被災地支援ボランティア1(仙台での資料レスキュー)

こんにちは、淑徳大学人文学部歴史学科二年の渡邊潮美です。

今回私は、遠藤ゆり子先生と一年生の女子3人とともに宮城県仙台市、石巻市にボランティア活動をしに行きました。二日かけて行なったボランティアですが、一日・二日目と分けてお伝えしようと思います!

 まず一日目。私たちは東北大学にある災害国際科学研究所を訪ねました。そこで行なったのは「資料レスキュー」のお手伝いでした。「資料レスキュー」とは、災害によって状態が悪化してしまった資料や地域の方に依頼された資料の洗浄や整理、保管のことです。

そして今回私たちは東北大学の天野先生のご指導の下、襖の下張を剥がす作業を行いました。通常、襖の主原料は紙です。その襖に利用される「紙」が、実は古文書であることが多いそうです!(東北大学天野先生談)古文書、と言っても、現代でいう落書きであったり、使用したあとの過去の家計簿だったり、と重要な記録でないものが多々…。しかしそれも貴重な資料の一つ。どのようにして古文書が張り付けられていたか、何層に重ねられていたか、など丁寧に記録しつつ、一枚一枚手作業で剥がしていきました。しかし時が経ちすぎているため、なかなか剥がれず苦労するものばかりでした。地域のボランティアの方でその作業を経験した方もおり、私たちの苦戦している様子を見ると、自分の時も手こずったね、と苦笑いしていらっしゃいました。

一日かけて行なったこの作業は、結局最後の層まで剥がすことができなかったものの、資料がどのように整理されているのかを実際に体験できる素晴らしい機会でした。また、地域のボランティアの方々の作業している姿や天野先生のお話を聞き、資料を整理、保管するためにもたくさんの工夫がなされていることを知りました。資料に携わる人々の精神を、これから資料を利用していく身として忘れずにいたいです。

そして次回は、二日目に訪れた石巻市での体験をお話ししようと思います!