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東日本大震災復興支援プログラム 2019年度 第7回 スタディツアーを実施しました

公開日:2020年02月15日

本学は「できることを、いま・ここから」をスローガンに、東日本大震災の復興支援活動を続けています。このツアーは、現地の被災された方々から直接お話を伺いながら復興について考え、支援につなげることを目的として実施されてきました。第7回となる今年度は福島県の双相地域を訪れ、震災・津波被害ならびに原発事故被害からの復興支援について考えました。

※この度のスタディツアーは、公益財団法人福島県観光物産交流協会から取材の依頼を受け、「福島県の教育旅行情報 ふくしま教育旅行」ウェブサイトに掲載されました。

  • 詳細はこちら

  • 「福島第一原子力発電所と汚染土の仮埋設」

    実施概要

    • 期 日   2020年2月12日(水)~14日(金)(2泊3日)
    • 訪問地域   相馬市、南相馬市、浪江町、双葉町、大熊町、富岡町、いわき市
    • 参加者   総合福祉学部、コミュニティ政策学部、人文学部 計6名、引率教職員3名

    相馬市防災備蓄倉庫

    参加者の感想


      印象に残った言葉がある。「復興はどこまで出来て完了と言えるのか」という言葉である。現在の浜通りは、海の見えない高い堤防と平地が広がっている。窓ガラスが割れ荒れ果てた建物、汚染廃棄物の黒い袋がたくさん積まれた広い土地、放射線によって汚染された土地を活用しようと設置されたソーラーパネルが続く。「復興」とは、「元に戻る」ことだろうか。津波や原発事故によって、住むことができなくなった土地、住むには適していない土地ができた。そこにそのまま戻ることはできない。人・物・金がなくなった土地に「何を足せば何が戻る」と簡単に答えが出ていないのが、復興の難しさだと思った。 今回のスタディツアーを通して、その変化を「復興」の一言で片づけてよいのかという疑問が浮かんだ。今、私の考える「復興」は「その土地に住む人に合った復興を目指す」ということである。ただ、「物があればよい、人が戻ればよい」ではなく、「住んで良かった」と思える場所にすることなのではないかと思う。災害が増発している近年、「復興」の意義を考え続けていきたいと改めて感じた。(総合福祉学部2年)

      吉川理事の解説と双葉町のジオラマ


      今回のスタディツアーでは、東日本大震災によって発生した福島県浜通りにおける津波・原発事故における被害について主に学び、今まで自分が思っていた東日本大震災においての被害のイメージが大々的に変化しました。自然災害と原発事故が重なったことによって、地域の状況がより複雑化し、「被災地における復興とは、何をもって復興と言えるのだろうか?」という疑問も生まれ、答えのない問題に今も苦しんでいる人々が多くいる現実に目を向けないといけないと思いました。また、語り部の方々が共通して「自分の命は自分で守る」という事を強く強調されていました。この言葉の意味を強く意識して、いつ来てもおかしくない災害に備えたいと思います。この3日間でとても濃い内容の体験や話を語り部の方々を通じて学ぶことができました。今後の防災のためにも理解できるように勉強していきたいと思います。
      (人文学部2年)

      平沼ノ内「賽の河原」(新たに安置された水子地蔵)

       今回のツアーを通じて、震災の教訓を生かし復興に向け力強く取り組む方々から多くのことを学ばせていただいた。特に、日常を大切に生きること、自分のふるさとを大切にすること、そして防災意識を高め、いざというときのために備えることの大切さを学び、学生たちはこれからの自分のあり方を深く考えてくれたように思う。 『命の大切さ』という言葉はよく耳にするが、現地を見て、震災を経験された方の話を実際に聞くことで、改めて実感することができるのではないだろうか。参加してくれた学生のみなさんには、学ばせていただいた福島の地を忘れることなく、よりよい明日に向かって共に未来を築く人になっていって欲しい。ツアーでの学びを生かし、みなさんが活躍されることを期待しています!
       (引率教員コメント(教育福祉学科 小林先生))

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