栄養学科の最近のブログ記事

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。

そして、講義開始日にむけて教員も頑張っています!!

 

2020年4月1日 

看護栄養学部の新入生オリエンテーションが開催されました。

 

新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、学バスに乗車する前の健康チェック・新入生を2群に分けて、“3つの密”を避けるために換気を行いながら開始された新入生オリエンテーション。

感染予防のため厳戒態勢の中にも

 “ご入学おめでとう”の気持ちを新入生の皆さんにお伝えするために

履修登録に関するオリエンテーションが行われるPC室にはこのようなメッセージが準備されました。

そして、新入生のオリエンテーションが行われていたこの日、

感染の拡大を防止するための対策を最優先にしながら、新年度の講義や演習をどのように行っていくか、教員が自主的に集まり話し合いが持たれました。

 

広い会議室で距離を保ち、換気をしながら・・・短時間で有意義な話し合いがもたれました。

 

今まではグループワークなどを積極的に取り入れて行われることが多い演習でしたが、今後は感染防止の観点から、ICTの活用に代表される様々な感染防止の取り組みをしながら講義を展開していかなければなりません。

 

新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、講義や演習ができなくなり、学生さんにとって不利益が大きいと感じていましたが、今回の話し合いを持つことで、講義や演習の内容や方法を工夫することは、無限の可能性を秘めていると感じました。

講義内容や方法を洗練していくことで、今まではグループワークなどで積極的に参加できなかった学生さんも参加できるようになる可能性や学びが醸成される可能性があると感じることができました。

 

学生さん一人一人、置かれている環境は違います。

講義開始後も、すべての学生さんにとって、有意義な学びが提供できるように

教員も叡智を結集して創意工夫をしながら頑張っています。

 

新型コロナウィルス感染症拡大防止のために、淑徳大学の一員として、責任のある行動をとり、一日も早く平穏な日常を取り戻しましょう。

 

教職員一同、講義開始日にまた皆様にお会いできる日を楽しみにしています。

 

 

受験シーズンが終わりに近づき、春の訪れが待ち遠しい季節になりました。

今回のブログは、栄養学科4年生を対象としたイベントのご紹介です!

 

本学栄養学科では教職員が一丸となって、国家試験を受験する4年生を様々な形でサポートしており、その中の一つが栄養学科「管理栄養士国家試験 エールの会」です。

 

こちらの内容は昨年度も栄養学科ブログに掲載いたしましたが、今年度は対年比20%増しで紹介させていただきます!

受験を控えた4年生が一同に集まりました。

栄養学科長 桑原先生の応援メッセージです。

熱い想いが皆さんの心に届いたことでしょう。

 

栄養学科には解剖生理学等を教える医師の教員がいます。医学的な面から、受験前の体調管理をサポート!

 

教員一人ひとりが学生にエールを送ります。4年生皆さんの成功を心から願っています。

4年生には秘密で作成したムービーを上映!お世話になった方々のメッセージが溢れ、学生の目にも涙が溢れ・・・?

なんと、後輩からも応援メッセージが・・・!この後、大学職員、バスの運転手さん、卒業生と続きました。

色々な合格グッズが、教員が合格祈願した品と一緒に贈られました。

4年生の皆さんと応援グッズ。手先が冷えると試験中にマークシートが上手くぬれません。そんな時に役立つのが必勝合格カイロ。試験前に手を温めるのに役立ちます!

 

管理栄養士国家試験 エールの会、いかがでしたか?

高校生の皆さんも、たくさんの方の応援を胸に大学受験に臨まれたのではないでしょうか。

 

試験とは本来、個人の戦い、自分の実力がものをいう世界・・・かもしれませんが、管理栄養士国家試験は入学試験と違い、定員が決まっているわけではありません。

努力すれば必ず報われます。これから入学予定の皆さんも、4年後みんなで管理栄養士になりましょう!

 

教職員共々、厚くサポートさせていただきます。

目指せ☆管理栄養士!

