声がスタジオ内で交差します。思い切って力の限りに声を出している学生もいましたが、これはおススメ出来ません。「読むことは=聞いてくれる方のために読む」この構図を常に忘れてはいけません。自分が良ければ良いではないのです。

51名全員に録音スタジオで録音したかったのですが、時間の都合もありので代表者10名にやってもらいました。みんなの前でその声を再生し、一人一人に私からアドバイスを送りました。私のアドバイスは録音した10名の学生だけのものではありません。録音出来なかった41名の皆さんにも「役立つアドバイス」にもなります。初期の段階では、同じようなところで悩むものです。みんな真剣に聞いてくれました。

  

その10人の中で、私が褒めた学生が3~4人いました。彼らは、豊かな想像力と聞く人の気持ちをイメージしながら読んだからです。

終わってから数人に質問されました。「先生、私はサ行の発音がうまくないのですが、どうすればいいですか」「鏡を見ながら毎日発音練習を繰り返し、自分で録音し何度も聞いてチェックして下さい。練習を続けることが習得の早道です。すぐ効くクスリはないのです」と答えました。

入学して来たらまた皆さんと沢山読みましょう。読むことで気持ちがスカッとします。想像の翼を広げれば何にでもなれます!夏休み最後の体験授業に来てくれて、本当にありがとう!

 

(放送表現コース担当:松永二三男)

期末テストも終わり、いよいよ楽しい夏休みに入りました。

アルバイトに力を入れる学生さんも多いことでしょう。

今回は、研究室で行われる研究補助のアルバイトをレポートします。

 

三宅研究室では大量の資料を研究材料として保管していますが、今日はそのデジタルデータ化のお仕事。

持ち運びに不便な、大きな図書をスキャナーで読み込みます。

スキャナーに本をセットする係と、パソコンにデータを保存する係の二人で作業。

「いろいろ珍しい資料を見られて、良かったです」

 

あちらでは、以前の海外調査で撮影したスライドフィルムをスキャンしています。

デジタルデータにすることで、画像の劣化を防ぎ、授業などで活用しやすくします。

先生の部屋の本や資料は、学生さんにとっても宝の山。「中国の青海省にある遺跡や風景が楽しかったです」


もしかすると、アルバイトをしながら研究テーマが見つかるかも知れませんね。

共生を大学の理念としている本学では、学生のボランティア活動が盛んです。

大学は現在夏期休暇中ですが、学生の主体的な活動は、この休暇中も続いています。

 

舞台は東日本大震災で大きな被害のあった宮城県石巻市

歴史学科の女子学生Aさんが、この地で小・中学生を対象とした学習支援ボランティアの活動をしています。

 

以下は彼女からの現地リポート。

 

一日目は東日本大震災で被害の大きかった女川を経由して、雄勝の旅館へ向かいました。

 

女川では丘の上にある病院から海を見下ろしました。海岸近くでは倒れた建物がそのままありました。

震災のことを思うと辛いかもしれないけど、忘れてはいけない。だから建物を残しているのだろうと思いました。


旅館までの道筋、仮設住宅をいくつか見かけました。震災から三年たった今でも、自分の家に帰ることができない人たちが、まだまだいるという事実をテレビの中のこととしてではなく、本当に実感しました。

事前学習として見た女川支所跡地にも行きました。今、そこはプレハブが建っていてカフェやちょっとした買い物ができるような建物になっていました。

テレビで報道されることが少なくなってきているけど、現地の人たちは再建に向けて工事を進めているようでした。


旅館についてからは散歩をして灯台に行きました。灯台で偶然であった地元の海が襲ってきたときの光景を語ってくれました。雄勝の人たちはとても優しくて暖かみに溢れていました

 

二日目

学習支援一日目は午前中に小学生、午後に中学生を教えました。

人数が少なく、マンツーマンのような形でした。

 

小学生は、一時間勉強してその後ドッチボールをして遊びました。

小学生のパワフルさに驚きました。

 

中学生は各教科ごとに分かれそれぞれ教えました。私は社会を担当しました。

答えを教えるのは簡単だけど、答えを教えず答えがだせるように教えることの難しさを体験できました。初日で要領がつかめず苦戦しました。

 

まだ、あと3日あるので親交を深めつつ頑張りたいと思います。

 

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将来は教員を志望している彼女がこの夏、大きく成長してくれること、そして震災からの1日も早い復興を強く願っています。

 

 

 

7月27日(日)、猛暑のなか、第三回オープンキャンパスが開かれました。「編集表現」コースの模擬授業のテーマは、「ファッション誌の街角スナップの魅力を探る」。

 

 読者代表が登場して、自らのファッションを披露する街角スナップは、ファッション誌の定番企画です。雑誌や放送といったメディアでも、また商品・サービスでも「定番」となるには理由があります。多くの人の変わらぬニーズに応えているのです。

 

では、「変わらないニーズ」とは何でしょう? どのように読者ニーズに応えているのでしょうか。そうした編集の基本のキを、ファッション誌の定番企画から学ぼうというのが、今回の授業の目的です。

 

 テキストとしたのは、20歳前後の女性向けファッション誌『SEDA』、40代の高所得層の主婦向けファッション誌『STORY』、20代男性向けファッション誌『メンズnonno』の三誌です。ひと口に読者の街角スナップといっても、読者ターゲットによって撮影場所が異なります。『SEDA』は札幌、仙台、新潟、福岡と地方都市含めて8都市で撮影。『STORY』は東京の先端スポット「東京ミッドタウン」に集まる人を紹介、『メンズnonno』はロンドン、NY、米西海岸、東京のワールドツアー…と、特徴が表れています。

  

 

 また「定番」企画だからこそ、読者を飽きさせないように、編集者はあの手この手で工夫を凝らします。「造語」で新しい切り口を提示したり、グループ分けしてネーミングしたり、都市別に「キャラ」設定をしたり…。編集のいろいろな技に初めて触れた高校生は、「雑誌の特集を見る目が変わりました」と驚いた様子でした。

 

 

 最後に、受講生もファッション・インタビューに挑戦。まずはインタビュアーになったつもりで、質問項目を考えました。次に、紙面に登場する読者モデルのファッションを生き生きと伝えるために、キャッチコピーに頭をひねりました。

 

例えば『SEDA』の場合、20代の女子の心を捉える言葉をどう編むか? 花柄ワンピースに白いスニーカーを合わせる女子大生を紹介するなら「フェミニンなスタイルを足もとではずした上級コーデ」といった具合です。「キャッチひとつつけるにも、コピーセンスを磨かなくてはいけないとわかった」という参加者。ファッション雑誌の記者ミニ体験となりました。

(編集表現コース教授/野村浩子)

 

 

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この夏のオープンキャンパスは、いよいよ次回で最終回です。

 

編集表現コースの体験授業(11:20~) のテーマは・・・

 

●8月24日(日) 「連想ゲーム」で企画力をつける

 

気軽に参加できるワークショップ形式で行いますので、ふるってご参加ください!

 

詳細は https://www.shukutoku.ac.jp/opencampus/tokyo/info/4tokyo20140824.html

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