大学生のための消費生活に関するワークショップ(実践編)の実施(担当:日野勝吾准教授)

 11月14日及び同28日(いずれも土曜日、10時~12時)、千葉市消費生活センターにおいて、千葉市内の大学生・短大生を対象に「大学生のための消費生活に関するワークショップ」(実践編(グループワーク形式))を開催しました。前回の基礎編を踏まえて、アクチュアルな消費者紛争事例解決方法や近年の消費者教育手法について学びました。なお、コロナ禍での開催のため、前回と同様、新型コロナウイルス感染症予防策を講じた上で、グループワーク等を実施しました。

 14日は、「アウトローな悪質事業者撃退!消費者トラブルを解決してみよう!!」をテーマにして、学生が作成した4事例(偽サイト、電話勧誘販売、定期購入、デート商法)をもとにケースメソッドにより検討を行いました。各グループごとに、①各事例を解決するためにはどのような根拠に基づいて主張ができるか、②解決に向けての手段・方法、③未然防止するためにはどのような点に注意すべきであったか等を中心にディスカッションが行われました。その後、各グループより検討結果のプレゼンテーションが行われ、講師の五十嵐朋之さん(千葉市消費生活センター)より分かりやすい解説・講評が行われました。

 一方、28日では、「バズる消費者教育を考えてみよう!」をテーマにして、グループディスカッションが行われました。グループディスカッションでは、現状の把握、問題点の抽出、効果的な消費者教育の手法の検討、具体案の発表の順に検討が進められ、講師の前野春枝さん(千葉県消費者センター)や行政職員の方々から講評をいただきました。その後、学生自らが作成した消費者力向上クイズの発表・報告が行われ、今後、千葉市消費生活センターでの各種企画に取り入れられることとなりました。各学生より全体の総括・振り返りが行われ、千葉市より受講修了証が手渡されました。

 全4回を通じて、参加学生より、「消費者被害の深刻さを改めて感じた」「学んだ知識を日常生活に活かしたい」「被害に遭ってからでは被害救済・回復が難しい場合もあるので、未然防止が重要であると思う」「消費者被害の未然防止の情報を他の学生にも発信したい」との発言もありました。

 昨今のコロナ禍にもかかわらず、消費者団体ネットワーク強化・活性化事業に関する企画調整をいただきました千葉県環境生活部くらし安全推進課消費者安全推進室の皆様、また、本事業を共催いただきました千葉市消費生活センターの皆様に改めまして感謝申し上げます。(文責:日野)



2021年3月

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