歴史学科の最近のブログ記事

歴史学科2年の岡村七海子です。私たちは歴史調査実習の授業で、「四谷怪談」に縁ある場所として、9月20、27日に新宿歴史博物館、於岩稲荷、四谷須賀神社、熊野神社、淀橋にフィールドワークに行きました。

その中でも新宿歴史博物館、於岩稲荷、熊野神社について班員に体験記を書いてもらいました。

9月20日

 歴史学科2年の佐藤陽太郎です。

 私は森田教授のレジュメを参考に、内藤新宿についてまとめました。

 関東は徳川家康が江戸入り後、日本政治のアクターとなります。しかし新宿の地は内藤新宿が開設前まで荒地でした。

家康側近の内藤清成が関東入国時に拝領したことから後に内藤新宿となりました。

 古代において関東は「関所の東」という意味でつまり田舎です。関西出身の友人は今でも「関東どこそれ?東夷!」といつも言ってきますが笑。

閑話休題。いずれにせよ現在では想像ができませんよね。

 幕府は元禄11年6月5600両(現在価値に換算⇒約5億円越え)の上納を条件に開設を許可しますが、実際に治められたのは4464両でした笑。

よく踏み倒せたと思います。なぜならあの荻原重秀の絶頂期なので。同時に悪名高い「生類憐みの令」の将軍綱吉の治世です。

 開設理由としては上・下高井戸宿と日本橋間を結ぶためと考えられます。開設後は交通の要所として栄えますがそれ以上に遊郭の場として発展します。

気になる方はお調べください。ここでは大人の理由で省略します。

その後は、火災や時の政権の経済政策(荻原・積極財政→吉宗・緊縮財政→田沼・積極財政→水野・消極財政)により廃止や復活を繰り返します。

 盛り沢山の内藤新宿ですが新宿歴史博物館では旧石器時代から新宿を体験できると思います。

 

歴史学科2年の小山楓です。私は新宿歴史博物館について書きたいと思います。

新宿歴史博物館では、新宿の地下から発掘された旧石器時代の物から戦後、平成への移り変わりがわかる展示がされています。

それらの展示は遺物やパネルでの紹介があるだけでなく、当時の人達の暮らしを再現した住宅もありました。

この住宅は写真の撮影が許可されていて記念写真を撮ることもできます。

また、音声での説明や、当時の映像資料とともにわかりやすい説明があり、昔の新宿を知ることができるようになっています。

私のおすすめの展示は、「キネマの楽しみ」というものです。

大正から昭和にかけての映画についての展示なのですが、当時の映画も少し観ることができるので、新宿歴史博物館に行かれた際は、ぜひ鑑賞してみてください!

 

歴史学科2年の岩瀬です。私がお話するのは、新宿区にある於岩稲荷田宮神社です。

『東海道四谷怪談』に登場する「お岩様」を祀る神社として有名ですが、現在でも多くの参拝客が駆け寄っています。

向かいには陽運寺というお寺があるのですが、こちらもお岩様と縁のあるお寺です!

というのも、このお寺の境内には、お岩様の祠があったとされる秦山木があり、お岩様の立像も奉祀されています!厄除けやご縁事などに通ずることもあり、こちらも参拝する方が多くいます。

新宿区という大都会に、細い路地の裏にひっそり佇む2つの寺社は、いつも見るものとはまた違った雰囲気を味わうことが出来ます。

 

9月27日

歴史学科2年の泉海斗です。私は新宿の熊野神社について書きたいと思います。

今回神社では正式参拝ということで、スーツを着ての参拝となりました。

正式参拝は、テレビや写真でしか見た事がなかった上に、話でしか聞いた事がなかった御神酒を実際に飲ませて頂くなど、貴重な体験が多くできました。

さて、熊野神社は都内でも緑が多く残る神社ではありますが、この地には十二社池と呼ばれていた池がありました。

この池は1600年代に近隣の農業用水のための溜池として作られ、滝があることもあり江戸の景勝地として栄えました。大池と小池の2つがあり、どちらも戦中までに埋め立てられてしまいましたが、十二社池の名前のみが現在も地名として残っています。

このように、かつてその土地にあったものが地名として残っている例はたくさんあります。興味があったら、探してみてはいかがでしょうか?

