10月31日土曜日、ホームカミングデーが開催され、今年3月卒業生40名が集まってくれました。
今年の卒業生は、コロナ渦にあって卒業式が開催することができず、アドバイザーグループごとの卒業証書授与のみだけで、厳しい社会の荒波にもまれている真最中です。そんな中、でのホームカミングデーでしたから、皆、笑顔、笑顔でした。中には1時間も前に到着した人も。久しぶりの学び舎ですからね。
オープニングセレモニーとして長谷川理事長先生、磯岡学長先生、同窓会会長多久島様のビデオ上映によるお話がありました。卒業式の式典を経験したことがないので、先生方のお話は染み入ります。
淑徳大学卒業生・同窓生としての自覚を新たにしたところです。
セレモニーのあと、バンドネオンのミニコンサート。演奏者は小川紀美代さん。
バンドネオンって何?聞いたことない…。アコーディンとどう違うの??と、「?」ばかりの始まりでしたが、演奏が始まると、その音の迫力と繊細さとが交互に入れ替わり、音楽で表現される世界に一気に引き込まれます。アルゼンチンタンゴの有名な曲「リベルタンゴ」が始まると、「これは聞いたことがある…」とノリノリに。
小川さんがこまめに入れてくださる語りにも興味津々。
バンドネオンはそもそもドイツの生まれ。スペインに渡り、さらに船に乗ってアルゼンチンに渡って、そこでアルゼンチンタンゴとの相性が良いことがわかり多用されるようになったとか。また、バンドネオン1つの重さが7kg。その重さを支えつつ、蛇腹を往復させるのは重労働で、小川さんはとても筋肉が発達していらっしゃるのだそうです。とても細身なのに…。
小川さん作曲のハートフルな曲が続き、感動し、癒された1時間。日頃の疲れが吹き飛んだ人。小川さんみたいに没頭できる何かを自分も見つけたいと思った人。卒業生の反応は様々でしたが、コンサートの終わりに小川さんと卒業生のみんなで一緒に記念撮影。
仕事の都合で来られなかった方に朗報です。オープニングセレモニーとバンドネオンコンサートの動画は希望される卒業生に配信されるそうです。まだ申し込んでいない卒業生の方(2019年3月以前の方も含みます)、大学までご連絡くださいとのことです。これは聴かなきゃ損です。
コンサートの後は情報交換会が開催されました。
「そっち(の職場)はどう?」「うちはね…‥」といった会話があちらこちらでやり取りされていました。最終バス出発ぎりぎりまで、おしゃべりは続いたのでした。明日からの働く活力になったみたいで、よかった!
卒業生のみなさん、淑徳大学看護栄養学部はみなさんにエールを送り続けます!!
※ホームカミングデーにおける感染予防・健康確認について
●入場前の健康確認(当日)
スクールバス車内及び会場でのマスク着用
受付時の検温と健康チェック表による健康確認の実施
●会場内での感染予防
三密回避のため、大教室の使用(最大336名収容)、着席(1m以上)、窓・ドアの開放