高校生のみなさん、こんにちは。

 

2月も半分が過ぎ、長かった冬もだんだんと終わりが近づいています。

まだまだ寒い日は続きますが、看護栄養学部栄養学科では、春の芽吹きを後押しするような熱気あふれる臨地実習報告会が開催されました!

 

 

栄養学科では3年生になると、臨地実習として病院や保健所、学校、高齢者施設、給食施設などで学外実習を行います。

 

これは、学内での講義や実習で得た知識をもとに、実際の仕事を現場で体験する、言わば3年間の学びの集大成です。

 

管理栄養士になるためには通らなくてはならない道となり、本ブログの筆者(管理栄養士)も期待と不安を胸に病院で色々なことを学ばせていただきました。

これから入学予定の皆さんも、是非楽しみにしていてください☆

 

 

さて、今年度の臨地実習報告会は、3分野すべてポスターによる発表を行い、無事成功裏に終わりました。

臨地実習先でお世話になった先生方を来賓としてお招きし、たくさんのご好評をいただくことができました。

お忙しい中、本学に足を運んでくださり、ありがとうございました。

 

それでは、会場の様子を覗いてみましょう!

 

 

会場には多くの2年生の姿が見られました。来年度に臨地実習を控え、真剣に先輩の発表を聞いています。

 


 

後輩や来賓の方々に囲まれながらも、一人ひとりが自信をもって発表していました。立派です!

 

 

質疑応答の一コマ。発表を聞いていていただいた方の質問に答えるまでが「発表」です。最後まで気を抜けません。

 

 

今年度のパンフレット。臨地実習での頑張りが詰め込まれた3冊。

 

 

発表者の皆さん、本当にお疲れ様でした!

来賓の方々や後輩の前での発表は、一味違う緊張感があったのではないでしょうか。

 

ところで、本ブログをご覧になっている高校生の皆さんは、こういった発表経験はありますか?

 

発表に不慣れな方もいらっしゃるとは思いますが、ご安心ください。

学内での実験・実習で発表の場を多く設けておりますので、場数を踏めるだけでなく、発表のスキルを自然と身に着けることができます。

 

一緒に色々なことを学んでいきましょう!

皆さんのご入学を心よりお待ちしております。

あけましておめでとうございます。

 

冬休みの終わりとともに年末年始のお祝いムードから一転、だんだんと日常生活が戻ってきました。

栄養学科は現在、定期テストや国家試験に向けた勉強ムードに包まれています。

高校生の皆さんは、いかがお過ごしでしょうか。

 

さて、今回のブログでは、本大学ホームページの“キャンパスライフ”にも掲載されている「入学前セミナー」の様子について、栄養学科に入学予定の方々をフォーカスしてみました。

 

全体の様子をご覧になりたい方は、大学ホームページのトップページ中段「CAMPUS PICKUP」から「千葉第二キャンパスからのお知らせ」にお進みください。

 

それでは早速ご紹介いたします!

 

こちらは入学前テストの解説の様子です。

千葉第二キャンパス看護栄養学部は看護学科と栄養学科から成り、それぞれに求められる知識があります。そのため、入学前テストは学科別に実施しています。

 

教員の質問に手を挙げる参加者の皆さん。

「積極性」は大学生活にとどまらず、社会に出てからも必要なスキルの一つですね。

 

解説を真剣にメモしています・・・!

全体説明では「メモをとる重要性」についてお話がありましたが、早速実践できていますね。

 

在校生の先輩方から大学生活のアドバイスがありました。

大学生活では、基本的に学年単位で行動することが多いですが、先輩・後輩とのつながりもとても大事です。是非、部活やサークル、ボランティア活動などに参加してみてください。

 

「大学は将来に向けて色々な知識・スキルを身につける場ですが、たまには息抜きも必要です。」と、先輩からアドバイスがありました。皆さんは高校生活で「文武両道」と言われたりしませんでしたか?何事もメリハリをつけるのは大事ですね。

 

でも、息の抜き過ぎは注意・・・!

