墨田区木造密集地区再開発視察(鏡ゼミケーススタディ)(担当:鏡諭教授)

(1)取り組み
5月18日(土)に墨田区にある本所防災館と墨田区の木造密集地域の再開発及び東向島・京島地区のフィールド・ワークを行った。

(2)ねらいと工夫
本所防災館防災館では、地震や水害、風雨体験等を行い、大規模災害の怖さとそれに備える知識を得た。特に、最近のゲリラ豪雨に対して、冠水した場合、車や家のドアの開閉は重く、難しい状況が理解された。墨田区は、独居老人や高齢者世帯が、木造密集地域に密集している事もあり、防災に対しての関心は高い。


 次に、スカイツリーまで徒歩で移動、ソラマチで自由時間後、その後、コミュニティバスを利用し、京島地区へ向かった。京島地区では、狭隘な木造住宅が立ち並ぶ地帯へと進んで行った。建築基準法及び同法42条2項道路の説明や坊防災公園及び京島地域で進められている木造密集地域の再開発事業の概要を説明し、実際のまちづくりの様子を見た。
 この地域は、関東大震災後及び東京大空襲以後住宅が立ち並んだ。当初は、復興を目的としていたが、様々な理由で住み続けている。狭隘な住宅地は、家事や救急、防犯などに心配があるため、再開発を進める一方、住民のコミュニティが形成され、独特の下町文化を形成している。住宅改修の補助金や再開発による、道路整備、空地の確保等様々な課題はあるが、住民との協力によって成り立つ事業であるため、約40年間に渡る事業となり、引き続き事業は継続している。
 途中、人情キラキラ橘商店街のシャッター商店街と新たな出店の様子を見た。学生は八百屋、総菜屋など商店街の特徴も関心を持って見ていた。再開発の難しさとまちの変化の様子を体験し、まちづくりの意味を改めて感じていた。
 東向島地区まで歩き、天水尊や路地尊といった、雨水を利用した防災拠点を見学した。途中、古民家を改修した喫茶店を見学しレトロな雰囲気を楽しんだ。この地域についての歴史は、事前学習で調査した通り、関東大震災後に当時田んぼや沼地であったこの地に、住まざるを得なかった事が始まりであるが、改めてまちづくりの大切さを感じていた。(文責:鏡)


2019年9月

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