看護学科の最近のブログ記事

栄養学科の学生さんは、令和2(2020)年3月1日(日)に管理栄養士の国家試験があります。

看護学科の学生さんは、看護師国家試験が令和2(2020)年2月16日(日)に、保健師国家試験が令和2(2020)年2月14日(金)にあります。

 

4年間の勉学の集大成ともいえる国家試験・・・

いま4年次生が、それぞれの場所で国家試験合格に向けて頑張っています。

 

【ラーニングコモンズでの一幕:「まなざしは真剣そのものです!!」】 

 

 

【3階フロアの一角で勉強をする学生さんの姿:「励ましあいながら、勉強しています!!」】

 

 

大学に毎日通って図書室やラーニングコモンズで頑張る学生さんも、自宅などで一人頑張る学生さんも、それぞれの学習スタイルを身に着けて頑張っています。

 

年末年始に向けて、気持ちもドンドン高まってくることと思います。

不安や緊張など、たくさんの気持ちが押し寄せてくることでしょう。

そんなときは、一人で抱え込まずに友達に相談したり、教員の研究室のドアを叩いてみてください。

教職員一同、頑張る皆さんを心から応援しています。

 

これから、寒さも増してくることと思います。

身体にも、心にも、自分なりの「栄養と休息」をあげてくださいね。

 

国家試験全員合格を心から祈念しています。

 

11月4日(月)

昨年度に引き続き、今年も23組のお子さんと親御さんにご協力をいただき、小児の成長発達演習を実施しました。

 

大学などの教育機関では、身体計測の演習をリアルなお人形を用いて行っていることが多いのですが、その場合、相手が人形であるため、黙々と人形の身体計測をするだけの演習になりがちでした。

人形に名前を付けさせてみたり、赤ちゃんの泣き声を聞かせたり、様々な工夫をしていましたが、どうしても実際の小児を対象とした身体計測のむつかしさが体感できる演習の環境を作り上げることができませんでした。

 

これから臨地実習に出る学生のためにも、実際のお子さんたちはどのような反応をするのか、実際の発達レベルを肌で感じてもらいたいと考え、乳幼児期のお子さんを育てるご家族に声をかけさせていただいたところ、たくさんのご家族から協力が得られ、このような演習を行うことができました。

 

今回は、学生3人~5人で1組のご家族を担当させていただきました。お子さんの年齢は生後7か月から6歳と幅広くご参加いただきました。

1か月ほど前から成長や発達の勉強を積み重ね、身体計測(体重・身長・頭囲・胸囲)とデンバーⅡを用いて発達や日常生活のお話を聴かせていただきました。

 

「はじめまして」のご挨拶から、はじまった今回の演習・・・

人見知りで泣き出してしまうお子さん、最初からどんどんお話をしてくれるお子さん・・・

そこはそれぞれの発達段階や個性であふれていました。

好きなアニメのお話をしてみたり、おもちゃを用いてみたり・・・どうやって仲良くなろうか学生の試行錯誤が始まります。

 

体重を測定しようと思っても、体重計からすぐに降りてしまうお子さん、途中で泣き出してしまうお子さん・・・

そのような中、どのようにお父様、お母様に協力を仰ぎ、お子さんのストレスを最小限にして測定するか・・・

おもちゃを使ってみようか?それともお母さんに一度抱っこしていただくか・・?

いや、これだけ泣いてしまったら、もうこのままスピーディに測定してあげちゃった方がストレスが少ないのではないか???

学生は「この子のために、どのように計測すれば、ストレスを最小限にすることができるか

を最優先事項として一生懸命考え、ご家族に関わることができました。

また、デンバーの発達検査でも、眠くて機嫌が悪く、いつものようにはやってくれなかったり、4,5人の学生に取り巻かれて、恥ずかしがって、口を閉ざしてしまったり、子どもに検査をやらせてもらうことの難しさを実感したことそのものが、本当のお子様に触れてはじめてわかり、大きな収穫になったと思います。

 

どうしても技術が未熟で、たくさんの涙を流させてしまったこともあったと思います。

 