 

歴史学科2年の久保池晋吾です。泉さんに引き続き熊野神社を紹介したいと思います。

私たちは正式参拝後、熊野神社の文化財について教えていただきました。境内には多くの新宿区指定有形文化財があります。

その中の1つ「七人役者図絵馬」は江戸中期に活躍した一筆斎文調によって描かれました。

この絵馬には、江戸時代の市村座で人気を博した七人の歌舞伎役者と十二支の動物が描かれています。

また、縦136㎝、横180㎝と大きく、現物が飾られているので歴史を感じることができます。

熊野神社は全国各地にありますが、どれも社紋に八咫烏が描かれています。

八咫烏といえば、サッカー日本代表のシンボルと思い浮かべる人が多いでしょう。

そのため、多くのサッカー関係者が参拝に来ます。その中の1人、元女子サッカー日本代表の澤穂希選手は新宿の熊野神社に来ていました。

2011年の女子サッカーW杯で日本出国前にここで参拝し、そして見事に優勝しました。その後、大事な試合の前に参拝するようになったそうです。

勝負事がある時、戦勝祈願で参拝してはいかがでしょうか。

 

 いかがでしたでしょうか。気になった場所があれば、少し調べてから行くと、一段階違う視点で楽しめるかもしれませんね。今

回のフィールドワーク先は、最寄り駅からアクセスしやすいので、ぜひ訪れてみてください!


 

みなさんこんにちは!

人文学部歴史学科3年の森田ゼミです。

私たちは、9月3日~5日にかけて滋賀、大阪、京都でゼミ合宿を行いました。

 

こんにちは。森田ゼミ3年の髙橋駿です。

初日は滋賀県大津市のホテルへ13時に現地集合し、その後大津駅から草津駅まで電車で草津駅からバスで約50分かけて滋賀県立琵琶湖博物館へ行きました。

琵琶湖博物館は400万年前から現在までの琵琶湖の歴史、琵琶湖と人々の歴史、琵琶湖に生息する生き物などの展示があり、琵琶湖について理解を深めることができました。

また、琵琶湖博物館では、「びわ博ナビ」という無料音声ガイドがあり、より琵琶湖博物館を楽しめるようになっていました。琵琶湖はとても広かったです。

 

こんにちは。ゼミ合宿2日目午前中のブログを担当します立石です。

森田ゼミ合宿の2日目午前中は、大阪城と大阪歴史博物館の二か所に行ってきました。

大阪城では、城の内部に豊臣秀吉や大阪の陣などの展示がされています。さすが有名観光名所、外国からの観光客などたくさんの人で賑わっていました。

天気が良かったので、展望台から見える大阪の街は絶景でした。

大阪歴史博物館も見学したのですが、時間の関係であまり見ることができませんでした。

しかし、森田先生一押しの展示である、難波宮の再現映像と映像が終わると現在の難波宮跡を見ることができるのがすごいと感じました。

文章であまり表現できないですが、あれは見て損はないと思います。どんなものなのか気になった人は、見に行ってみてはいかがでしょうか。

 

こんにちは。人文学部歴史学科3年森田ゼミの河野零です。

2日目の午後、私たちは大阪府堺市堺区の大仙古墳に訪れました。

大仙古墳は日本最大の前方後円墳で、世界遺産に登録された、百舌鳥・古市古墳群の一部となっています。

前方後円墳と呼ばれる丸い円墳と四角い方墳を組み合わせた形になっています。

仁徳天皇の陵墓とされ、現在は宮内庁が管理しています。

 

私たちが大仙古墳に訪れた際にも宮内庁の人と思われる人を数人見かけました。

しかし、以前は管理がゆるかったらしくよく堀で釣りをしていたとガイドの方が説明してくれました。

大仙古墳は全長が約486メートルと非常に大きく地上から見ると山か森にしか見えないほどでした。

古代の人々がこれだけ大規模な古墳を造れたことに驚きながら古代の日本に思いをはせました。

 

大仙古墳を見たあとは、堺市博物館に行きました。堺市博物館では堺市の歴史を学ぶことができます。

古墳の造営が栄えた古代から貿易や産業が栄えた中世、近世・近代まで見ることができます。とくに堺鉄砲の展示が非常に見ごたえがありました。

 

夕食はみんなで大阪駅付近で牛カツを食べました。自分は生まれてはじめて牛カツを食べましたがとてもおいしくて驚きました。

こうしてゼミ合宿2日目は無事終了しました。

 

こんにちは、3日目を担当するトゥキーこと鴇田晴哉です。

3日目の午前中は二条城へ行きました。

 

