歴史学科 新宿フィールドワークⅠ

歴史学科2年の岡村七海子です。私たちは歴史調査実習の授業で、「四谷怪談」に縁ある場所として、9月20、27日に新宿歴史博物館、於岩稲荷、四谷須賀神社、熊野神社、淀橋にフィールドワークに行きました。

その中でも新宿歴史博物館、於岩稲荷、熊野神社について班員に体験記を書いてもらいました。

9月20日

 歴史学科2年の佐藤陽太郎です。

 私は森田教授のレジュメを参考に、内藤新宿についてまとめました。

 関東は徳川家康が江戸入り後、日本政治のアクターとなります。しかし新宿の地は内藤新宿が開設前まで荒地でした。

家康側近の内藤清成が関東入国時に拝領したことから後に内藤新宿となりました。

 古代において関東は「関所の東」という意味でつまり田舎です。関西出身の友人は今でも「関東どこそれ?東夷!」といつも言ってきますが笑。

閑話休題。いずれにせよ現在では想像ができませんよね。

 幕府は元禄11年6月5600両(現在価値に換算⇒約5億円越え)の上納を条件に開設を許可しますが、実際に治められたのは4464両でした笑。

よく踏み倒せたと思います。なぜならあの荻原重秀の絶頂期なので。同時に悪名高い「生類憐みの令」の将軍綱吉の治世です。

 開設理由としては上・下高井戸宿と日本橋間を結ぶためと考えられます。開設後は交通の要所として栄えますがそれ以上に遊郭の場として発展します。

気になる方はお調べください。ここでは大人の理由で省略します。

その後は、火災や時の政権の経済政策(荻原・積極財政→吉宗・緊縮財政→田沼・積極財政→水野・消極財政)により廃止や復活を繰り返します。

 盛り沢山の内藤新宿ですが新宿歴史博物館では旧石器時代から新宿を体験できると思います。

 

歴史学科2年の小山楓です。私は新宿歴史博物館について書きたいと思います。

新宿歴史博物館では、新宿の地下から発掘された旧石器時代の物から戦後、平成への移り変わりがわかる展示がされています。

それらの展示は遺物やパネルでの紹介があるだけでなく、当時の人達の暮らしを再現した住宅もありました。

この住宅は写真の撮影が許可されていて記念写真を撮ることもできます。

また、音声での説明や、当時の映像資料とともにわかりやすい説明があり、昔の新宿を知ることができるようになっています。

私のおすすめの展示は、「キネマの楽しみ」というものです。

大正から昭和にかけての映画についての展示なのですが、当時の映画も少し観ることができるので、新宿歴史博物館に行かれた際は、ぜひ鑑賞してみてください!

 

歴史学科2年の岩瀬です。私がお話するのは、新宿区にある於岩稲荷田宮神社です。

『東海道四谷怪談』に登場する「お岩様」を祀る神社として有名ですが、現在でも多くの参拝客が駆け寄っています。

向かいには陽運寺というお寺があるのですが、こちらもお岩様と縁のあるお寺です!

というのも、このお寺の境内には、お岩様の祠があったとされる秦山木があり、お岩様の立像も奉祀されています!厄除けやご縁事などに通ずることもあり、こちらも参拝する方が多くいます。

新宿区という大都会に、細い路地の裏にひっそり佇む2つの寺社は、いつも見るものとはまた違った雰囲気を味わうことが出来ます。

 

9月27日

歴史学科2年の泉海斗です。私は新宿の熊野神社について書きたいと思います。

今回神社では正式参拝ということで、スーツを着ての参拝となりました。

正式参拝は、テレビや写真でしか見た事がなかった上に、話でしか聞いた事がなかった御神酒を実際に飲ませて頂くなど、貴重な体験が多くできました。

さて、熊野神社は都内でも緑が多く残る神社ではありますが、この地には十二社池と呼ばれていた池がありました。

この池は1600年代に近隣の農業用水のための溜池として作られ、滝があることもあり江戸の景勝地として栄えました。大池と小池の2つがあり、どちらも戦中までに埋め立てられてしまいましたが、十二社池の名前のみが現在も地名として残っています。

このように、かつてその土地にあったものが地名として残っている例はたくさんあります。興味があったら、探してみてはいかがでしょうか?

 

歴史学科2年の久保池晋吾です。泉さんに引き続き熊野神社を紹介したいと思います。

私たちは正式参拝後、熊野神社の文化財について教えていただきました。境内には多くの新宿区指定有形文化財があります。

その中の1つ「七人役者図絵馬」は江戸中期に活躍した一筆斎文調によって描かれました。

この絵馬には、江戸時代の市村座で人気を博した七人の歌舞伎役者と十二支の動物が描かれています。

また、縦136㎝、横180㎝と大きく、現物が飾られているので歴史を感じることができます。

熊野神社は全国各地にありますが、どれも社紋に八咫烏が描かれています。

八咫烏といえば、サッカー日本代表のシンボルと思い浮かべる人が多いでしょう。

そのため、多くのサッカー関係者が参拝に来ます。その中の1人、元女子サッカー日本代表の澤穂希選手は新宿の熊野神社に来ていました。

2011年の女子サッカーW杯で日本出国前にここで参拝し、そして見事に優勝しました。その後、大事な試合の前に参拝するようになったそうです。

勝負事がある時、戦勝祈願で参拝してはいかがでしょうか。

 

 いかがでしたでしょうか。気になった場所があれば、少し調べてから行くと、一段階違う視点で楽しめるかもしれませんね。今

回のフィールドワーク先は、最寄り駅からアクセスしやすいので、ぜひ訪れてみてください!