今回受け持たせていただいた親子から教えていただいたことを胸に、これから学内での演習の振り返りなど、机上の勉強を積み重ね、また一回り大きくなって臨床に羽ばたいてくれることと思います。

学生共々、ご協力いただきましたすべての皆様に心から感謝申し上げます。

 

2019年10月18日(金)

看護栄養学部のボランティアサークル「Making project in Shukutoku」のメンバー12名+教員1名の計13名で、近隣病院の装飾ボランティア活動に行ってきました。

 

Making project in Shukutokuは、2014年に発足し今年で6年目を迎えます。

活動メンバーは看護栄養学部の2年生と1年生が中心に活動しています。

具体的な活動内容は、近隣病院の外来ホールや外来診察待合の廊下・壁などの飾りつけをしています。

小児科外来の診察待合では、廊下の壁に動物やかわいいキャラクター等の装飾を施し、病院を訪れたお子様やご家族が少しでも心和むことを願って活動しています。

四季に合わせて、各シーズンごとに装飾を取り換えています。

 

今回は、秋の装飾をしました。

紅葉・落ち葉・焼き芋など季節感が感じられるものを意識した作品として仕上がるように工夫しました。

この日のために、たくさんの折り紙や色画用紙、工作道具を用いてハサミや糊・テープなどを駆使し作品の土台を作りあげました。

これらひとつひとつを、丁寧に張り合わせていきます。

本番になってみないと出来栄えが確認できないのですが、そこがまたワクワク・ドキドキでもあります。

それらを持って、いざ病院へ向けて大学を出発しました。

途中で臨地実習から大学へ戻る3年生の先輩とすれ違いました。

先輩のユニフォーム(ナース服)姿を見ながら、来年は自分たちが実習に行くんだなぁと思いを馳せる学生もいました。

16:30過ぎに病院につき、職員さんに活動の許可をいただきました。

いざ、活動開始です!!

外来ホールでは、すでに患者さんの姿はほとんどなく、時々お見舞いの方や病院の職員さんが通り過ぎました。

中には、私たちに声をかけてくださる方もいて大変うれしく思いました。

実際の作業では、全体のデザインを考えながら、それぞれのパート毎に分かれて貼る作業を行います。

いくつものたくさんの作品を貼り合わせ、全体を構成していくので難しいですが、チームワークの見せ所です。

みんなで協力して行う様子はテキパキしていました。

 

 

終了後は、職員さんにお礼の言葉をかけていただき、お茶をいただきながら楽しいひと時を過ごしました。

台風15号や19号のときの病院の停電や、その後の対応の様子など臨場感あふれるお話を聞き、職員さんたちのプロ意識を目の当たりにしたことは大変勉強になりました。

 

これからも、病院を利用する皆様のために、少しでも心和む空間を提供していくことができたら嬉しいです♪

 

 

 

看護学科では、選択制により保健師国家資格の受験資格を得ることが出来ます。

 

4年生保健師課程科目である公衆衛生看護展開実習では、市町村保健センターでの実習、産業保健実習(君津製製鉄所、君津健康センター)、学校保健実習(千葉市内の小学校)を行いました。10月18日(金曜)に、4年生30名による本科目の発表会がありました。

 

今回は、主に学校保健と産業保健での学びをグループワークで検討し、学生主体で発表会を進行しました。

どのグループも、これまでの学びや市町保健センター実習での経験を踏まえた積極的なディスカッションを行い、非常に実りある発表会となりました。

 

これまでの学びの集大成を発表しました。

学校保健の養護教諭や産業保健師の役割について実習で学んだことをカテゴリー化し、それぞれのつながりについて検討しました。

工場での挨拶「ご安全に!」に込められた思いを、専門的な視点で考察することができました。

全員で記念撮影!教員一同、国家試験の全員合格と卒業後の活躍を期待しています!