(↑重要)

 

 

今回の入学前セミナーは、AO入試と推薦入試の合格者を対象としていますので、これからセンター試験や一般入試で入学される方々がやってきます。

 

大学には、学生、大学スタッフを含め、全国各地から一同が集まる場になります。

是非、一つひとつの出会いを大事にし、充実したキャンパスライフを過ごしてください。

 

11月23日、秋雨の降るこの日に、淑徳大学第二キャンパスで減塩料理教室が行われました。この教室は、塩分制限の必要がある方やそのご家族、食事制限はないけれど減塩に興味のある方などを対象に、千葉東病院と淑徳大学の桑原教授が共同で年に1回開催しています。学生もスタッフとして参加しています。

毎回参加者の方からご好評を頂いていて、今年でとうとう10回目となりました。そんな記念すべき回をあいにくの雨模様で迎えましたが、足元が悪いのにも関わらず、参加者の皆様が全員出席していただいき、楽しい1日となりました。


最初はミニ講座です。この日の内容は、千葉東病院腎臓内科の川口医師による減塩の大切さ、そして千葉東病院栄養管理室長の内山先生による減塩のポイントの2点です。

どちらも難しそうですが、計量スプーンの使い方や、昆布とかつお節の簡単なだしの取り方の紹介など、参加者の皆様にも楽しく学んでいただけたと思います。


ミニ講座のあとは本日のメインイベントである調理実習です。この日の献立は牛丼、ワカメスープ、小松菜と蟹の甘酢和え、デザートにくず饅頭とオレンジです。どのお料理も、食塩控えめなのにおいしく食べられる工夫が散りばめられています。

 

調理に入る前に、だしの試飲を行いました。ミニ講座でお伝えした、昆布と鰹節のだしです。ここでは①だし汁のみ、②だし汁なしの味噌汁、③だし汁入りの味噌汁、の3種類を飲んでいただきました。皆さんからは「だしだけでもおいしい!」と、驚きの声が聞こえ、だしの大切さを実感されたことと思います。

 

いよいよ調理実習の開始です。皆さんこの教室で初めてお会いした方同士とは思えないほど、和気あいあいとした雰囲気の中で進められました。

千葉東病院の内山先生の丁寧な指示のもと、全員で一斉に調理を行います。

 栄養学科の学生も、参加者の皆様がスムーズに調理が出来るよう、的確なサポートをしてくれたので安全に作業を進められました。

 こちらはくず饅頭を作る様子です。くず粉と砂糖、水を混ぜ合わせ、火にかけたところです。色が透き通るまでゆっくりかき混ぜます。

  

 皆で協力して、こんなにおいしそうな献立が出来上がりました!

今回の献立も食塩相当量だけでなく、たんぱく質が制限されている方にもおいしく召し上がっていただける献立になっています。

牛丼は、減塩のための様々な工夫がされているので、それだけでも十分おいしいのですが、オクラや鰹節、針生姜、刻みのりなどのトッピングをお好みで足すことでより一層おいしい牛丼になりました。

 

 

今回の調理実習はおいしいことは勿論ですが、いつも以上に簡単で、どなたにも身近なお料理だったからか、「家でも作って家族に食べさせたい」という声があちらこちらから聞かれました。また、「来年も参加したい」という方も多く、皆様に楽しんでいただけた教室になりました。

学生も、普段食事制限のある方とお話しする機会が少ないので、よい勉強になった1日でした。

 

来年の減塩教室ではどのような献立になるのでしょうか、今から楽しみです!

今年も残り1か月弱となり、後期の実験実習も折り返し地点を過ぎました。

 

ブログをご覧になっている高校生の皆さんは、期末試験や大学受験に向けて勉強が本格化してくる頃だと思いますが、インフルエンザ等の感染症も本格化してきますので、どうか体調管理にはお気を付けください。

 

さて、今回のブログでは、栄養学科1年次後期の微生物学実験を紹介いたします!

