コミュニティ研究Ⅱ NTT東日本コース現地訪問-香取市佐原(担当:伊藤潤平助教、八田和子准教授)

 8月29日(木)にNTT東日本コースの学生12名、教員2名で江戸情緒が残るまち、香取市佐原へ訪問し、NTT東日本が導入しているサービスを見学しました。
 はじめに訪れたのは、昨年3月にオープンしたHOSTEL Co-EDOという宿泊施設です。スタッフ一人で運営している同施設は、受付業務の負担軽減や訪日外国人への対応を可能にするため、コミュニケーションロボットSota(ソータ)を導入したり、ネットワークカメラによる来訪者検知システム、QRコード等により多言語での観光案内や施設案内が可能になるシステムを活用したりしています。ロボットに話しかけると、Sotaが香取市の天気予報などを話しだすのを見て、学生たちは興味深々の様子でした。

 次に訪れたのは、香取市が所有する敷地に建てられた観光休憩所「上河岸小公園(愛称:さわら町屋館)」です。今年の4月にオープンしたばかりの新しい施設ですが、佐原の古い街並みに馴染むように、木造の古い商家のような建物になっていました。上河岸小公園は観光まちづくり会社のNIPPONIA SAWARAが運営している香取市の施設です。同施設内には休憩スペースや売店、多目的広場があって、観光客だけでなく地域の人々にも利用されていますが、今後は大型ディスプレイを通した、アバターによる遠隔観光ガイドのシステムを導入予定であることを教えていただきました。さらに、NIPPONIA SAWARAによる佐原エリアの地域活性化の取り組みについてもお話を伺いました。古民家をリノベーションして、ホテルやレストラン、店舗などに生まれ変わらせ、観光客が長く佐原の街に滞在できるように整備していること、観光を軸としたまちづくりの取り組みが、農業など他の産業にも好影響をもたらし、地域全体が活性化していることなど、大変興味深いお話に、学生たちは真剣に耳を傾けていました。

 今回の訪問で、IoTによる地域の課題解決の方法、地域活性化の取り組みなどを、実際に目で見たり、話を聞いたりして学ぶことができ、有意義な時間を過ごすことができました。ご協力いただきましたNTT東日本の皆様、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。(文責:八田)

2019年11月

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