9月26日(木)

ラーニングコモンズで「たまには抹茶で一息。」が開催されました。

このイベントは、図書室の職員が企画運営をしています。

月に1回のペースで様々なイベントを行い、学生さんにもラーニングコモンズや図書室の機能を知ってもらい、図書の利用や様々な活動につなげてもらおうとするものです。

 

今月は、普段、学業に実習に励む学生さんたちのために教職員が集い本格的な抹茶を立て「ほっと一息。」できる安らぎの時間を提供しました。

 

普段はグループワークや談話、自己学習に用いられているラーニングコモンズですが、今日はその一角に、ほっと心が休まる和の空間ができあがりました。

これらはすべて図書室の方々の手作りです。まさに「おもてなし」の心です。

 

季節の花と掛け軸・・そして図書室にある「茶道」に関する書籍の数々・・・


そして、季節の折り紙・・・心からのおもてなしの心が伝わってきます。

 

牧野美幸准教授からの「ほっと一息、くつろぎの空間をお楽しみください」とあたたかいご挨拶の後、季節の和菓子が一人一人のお茶席に並びました。


これには、学生さんもうっとり・・・笑顔がこぼれます。

 

植松先生から「茶道」の基本的な手ほどきについてわかりやすい解説を受けながら、和菓子とお抹茶をいただきました。

 

お茶席はこれが初めてという学生さんもいて、それぞれが貴重な体験となったようです。

普段は勉強することだけに利用していた空間も、癒しの空間となり、学業や実習に追われる学生さんも「ほっと一息」つくことができ、友達同士の交流はもちろんのこと、教職員ともまた楽しい交流を図ることができました。


最後に、このイベントを企画運営した教職員と学生さんと記念撮影をしました。

 みんな素敵な笑顔です。「素敵な空間をありがとう」そんな気持ちでいっぱいになりました。

10月17日(木)には「ビブリオバトル」が予定されています。

皆様、ぜひご参加ください。

千葉県では台風15号の爪痕がいまだ残り、1日も早い復旧が望まれます。

ところで92日(月)~913日(金)、看護学科3年生は成人看護学実習Ⅰを修了しました。実習のさ中に台風が襲来し、実習先の医療機関でも停電をはじめとする数々のトラブルが起こりましたが、実習先の指導者の尽力もあり、3年生は無事実習を終えることができました。関係の方々にあらためて感謝申し上げます。

 

3年生は、930日から半年余にわたる領域実習に入ります。そこで慰労をかねて、913日午後4時から学生食堂を借り切り、アドバイザー教員による「がんばろう会」が開催されました。

 

全メニューが注文された多数枚のピザ、サイドメニュー、飲み物が供され、賞品をかけた参加学生全員によるじゃんけん大会も行われました。実習直後で3年生は疲労困憊だったと思われますが、準備したピザは数分でなくなり、じゃんけん大会も大いに盛り上がりました。領域実習に向けて新たな英気を養うことができたのではと考えます。


 


全メニューを注文してみました。壮観な眺めでした。




 

教員手製のランチョンマットを前に、早く食べたいな・・・。

 

 

3年生はそれぞれ好みのピザをピックアップしました。

 

 

アドバイザーグループに分かれて、大じゃんけん大会の1回戦が行われました。

 

 

賞品をかけてアドバイザーグループ同士による2回戦です。

 

 

賞品をゲットしての記念撮影、笑顔が素敵です!




千葉キャンパスの卒業生が代表理事を務める「ソーシャルサポートアソシエーション・ルーツ」と協働で開催している『医療的ケア児のご家族・きょうだい児支援:みんなで楽しもう!夏祭り!!』も今年で2年目となりました。

 

医療的ケア児やごきょうだいの子育てや家事などで、なかなか、家族揃って外出することができないという声をご家族から多く聞きます。

そこで、医療的ケア児のみならず、ごきょうだいやそのご家族がみんなで楽しめるイベントとして今年も「夏祭り」を開催しました。

このようなイベントがあることで、医療的ケア児にとって外出の機会となるだけでなく、ごきょうだいや家族にとっても同じ仲間同士のふれあいや、楽しい想い出づくりともなります。

 昨年度よりもパワーアップすることを目指して、6月から本格的な準備を始めました。

子どもたちから大変人気が高い“射的”ですが、そこでの景品は大学の教職員が寄贈してくれています。小さな景品から、わざわざおもちゃ屋さんで購入してきてくれたものなど、様々です。