  

突然ですが、この丸い容器は一体何でしょうか。

フタの部分が少しくもってしまいましたが、中に薄い黄色や赤色の物体が確認できますね。

これは、細菌の栄養源を混ぜて寒天で固めた、寒天培地と呼ばれる微生物学実験の必需品です。

 

通常、食品に含まれる細菌は目で見ることができませんが、色々な食品からサンプルを採取し、寒天培地で培養して肉眼で細菌を観察できるようにするのが今回の実験です。

 

早速、どのような作業をするのか覗いてみましょう!

 

キャベツ(奥)とキムチ(手前)から細菌を採取するようです。キムチには乳酸菌がいるイメージはありますが・・・?

 

真剣な眼差しで仲間の作業を見守る学生。

 

人参から細菌を採取するようです。人参は土の中で育ちますので、土の細菌が付着していそうですね。

 

ブドウの皮から採取したサンプルを寒天培地に塗布しています。果たしてどのような細菌がいるのでしょうか。

 

サンプルを塗布した寒天培地は、37℃を維持できる装置に入れて数日間培養します。37℃という温度は多くの細菌が増殖するのに適した温度とされています。しばらく時間をおいてみましょう・・・。

 

 

~培養後 次週の微生物学実験にて~

 

多くの食品で細菌が検出されました!

特に多く検出された食品と、その寒天培地を紹介いたします。

こちらはピーマン(左上)、紫キャベツ(右上)、人参(左下)、ねぎ(下中央)、えのき(右下)の細菌を培養した結果です。

 

これらはキャベツ(左)とヨーグルト(右)の結果です。白い細菌は乳酸菌かな・・・?

  

食品によって細菌の色や形状が異なるのが分かりますが、この段階ではそれぞれが何という種類の細菌なのかは判断できません。これを特定していくのが、今後の実験となります。

 

今回の結果を見てみると、意外と野菜には細菌が付着しているようですね・・・。

しかし、土壌や川、池、海など、私たちの身の回りには目に見えていないだけで、多くの微生物が存在しています。

そう考えると野菜から細菌が検出されるのは当たり前のことですよね。

 

一方で、納豆、キムチ、ヨーグルトなど、製造の過程で微生物を利用する食品も存在しているだけでなく、私たちの身体を維持するために必要なビタミンKも、腸内細菌が作り出しているのです。

微生物の世界も奥が深いですね。

 

食と栄養のプロとして、臨床の目線から患者さんの状態を判断できるのが管理栄養士ですが、現場で活躍するためのベースとなるのは、普段の講義や実験・実習で得られる基本的な知識です。

管理栄養士になるためには、今回のブログで紹介した食品や栄養素と微生物との関わりも学ばなくてはなりません。

 

さて、管理栄養士を目指して受験勉強中の皆さん、本学栄養学科にご入学される皆さん、受験生のお子様をもつお父様・お母様も、このブログを読み終えた後、食べ物や栄養について少し考えてみてください。微生物のことが少し頭に浮かぶようになったのではないでしょうか。

 

淑徳大学栄養学科では1年生後期から2年生の後期にかけて、食品学・栄養学・生化学などの分野について色々な実験を通して管理栄養士に必要な知識を身につけていきます。

実験では化学や生物の知識が必要となりますが、こういった分野が苦手な学生さんも教員が手厚くサポートしますので、安心して実験に取り組んでください☆

 

11月9日(土)に、栄養学科4年生による卒業研究報告会が行われました。

 卒業研究は4年次に取り組む研究で、大学教育ならではの単位として認定されています。3年生までに学んできた分野の中から自分が興味を持つものを選択し、研究や調査を重ねてきた成果を発表する場です。

  卒業研究は一人で一つのテーマに取り組む場合、そして数名で同じテーマに取り組む共同作業の場合もあります。今回は公衆栄養、臨床栄養学、食品学、栄養教育、公衆栄養、給食経営管理、調理学に関わる計26のテーマについて発表が行われました。