チケットを購入して案内版に従って歩いていくと豪華絢爛!重要文化財の唐門が目の前に!やっぱり昔の人達はセンスがイイですよね。

門のデザインといい、どの部分に装飾を施せばいいのか分かってらっしゃる。

 

僕だったらもし建築の基本や技術を知っていたとしても、構成図を考えるだけで一向に作業が進みません。

 

次に国宝二の丸御殿に入場。力強い虎や松にとまった鷹などの描かれた黄金の襖に圧倒されながら廊下を歩いていると、足下から鳥の鳴き声が…..。

実はこの廊下、うぐいす張りといって歩くと人の重みで床がきしんで音が出るしくみになっていることから、誰かが廊下を歩くと音でわかってしまうのです。

 

最後は、私田中朋也が締めさせていただきます。

私たちは、午前中に二条城を見学し終わると、地下鉄に乗り京都駅へ向かいました。

 

伊勢丹で各自、昼食を食べ、集合し、伏見稲荷大社に向かうために電車で稲荷駅に向かいました。

駅に着きを出ると、大きな鳥居がありました。大きな鳥居をくぐり、手水舎で手を洗い、楼門をくぐり、本殿にて各自でお参りしました。その後、千本鳥居をくぐり奥社奉拝所に行きました。

 

それから、裏表参道商店街を経由して、京都駅に戻り解散しました。

 

私の感想として、2つあります。

1つ目は、京都では外国人や観光客などが多く、今もなお日本の文化を発信していると考察しました。

 

2つ目は、私なりのゼミ合宿の総括として、今回は時間の都合上などで行けなかった場所などが多々ありましたが、実際に見て感じることにより多くことを学べただけなく、ゼミのチームワークなども深められたゼミ合宿でした。


 

歴史学科では、将来教職を目指す学生が、教職サークルを立ち上げ、日々奮闘しています。

後学期からは6期生が入塾しました。以下は、初めて授業をすることとなった1年次生のレポートです。

 

はじめまして!歴史学科1年渡辺里菜です。

 

私は1029日に、教職サークルの師道塾ではじめての模擬授業を行いました。

 

内容は〈鎖国政策〉について。

模擬授業をするのは初めての経験です。


何もわからないまま、1ヶ月ほど前に板書案、プリント案を自分1人で作成してみました。

それを師道塾の先輩に見せてアドバイスをもらい、改善するということを繰り返しました。


その間に、同級生の前で模擬授業の練習を2.3回行いました。

そして、発表の2週間ほど前には、板書案とプリント案を作成(それぞれ3回ずつ直しました)。

何人かの先輩の前で練習をするなどして授業を作っていきました。



 

板書内容、授業で話したいことを頭に入れて本番の模擬授業をしました。


相当な時間と労力を使い事前準備をしましたが、いざ模擬授業をすると、思い通りにいきません。

自分の中では100点満点中10点もつけられないような授業でした。


用意していた発問を2問も飛ばし、教室を広く使えず、早口で話してしまいました。

大勢の人の目の前に立ち授業をすることが、こんなにも難しいのかと改めて思いました。




反省点が目立つ授業ではありましたが、その反面、笑顔で授業を進行できたことや黒板に字を書く速さなど、良い面にも気がつくことができました。

そして、改めて教師になりたいと強く思いました。

 

自分では納得がいかない初めての模擬授業でしたが、師道塾で学び必ず「面白くて分かりやすい授業」を展開できる教師になりたいです。

 

指導してくださった先輩方、田中先生 ありがとうございました!!!

みなさんこんにちは!

歴史学科田中ゼミの3年ゼミ長・牛山恵莉です。


私たち田中ゼミは830日から93日の45日で石川県を訪れました。

 

石川県といえばまず金沢!と言いたいところですが、私たちゼミ生はまず4日間を石川県の能登半島、輪島市にある曹洞宗大本山總持寺祖院にて過ごしました。


總持寺祖院では、古文書の読解や整理を田中先生や淑徳大学客員教授の圭室文雄先生、また様々な大学の先生方や、地元の方が行なっており、その調査に加わりました。


1日目は先生にたくさん質問をしながらそれぞれ古文書を読みました。

大学でも古文書を読む講義や勉強会に参加しましたが、本物の古文書は読むことがとても難しく、虫損(虫食いでボロボロ!)で封筒から出すのもドキドキしました


 


2日目と3日目の午前は封筒に入った古文書を分類ごとに分けた後、年代順で並べました。

広い畳の部屋での作業は大変でしたが楽しかったです!