また、法被は夏祭りを盛り立ててくれる大切なアイテムですが、これも大学からの応援を受けて準備をすることができています。

法被は夏祭りを盛り立ててくれる大切なアイテム 

机に乗り切れないくらいのたくさんの景品の数々もいただきました。

「ありがとうの気持ちとともに、ハイ、チーズ」

ありがとうの気持ちとともに、ハイ、チーズ 

また、今年は学生ボランティアの輪も広がり、24名もの学生がボランティアとして夏祭りに協力してくれました。

 「会場設営が終わって、みんな揃ってハイ、チーズ!!これから夏祭り、頑張るぞ!!」

 

看板など諸々の準備部隊!!

流しそうめんの準備 

流しそうめんの準備は、栄養学科の学生さんが中心に頑張ってくれました。

栄養学科の学生さんがいてくれると、調理場も頼もしくにぎわうことができます。

栄養学科の学生さん 

栄養学科の学生さん 

 そして、今年も千葉県千葉リハビリテーションセンターの摂食嚥下障害認定看護師さんが、食べたり飲んだりが苦手なお子さんもみんなで食べられるようにとプロの技を加えた「たこ焼き」を紹介してくれました。市販の柔らかいたこ焼きを、出汁ととろみ剤を使ってペースト状にして作った「たこ焼き」です。見た目のかわいくて、とっても食べやすくおいしいと評判でした。

 看護の学生のみならず、栄養学科の学生さんにとっても素晴らしい学びにつながりました。

プロの技を加えた「たこ焼き 

プロの技を加えた「たこ焼き 

14:30を過ぎたころから、少しずつ医療的ケア児とそのご家族が集まってきました。

「さぁ!みんなで夏祭りを楽しみましょう」の開会式です。

これから夏祭り、頑張るぞ!! 

「暑いので水分を摂りましょう。事故を予防して楽しく過ごしましょう」など、楽しく夏祭りを過ごすためのお話がありました。

これから夏祭り、頑張るぞ!! 

 そして、いよいよ夏祭り本番。

今年も“流しそうめん”に“射的”、“ヨーヨー釣り”に“かき氷屋さん”、“カラフル綿あめ屋さん”に“駄菓子屋さん”と教員と学生で作るたくさんの出店が軒を連ねました。

 会場は、今年も素敵な笑顔に包まれました。

【流しそうめん:「さぁ。流れるよ!!ちゃんと取ってね」】

そうめんだけでなく、ミカンやサクランボなどのフルーツ、ラーメンも流れました。

そうめんを前に「ハイ。チーズ」

流しそうめん 

 

【ヨーヨー釣り:「みんな釣れたかな?」】

ヨーヨー釣り 

ヨーヨー釣り頑張るぞ!! 

【射的:「水鉄砲で全部倒して景品を狙います!!」】

射的 

 

【風船:「何ができあがるかな?」】

素敵な腕輪など、風船にたくさんの夢を詰めて子どもたちにプレゼントしてくれました。

夏祭り、風船 

【かき氷:「なんのシロップにしようかな?スイカシロップもあるんだよ♪」】

夏祭り、かき氷 

 

【食べやすいたこ焼きコーナー:「どうやって作ったの?」】

お母さんたちと摂食嚥下障害認定NSとのためになる楽しい交流です。

食べやすいたこ焼きコーナー 

 

【カラフル綿あめ:「何色の綿あめを作ろうか?」】

色とりどりの綿あめに子どもたちも大喜びです。

夏祭り、カラフル綿あめ 

【駄菓子屋:「何にしようかな?」】

今年はボックスくじも作りました。大盛況でした。

夏祭り駄菓子屋 

 

【たこ焼き屋さん:「みんなのたこ焼きも作ったよ」】

医療的ケアのお子さんと一緒にみんなでたこ焼きが食べられるように、みんなのたこ焼きも学生が一生懸命焼きました。おいしいと大人気でした!!

これから夏祭り、頑張るぞ!! 