 発表はパワーポイントを使いながら、発表7分、質疑応答3分という時間配分です。この日のために各研究室とも発表練習を繰り返し、本番では堂々とその成果を見せてくれました。

 

教員からは鋭くも愛のある?質問がなされ、制限時間の3分を越えることもしばしば。

どんな質問が来るのかな・・・と緊張しながらも、自分の考えや考察をしっかりまとめて答えるのは、さすが4年生です。

  

これから卒業研究配属となる3年生も、真剣なまなざしで発表に聞き入り、質問用紙にメモを取っていました。

 

これまでの大学生活の中で最も緊張したであろう場を乗り切り、4年生もほっとしたことかと思います。大変お疲れ様でした。

今回の発表で新たに明らかになった課題や疑問点を付け加えながら、最終的な卒業論文を後日提出することになります。管理栄養士国家試験の勉強と両立させて頑張ってください!

10月26日・27日の2日間、淑徳大学のメインイベントの1つである龍澤祭が行われ、今年も看護栄養学部として参加しました。今年の栄養学科2年生は26日に食事アドバイスを、27日には骨密度測定を行いました。

では、27日の骨密度測定の様子をちょっと見てみましょう。

 

 今回の骨密度測定は、右足のかかとで測定しました。事前に何度も練習したので、測定器の扱い方もバッチリです。

  

測定結果は印刷して、お客様にお渡ししました。結果を見て、ちょっとしたアドバイスもさせていただきました。

 

さらに、骨を強くするために特に必要だと言われているカルシウムを多く含むのはどんな食品か、実際にお客様に見ていただきました。左下のイラスト入りの表に、カルシウムが含まれている量が書かれています。その表と同じ重量の食品を用意しました。

骨密度測定の横では看護学科2年生による手浴を行っています。

 

骨密度測定も手浴も、普段行う機会がないせいか、わざわざブースを探して来てくださった方も多く、なかなかの盛況ぶりでした。

 

1年生は看護学科と合同でカジノ風縁日を行いました。看護栄養クイズ、豆運びゲーム、ダーツと、3つのゲームをクリアして、最後に残ったコインの枚数でもらえるお菓子の数が決まります。

これは豆運びゲームの様子です。豆の代わりのビーズを、お箸を使って決められた時間内にどれだけ赤いお皿から青いお皿に移せるかというゲームです。

正しいお箸の持ち方が出来ていないと、なかなか難しいゲームです。

 

他の2つのゲームも、大人も子どもも楽しめるように、いろいろな工夫がしてありました。

なかには2日間来てくれたお子さんもいらっしゃいました。

 

今年も昨年に負けず劣らず、来場者の皆さんに楽しんでいただけたと思います。

また来年の龍澤祭も、お楽しみに。

 

最後に、授業や実習で忙しいなか、協力して準備を進めてきた皆さん、本当にお疲れさまでした!

淑徳大学の後期授業が始まって一か月ちょっと立ちました。段々秋も深まっていく中、淑徳の学生もより一層、勉強に励んでいます。

 

先日行われた臨床栄養学実習Ⅰで、栄養学科2年生は初めて病院食の調理を経験しました。

臨床栄養学実習Ⅰは病院で患者さんが食べる食事について学ぶ授業です。病院食は、病気によって栄養素の制限があるのでそれに対応した献立を立てたり、料理の形態を患者さんが食べやすいようにしたりする必要があります。

今回は咀嚼や嚥下が難しい方へ提供する、流動食や分粥食の調理を行いました。

流動食や分粥食の調理では基本的に、食材を小さくしたり、柔らかく煮込んだりします。ポタージュスープやお粥、ハンバーグなどを想像するとわかりやすいと思います。でも野菜などの食材によっては、小さくしても口の中や食道に張り付いてしまい、逆に別の病気の原因になることもあります。また、柔らかく煮込むときでも、ただ柔らかくすればいいのではなく、その人の食べる力によって柔らかさを変える必要があるので、なかなか難しいのです。

 

授業の説明を先生から聞いた後は、さっそく調理に入ります。この授業はグループワークで行われるので、班員が協力して調理を進めます。

  