 

そして3日目の午後と4日目の午前中には古文書の目録を書きました。

ひたすらえんぴつを持ち、書き続けることに。腱鞘炎手前です。




お寺では3泊の宿泊でした。とても綺麗な建物で、夜は近くの温泉へ。

お寺でのご飯は朝ごはんがおかゆだったり、お肉の代わりにお麩だったりと、かなりヘルシーな食事をしました。

 

普段経験することができない古文書調査に少しでも関わることができ、良い経験になりました。

来年のゼミ生も頑張ってくださいね!(早寝早起き、規則正しい食生活でとっても健康的です)


 


そして4日目の午後から金沢へ!

金沢に到着後、ゼミのみんなでご飯に行きました!

ちょっとお店はイマイチでしたが、久しぶりにゼミのメンバーと田中先生で飲みました!


 


最終日はそれぞれ金沢観光を楽しみました!




私たち女子3人組は金沢城兼六園ひがし茶屋街近江町市場金沢駅と短時間で名所をせわしなく巡りました!


兼六園は豊かな緑と大きな池の風景がとても素敵でした。

お昼には近江町市場でお寿司を食べました。のどぐろおススメです…!

 

普段経験できない古文書整理や、初めての金沢観光ができ、とても楽しい5日間でした!

みなさんもぜひ、石川を訪れてみてください!

總持寺祖院に皆様には、感謝の気持ちで一杯です。

ありがとうございました。

前学期開設科目の人間理解講座(思想・民俗・宗教)[担当:村松弘一]では、講義と並行して、大学生向けの「アジア海外研修旅行」の企画を立案するというグループワークをおこないました。7月29日の授業最終回には、ブースに分かれて、研修旅行のプレゼンテーションをおこない、ルーブリックに基づく評価表で相互評価をしました。今回は特別に学生相互だけではなく、旅行業者のプロに評価・講評をいただく機会を設けることにしました。中国のみならず中央アジア・東南アジアなどの企画旅行を広く実施されている日中平和観光株式会社の今井絵美さんにお越しいただきました。今井さんは、かつて、授業担当者の村松と一緒にアジアへの海外研修プログラムを企画・実施し、6年間で約300名の学生を海外に派遣した、まさに「同志」です。

 表現学科・歴史学科の70名の学生が全12チームにわかれ、東アジア(中国・韓国・モンゴル)、東南アジア、南アジア(インド・ネパール)、西アジア、エジプトの各地を訪問する海外研修を企画しました。プログラムには日本国内での事前研修・事後研修も含めるように企画し、プレゼンの前には実際に関連する博物館やレストランに行ってもらいました。

 

 学生の相互評価の結果は以下の通りでした。単なる海外旅行ではなく、大学生のための海外研修という観点から、しっかりと計画を立て、行きたくなるようなプレゼンテーションをしたチームが上位に入りました。

1位 大東亜チーム(歴史学科)「西アジア古代都市研修旅行(イラン・イラク・シリア・イスラエル)」

2位 チーム夢庵(表現学科)   「東南アジア研修旅行(インドネシア・シンガポール・ヴェトナム)」

3位 チーム天然水(表現学科)「シルクロード海外研修(中国西部・モンゴル)」

 

 その後、特別審査員の今井さんの講評があり、行ったことのない海外での旅行計画を立て、さらに研修内容を充実させようと考えることは大変だったと思いますが、みなさん、よく考えていました。いろいろ組み込みすぎて、旅費はかなり高くなってしまったので、そこは旅行商品として販売する場合はもっと考えなければいけない、などのご意見をいただきました。また、プレゼンテーションをした学生のなかには、是非、旅行業界に入って活躍して欲しいなと思う人もいたとのことです。学生達にとっては社会人と接する貴重な機会になったと思います。もしかしたら、将来、今回学生達が企画した研修旅行が実際に日中平和観光の商品になっているかもしれません。

淑徳大学では、人文学部での学びが、将来、社会に生きる学生たちのために活かされればと思いながら、効果的なカリキュラムを考え続けています。

  熱弁を振るう大東亜チームの横田君

みんな一生懸命発表に聞き入っている

説明する方波海君(大東亜チーム)

楽しくプレゼンを聞く

今井さんのご講評

 

文責:村松弘一

歴史学科2019年度前期の導入科目「歴史学入門」(担当:村松弘一)では、歴史学の方法や史料を紹介する講義(座学)と並行して「歴史」を自ら学び、考えることを目標に、2週間に一度「歴史エッセー」を提出してもらったり、グループで「歴史パンフレット」を作成してもらったするアクティブラーニングを通じて、楽しみながら「歴史学」を学びました。


