子ども記者と「インタビュー&iPadプレゼン」に挑戦!




こんにちは、表現学科 2年の須藤です。

大学の後期授業は来週から始まりますが、今回はこの夏休みに参加したインターンシップについてレポートします。

 

表現学科の杉原麻美先生と民間学童キンダリーインターナショナルさんが主催の「『働く』の教室 」というワークショップの企画・運営スタッフを経験させていただくというものでした。このワークショップでは小学生が記者となってお父さん・お母さんへ仕事についてのインタビューを行い、その取材内容をもとにiPadで発表資料を作成します。この一連のプロセスで私たち学生は取材や資料作成のサポートをし、子どもたちと「働く」ことの意義について改めて考えていきます。

 

~ネットを使って顔合わせ!~

ワークショップの開催に先立ちWeb会議システム「zoom」を利用して、キンダリーインターナショナルさんと参加者で顔合わせをしました。初めて経験することには、いつも戸惑いがつきものです。私はこの日初めてWeb会議を経験しました。映像は出るのに音は出ないというトラブルに見舞われながらも、なんとか参加に成功。自己紹介と当日の説明の後、「意図合わせ」を行いました。「意図合わせ」とは、自分の持っているビジョンを明確にするためのもので、キンダリーインターナショナルさんではさまざまな機会に行われているそうです。

「自分が最高の状態の時、それは何のようか?」
「最高の状態で学びの場を作るとき、それは何のようか?」

漠然としたお題のように感じますが、これはクリーンランゲージという手法(聞き手が話し手の話を汚染しない問いかけ)だそうです。今回はそれを各自が絵にすることで、どのように子どもたちと接していくか、どのような気持ちで挑みたいかなど、ビジョンを明確にしていきます。これも初めての体験で緊張しながら私も絵を描きました。頭の中にあるものを絵として落とし込むのは、とても難しいことだと感じました。


 ~今日のゴールをイメージしよう~

当日の朝。普段の登校よりも早い電車に乗りました。当然インターンシップに遅刻は厳禁です。無事に勝どきにある現地に到着。他の参加者も続々と集まり、集合時間10分前には全員がそろいました。

会場では、ミーティングと二度目の意図合わせが行われました。初めての時より自分の持っているビジョンを明確に表せました。意図合わせで生まれたビジョンと、その後の自分の行動を照らし合わせることで、自分がどう行動すればよいのかが見えてきます。「ビジョンを基に、実際に自分の在り方を想像していく。」配布されたプリントに書かれていた言葉が胸に響きました。

 

 ~子ども記者と一緒にインタビュー開始!~


ミーティングが終わると子どもたちがやって来ました。お互いに自己紹介をし、ガイダンスを終えると、インタビューの準備が始まります。取材シートをもとに、お父さん・お母さんにどんな質問をするかを学生と一緒に考える作戦会議です。初めは人見知りをしていた子もいましたが、話していくうちにだんだん打ち解けていきました。笑顔を見せてくれると、こちらも嬉しくなってきます。



インタビューが始まりました。子どもたちも真剣です。お父さん・お母さんと名刺交換もして取材という形になると、やはり緊張するようです。取材をして初めて親の仕事を具体的に知ったという子もいました。考えてみれば、私も父の仕事をハッキリとは説明できません。知っているようで知らない、という事も多いのかもしれません。 


~iPadでプレゼン資料作り!~



インタビューの後は、iPadのkeynoteというアプリを使ってプレゼンテーションの資料作りです。写真の貼り方やアニメーションの付け方など簡単な操作を説明すると、子どもたちはあっという間に覚えてしまいました。「背景をカラフルにしたい!」と自分で工夫する子も多かったです。子どもたちの柔軟な想像力と吸収力は見習いたいものです。

~いよいよプレゼンテーション!~

プレゼンテーションの時間になると、子供たちはiPadを使って各自工夫を凝らした資料をもとに、みんなが見守る中で発表しました。その最後のページでは、ほとんどの子がお父さん・お母さんに対し、「いつもありがとう。これからも頑張ってね」とメッセージを付けていました。インタビューを通じて仕事を知り、その苦労や働く上での信念に触れたことで、親子の交流も深まったのだと思います。

 

そして、子どもたちの発表が終わったら、今度は私たちの番!

・・・というのは、私たち学生は取材や資料作成の様子をこっそり撮影し、iPadで映画風のショート・ムービーを編集していたのです。子どもたちは思わぬサプライズに驚きながらも、喜んでくれました。

 

 今回のインターンシップに参加して、子どもたちと接する中で、「働く」とは何なのか を考えるきっかけが生まれました。身近な人の仕事も、掘り下げて行けば自分の知らなかったことが見えてきそうです。「新しいことを知る」ということは、ただ知識が付くというだけではなく、自分が今まで知らなかった世界が広がるきっかけにもなるのだと思います。また、意図合わせなど、日常でも使えそうな発見もありました。短い時間でしたが、様々なことが学べる濃密なインターンシップとなりました!

(表現学科 2年 須藤)

(キンダリーインターナショナルのHP) http://kindery.net/