 今年もたくさんの皆様のあたたかいお心遣いをいただき、素敵な夏の想い出の1ページを作ることができました。学生さんたちにとっても、たくさんのご家族との触れ合いや専門職の皆様との関わりでたくさんの学びができた事と思います。

 夏祭りに参加してくださった医療的ケア児とそのご家族の皆様、そして、この夏祭りにご協力いただきましたすべての皆様に心より御礼申し上げます。

【夏祭りに参加してくださった皆様】

 「みんな楽しかったね。また来年も乞うご期待!!」

夏祭りに参加してくださった皆様 

 

 次回は、日ごろ家事に育児に・・と毎日頑張っているお母様への企画となる予定です。

お楽しみに・・・

本学の看護学科が選ばれる理由の1つとして、「入学後早期からはじめる病院実習」など、実学を重視した実践的教育プログラムが挙げられています。

看護学科の1年生は、この4月に入学して看護の勉強を始めて2か月というこの時期に、病院に入院中の患者さんと触れ合う「基礎看護実習Ⅰ」を経験します。この実習により、学生たちは、机上の勉学のみでは決して学ぶことができない様々な生きた学びを得ることができます。

そして、実習目的にも掲げられているように、「自らが看護を学ぶことの意義を確認し、学習の動機づけを高めると共に人間性を育み、看護者としての自覚を培う」ことができるのです。

さる6月28日(金)、「基礎看護実習Ⅰ」の最終日、実習でお世話になった病院から臨地実習指導者をお迎えしての「学修成果発表会」が開催されました。

緊張した雰囲気の中、それぞれのグループが3日間の病棟実習での学びを発表しました。

「寄り添う看護」について考え発表したグループ。

「コミュニケーションの大切さ」に着目して発表をしたグループ。

「患者とその家族の最善とは何か」に着目して発表したグループ。

「自分の知識を使って考えて行動する重要性」について発表をしたグループ。

学生たちの学びは実に様々で、どの学びも学生たちにとって、かけがえのない学びそのものでした。

どのグループも、初学者だから学べたこと、真剣な眼差しで実習を行ってきたから気が付けた学びがたくさんありました。指導者さんからも、たくさんのコメントをいただくことができました。指導者さんからのコメントを聞く学生の眼差しも真剣そのものです。

 

実習での1つ1つの場面から、しっかりと学び考える力が備わっている学生たちだと感じることができた実に有意義な成果発表会でした。

何を学ぶかは、「学びたい!知りたい!」と思う学生の気持ちから生まれてきます。

そして、このような実習は、皆さんの学びの場を提供してくれる病院(施設)があり、指導してくださる臨地実習指導者がいて、学生さんたちの学びを応援してくださる患者さんとそのご家族がいらっしゃるからこそ成り立つのです。そのご恩を決して忘れず、日々の学修を積み重ねていくことが大切ですね。

今回の学びを胸に、4年間一歩ずつ着実な学びをしていきましょう。

基礎看護学実習Ⅰでお世話になった病棟の指導者さん、患者さん、そのご家族の皆さん、すべての皆様に心から感謝申し上げます。

 

看護学科では4年次を対象に選択科目として「仏教看護論」が開講されます。

本年度も、浄土宗の吉水岳彦先生に講義をお願いしています。

 

看護師の仕事は、人の生老病死に向き合う仕事です。

 

いのちの誕生という輝かしい瞬間に立ち会える一方で、「病」や「老い」などの苦しみに向き合っている人に、一人の人間として、看護師として、日々向き合っていくのが看護師です。

 

今日は、そんな病と向き合い、幾多の喪失を体験している患者さんの気持ちに寄り添うために、そして、何よりは自分自身の生き方を振り返るために、「遺書作成ワーク」に取り組みました。

 

最初に、「アルバイトに励む大学生が、急な体調不良を感じ受診すると、手の施しようがなく、余命いくばくもない状態であることを告げられる」というシナリオが配られました。

そのシナリオを読み、学生一人ひとりが心静かにその当事者になります。

 