歴史エッセーは自分の身の回りのモノや事象を題材にその歴史と現在を自由に書いてみるという課題です。学生のみなさんは前期中に5つの作品を提出し、614日には相互に作品を評価し、「歴史エッセー大賞」を決定しました。第一回の昨年は岩瀬君(現2年生)が「ペット飲料の歴史」で大賞を獲得しました。第二回の本年度は以下の6名が予選を勝ち抜き、ファイナリストに残りました。

吉原葵さん  「フグの歴史」

宮山朱理さん 「ピアノの歴史」

間宮直樹さん 「罠の歴史」

平子健士郎さん「浅間義雄という人物」

近藤江李子さん「付箋の歴史について」

奥雲拓徳さん 「ペットボトルの歴史」

各3分ずつ作品を紹介して、ルーブリックに基づく評価表で60人全員が投票しました。投票の結果、吉原葵さんの「フグの歴史」が大賞を獲得しました。中国の『山海経』から日本の縄文時代、平安時代の事例、豊臣秀吉の「河豚食禁止令」、そして明治時代の伊藤博文とフグ食解禁までをまとめ、「現代の私たちがフグを安心して食べることができるのは先人たちのチャレンジ精神というものがあった」のだとまとめています。フグの毒をめぐる人々の歴史をわかりやすく書いたエッセーはみんなの心に残ったことでしょう。

「歴史」を学ぶということは、「人間の生き方」を楽しむこと、歴史エッセーを書くことで学生のみなさんはそんなふうに考えてくれたのではないかと思います。

 <予選のようす>

 <ファイナル 優勝した吉原さんの発表>


「歴史学入門」の後半はグループワークによる「東武東上線沿線歴史パンフレット」の作成をしました。池袋から成増まで10駅のグループに分けて、各駅周辺の史蹟や遺跡・建物、さらには商店街の歴史や老舗の食堂・甘味処を紹介するパンフレットを作りました。淑徳生がいつも乗っている東武東上線を「歴史学」の視点から情報発信する方法を身に付ける。古い写真と今の風景の比較やお店の方のインタビュー(オーラルヒストリー)といった、文献史料だけでなく、複数の歴史情報を収集し、まとめるトレーニングです。726日にはプレゼンテーション大会をおこない、ルーブリックに基づく評価表で相互評価をしました。その結果、「ときわ台駅」グループ(柳沢颯人・山下怜司・吉原葵・渡邊魁崇・渡辺里菜・秋葉大和)がみごと優勝しました。この企画は二年目で、昨年よりもさらによいものができたと思います。ただ、まだまだ「ホンモノ」のパンフレットにはなっていません。もっとバージョンアップして東上線とのコラボレーションができたら、「歴史学」で学んだことを社会に活かす経験になるだろうなと思っています。


後学期も歴史学科一年生の学びは続きます。


東上線歴史パンフレットで優勝した「ときわ台チーム」のパンフレット




七月五日に板橋区立公文書館でのフィールドワークがありました。

公文書とは区役所で色々な仕事を行った際に作成された書類のことで、決められた期限大切に保存され、保存しておかなければならない期間が終了すると、役目を終えた公文書は捨てられますがこの中で板橋区がどんな事業をしたのか、区民の皆さんの暮らしにどのように関わったのかを明らかにする公文書については、区民全体の財産として永久に保存されます。

板橋区立公文書館は、こうした歴史的価値のある公文書と、公文書以外に統計・報告書などの行政資料、板橋区史編さん課程で収集した資料(複写物)、写真、地図などを保存・公開している施設です。

 

今回の見学を通じて、現物を保存し、その現物を参照することで未来の行政活動に役立てることができるという、公文書が現在まで残される必要性について学べました。

通常、史料と思われていないものでもいかに史料として活用できるのか、歴史を学んでいく上で必要とされる新たな知識を身につけられたので良かったです。

みなさんこんにちは!

