香港での研究発表

 歴史学科の三宅です。3月に香港中文大学で、研究発表を行ってきました。今回の発表は香港中文大学中国文化研究所中国考古芸術研究中心の鄧聡先生にご招待いただきました。鄧先生とは大変に古いつきあいで、私が大学3年生だった1988年に香港ランタオ島東湾遺跡での発掘に参加して以来、25年以上もお世話になっています。

 香港中文大学は学生数2万人を超える大きな大学で、香港の新界にあります。山一つが全部大学で、学内をバスが循環しているというスケールの大きさ。今回の発表は中国考古芸術研究中心と歴史系との合同開催でした。私は東アジアから出土する銭貨を手がかりに、中近世の地域を越えた貨幣の動きを解明することを試みました。発表は中国語の普通語(北京語)だったので、内容がうまく伝えられたか心許ないのですが、発表後は活発な議論が見られ、私も勉強させていただきました。

 発表が済んでほっと一息。香港島にある有名な飲茶のお店「陸羽茶室」で、香り豊かな鉄観音茶とたくさんの点心に舌鼓を打ちました。次回は学生の皆さんと、香港のフィールドワークや中文大学の見学に行けたらなあ、と思いました。