「生きている間に思いを伝えることは、これが最後になるかもしれません。」

「どんなに大切に思っている相手にも、思いを伝えられるのは、これが最後かもしれません。」

「自分の人生の終わりが見えて、もうこれが最後ならば、あなたは誰に、どんな思いを伝えたいですか?」

そのような問いかけの後、自分自身と向き合う静かな時間が流れていきます。

 

遺書に取り組む学生の眼差しは、真剣そのものです。

そして、時間がたつにつれ、涙が溢れてくる学生もいました。


 

生まれて来られた幸せ。

いつも温かく見守り育ててくれた家族への感謝の気持ち。

大切な人への溢れる気持ち。

やり残したことへの思い。

 

愛情や思いが深ければ深いほど、涙が出るのは当たり前のこと。

 

「やり残していて、やりたかった」という願いもあるでしょう。

「別れたくない」という気持ちもあるでしょう。

 

これまで経験した実習で受け持たせていただいた方は、このような苦しみ・苦悩と向き合っていたのかもしれません。

私たちが看護者として向き合う対象は、今まさにこのような気持ちの真っ只中にいる人なのかもしれない・・・そういう気づきにも繋がった貴重な経験でした。

 

私たちが日々生きている延長線上に「生老病死」があります。

かけがえのない大切な自分の人生をどう生きるか。

何(誰)を大切に、どのように生きていくか。

そして、伝えるべきことは何か・・・

 

そんな大切なことを考えさせてくれた大切な時間となりました。

リアクションペーパーにはたくさんの学生さんの思いが溢れていました。

 

家族や友人への感謝の気持ちに気づけた学生さん。

見失っていたものが見えたと書いてくれた学生さん。

実習で受け持った方や亡くなった方の気持ちに思いを馳せた学生さん。

大変なこともあったけど、今生きていてよかったと心から感じてくれた学生さん。

 

また一つ、大きな経験ができましたね。

この思いを大切に、これからの人生をより彩り豊かに生きていきましょう。

心から応援しています。

 

6月20日(木)

千葉第二キャンパスでは、今年度最初の学科別教員FD研修が開催されました。

看護学科では、国家試験対策講座でもお世話になっている東京アカデミーの斉藤由美先生をお招きして「第109回看護師国試合格に向けて」をテーマに、近年の看護師国家試験の傾向と対策、そして、学力低迷者への学習支援について講義をしていただきました。

栄養学科では、「第34回管理栄養士国家試験にむけて 傾向と対策」をお話いただきました。

さすが国家試験対策のプロからのお話とあって、最近の国家試験の傾向が細かく分析されており、その対策についても具体的かつ実用的で、明日からの学生指導に活用できる充実した内容でした。

このように、教員も学生指導の経験のみならず、専門家から研修を受け、国家試験対策における適切な知識と技術を身に付けることはとても重要です。しかし、もう一方で、学生指導をする上で、とても重要なことは学生さんの性格や学習の進捗状況にあわせた個別的な関わりです。

学生さんの指導をしていて思うことですが、学生さんにも一人ひとり個性があります。成績優秀な学生さんでも、とても不安が強い学生さんもいますし、成績が低迷していても、中々勉強のスタートを切れない学生さんもいます。そのような時には、4年間で培ってきた学生さんとの関係性を活かし、学生各々の個性や置かれている状況を理解して、アドバイザー教員が中心となって適切なアドバイスをしていきます。

それは、「教員と学生との距離がとても近い」という評価を受けている本学が得意とする分野なのかもしれません。

不思議なことに、同じ模試の結果でも「叱咤激励」が欲しくて教員のところに面談に来る学生さんもいれば、「大丈夫だよ」という一声が欲しくて教員のところに来る学生もいます。そんなときに私たちは学生の成績のみならず、学生の個性を鑑みながら、その時々で声掛けをしていきます。国家試験の合格を手にする日まで、その伴走は続きます。

 国家試験の勉強をしている学生さんだけでなく、このようにして教員も「国家試験全員合格」を目指して日々研鑽しています。国家試験受験当日まで、共に頑張っていきましょう。

大切な国家試験の傾向や指導のポイントはしっかりとメモに残します!!