調理作業が出来る場所や、使える道具は限られているので、手順を考え、手際よく進めていきます。

  

今回の実習では胃腸が特に弱っているときの流動食、舌や歯ぐきでつぶせる硬さの五分粥食、五分粥食より更に柔らかい三分粥食を作りました。

  

こちらは五分粥食です。

写真下段の左がおもゆとお粥が半分ずつ入った五分粥、右がとろろ汁です。

写真上段の右が主菜のささみとかぶの煮物で、左が白菜のおひたしです。おひたしは白菜の葉先だけを使ってやわらかく茹でています。

煮物も食べやすい工夫がされています。ささみは一度蒸して、ほぐしてから煮込んでいます。また、おいしそうに見えるように、にんじんを薄めに切ってから花型に抜いて、きれいに盛り付けられています。

 

作ったものは試食をして、流動食、三分粥食、五分粥食の違いを確認します。

  

試食のあとは、今回の実習について感想や、学んだことの発表です。

柔らかさがわからなくて難しかった、きれいに盛り付けをしておいしそうに見せなければならないと思ったなど、気が付いたことや学んだことがたくさんありました。

 

2年生は今まで、管理栄養士になるための基本的な知識を身に付ける授業が殆どでしたが、これからはより専門的で実践的な内容の授業が多くなっていきます。

臨床栄養学実習Ⅰでも糖尿病や腎臓病など疾患ごとの病院食について学んでいきます。

 

自分が目標とする、すてきな管理栄養士を目指して、これからも頑張っていきます!

いよいよ今年も10月を迎え、本学栄養学科も後学期の授業が着々と進んでおります。

 

大学受験を控える皆さんは、部活動最後の大会が終わり、本格的に受験勉強に取り組もうとしている方、毎日夏期講習などに通って受験勉強に励んだ方、目指す大学のオープンキャンパスに参加し、大学受験の士気を高めた方など、今後に向けてそれぞれの形で夏休みを過ごされたかと思います。

 

栄養学科ブログでは、今後も「栄養学科の実験実習を覗いてみよう」シリーズを掲載していきますので、是非、志望校決定の参考にしていただければ幸いです。

 

さて、今回のブログは2年次後期の栄養生化学実験について紹介します!

 

実験風景の一コマ。一班5、6人で協力して実験を行います。

  

栄養生化学実験は、2年次前期の生化学実験で習得した手技や知識をベースに、身近な食品に含まれる糖質、脂質、タンパク質といった主要な栄養素について、生化学的手法を使用した実験を進めていきます。

 

今回は、私たちの大事なエネルギー源である「グリコーゲン」について、肝臓と筋肉のどちらに多く含まれているかを実際に目で見て確かめます。

 

教員が実験の方法・注意点などを説明します。しっかり聞いて安全第一で取り組みましょう。

 

鶏のレバーとささ身を肝臓・筋肉として実験に使用します。重量のメモを忘れずに!

 

各組織を強いアルカリ性の溶液に入れて加熱し、細胞内のグリコーゲンを取り出します。

 

加熱中のレバーの様子を確認中。まだ少し時間がかかるかな?

 

いくつかの試薬を入れ、機械で沈殿を生じさせます。容器の底に見える塊にグリコーゲンが含まれています!

  

今回はレバーささ身からグリコーゲンを抽出して終了です。次週、それぞれ何mgのグリコーゲンが含まれているかを測定することになります。

 

「私たちの体のどの臓器にグリコーゲンが含まれているか」、「その量にはどれくらいの差があるか」、「グリコーゲンはどのような時に利用されるのか」など、管理栄養士として必要となる知識はたくさんあります。

 

普段は食品中のグリコーゲンを測定する機会はなかなかありませんが、実験で実際に手を動かしたり、目で見たりと、自ら体験して得た知識は参考書や講義から得た知識とは違った意味をもつのではないでしょうか。

 

今後も実験が多くの学びの場となることを期待しております。