人文学部歴史学科3年遠藤ゼミの髙木宏泰です。

私たちは4月26日に足立区立郷土博物館へフィールドワークに行ってきました。郷土博物館は第1展示室、第2展示室、2階ギャラリー、子どもホール、図書室、展示舞台•屋外展示、東淵江庭園•臨渕亭、企画展があり、今回は最初に個人個人で自由に見学した後で学芸員の方に企画展を解説していただきました。

その日の企画展では「戦国足立の三国志−宮城氏•舎人氏•武蔵千葉氏−」という企画展が開かれており、足立区に存在した三氏の成立過程や足立区周辺で起こった合戦、北条氏が滅んだ後の三氏などについての古文書が展示されていました。

展示されている古文書はパネルに貼付けてつくられたものと本物があり、パネルに貼付けている資料は「今回の展示でとても重要なものらしいですが借りるための条件が厳しすぎて借りる事ができなかった」と学芸員の方は何度か残念そうに話していました。

また、解説の際、展示をする時に工夫した点についても教えていただけました。学芸員過程を履修している人にはとても良い勉強になったと思います。

今回の企画展は武将達がイラスト化されており人気投票も開催されていました。そして、このイラスト化された武将達けっこうみなさんかっこよかったです。遠藤ゼミのメンバーの中でもどの武将がかっこいいか話しましたが意見は分かれてしまいました。

企画展を解説していただいた後は外の東淵江庭園•臨渕亭を散策して解散となりました。

とても充実したフィールドワークでした。

ぜひみなさんも足立区立郷土博物館へ行ってみてください。

最近は、雨ばかりで気が滅入りそうな日々が続いておりますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。歴史学科4年の福本です。

今回、博物館の授業をとっている歴史学科4年生は、博物館実習の授業で学生自身が考えた博物館展示を紹介しました。私のグループでは、「ハニワンド―ゆるキャラの起源―」というタイトルで、埴輪とゆるキャラを結びつけながら埴輪の真の姿を探求する展示を発表しました。

結果として、埴輪とゆるキャラとをあまり結び付けられず、発表は中途半端なものになってしまいました。

心境としては、グループのみんなが、良い題材を見つけて深化してくれたのに、完成できず非常に悔しいです!

他のグループは、「中世の武士について」、妖怪・神など我々には「目に見えないもの」とそれぞれ見る前からワクワクさせるような題材を見つけて発表していました。

私の個人的なおすすめとしては、「目に「みえない」モノ展」が見てみたいと思いました。

ファミリー層をターゲットにしており、幅広い年代にも受け入れられるように「妖怪」の部分を多めに設定しています。

そのため、あまり難しい印象を与えずに展示を見られるようにしていました。

要望としては、開催期間が夏で妖怪などを扱うので、博物館の雰囲気を不気味な感じにしてほしいなと思いました。

 この授業では、現職の博物館学芸員が感じている難しさなどを少しでも感じられるような授業でした。

私達は2週間という期間でしたが、学芸員の皆さんは企画・展示リストに加えて運送業者との話し合い、借りる方からの許可などやることがたくさんあるのではないかと思います。

それを短期間で終えて、見る人が感動するような展示にしている学芸員の皆さんは本当にタフですごいと思いました。

ここで学んだことを活かし、今後の館園実習を皆で乗り越えていきたいと思います。


  皆さんこんにちは!歴史学科2年の久保池です。


 私たち歴史学科Aクラスは歴史調査実習のフィールドワークで板橋区立郷土資料館に行ってきました。

今回担当していただいたのは同館の小松先生と河野先生です。



 冒頭に小松先生の30分ほどの講義がありました。

郷土資料館の概要や収蔵資料と収集方法など教えていただきました。

この郷土資料館には板橋区に関する考古や歴史、民俗などの資料が約7万点あるとのこと。

とても多いですね。驚きです!


 次に今回メインの古文書を読みました。

二人一組で一つの古文書を解読します。

本物の古文書に触るのは初めてなので、終始ビクビクしていました。


 

 当時の古文書は柔らかい質の和紙で、紙の質は本当に繊細です。

しわがあったり、虫食いの穴があったりと破損しないよう慎重に扱いました。

はじめは何が書いてあるかさっぱりわかりませんでした。


 頭を悩ましてると途中で田中先生が「ヒントは古文書の封筒に書いてある」とのこと。

そこから日付や差出人がわかりました。しかし、肝心の内容が全然読めない…。

結局は田中先生や小松先生にほとんど教えてもらいました。



 その時、「なるほど!」、「いわれてみれば!」とわかった感動でつい声が出てしまいました。

実際に読めるようになると、面白いものだと実感できました。


 

 

 今回のフィールドワークで貴重な資料を扱う緊張感、本物の古文書を解読するという貴重な体験をすることができました。

板橋区立郷土資料館の皆様、貴重な機会をありがとうございました。