第6回 学習支援ボランティア活動報告

東日本大震災後に始まり、今年で第6回目となる本学学生による石巻市立大須小学校・大須中学校での学習支援ボランティア活動が、7月31日から8月5日の5泊6日の行程で実施されました。

参加学生は教育学部、国際コミュニケーション学部、人文学部から4名で、友田教授と新井教授が引率しました。

子どもたちの学びを応援するとともに、学生の参加理由は様々ですが被災地における復興の現状を目の当たりにして、参加した学生は大きく成長したように感じます。

【参加した学生の感想】

◆小坂 美幸(国際コミュニケーション学部 文化コミュニケーション学科4年)
 私は、大学4年間の中でいろんな経験をしたくて参加しました。被災地に来たのは初めてのことで、漠然としていました。まず、古川から雄勝に来るまでに各所に行き5年経った今でも震災のすさまじさを現場に来て思い知らされました。そんな所で学ぶ生徒たちはどうなのか不安でした。
 学校に行くと、小・中学生みんな明るく元気にあいさつしてくれました。また被災していた間は勉強できなかったはずなのに良く出来ていて驚きました。私は、全員の名前を覚え、たくさんスキンシップをとりました。日々児童・生徒の変化がわかって勉強を教える楽しさを知りました。この経験を生かして、教師になれるといいです。

◆八木 麻梨奈(教育学部 こども教育学科2年)
 小学校全校児童5人、中学校全校生徒7人の小規模な「大須小・中学校」。少人数の学校というものを体験したことがなかった私は、学校に対するイメージとして「さみしそう」というものが1番強かった。しかし、実際は全く違っていた。小学生はとにかく元気よく活発で、中学生も和気あいあいとそれぞれの学校での活動を楽しんでいた。その様子は普通の学校と変わらず、学校の中は常に子どもたちの声であふれていた。高学年は低学年のことを十分理解し、中学生は小学生のことを理解し導いていた。お互いよりよい関係を築いていると感じた。学校が統合される前の最後のボランティアとして貴重な体験ができた。

◆林 みなみ(教育学部 こども教育学科2年)
 実際に被害を受けた人の話を聴いたり、大須小・中学校で一緒に勉強したり遊んだりしたことで、テレビで観るのと、行って経験するのでは全く違うことがよく分かった。主に小・中学校で子どもたちと過ごしたが、人数が少なく子ども同士がよくお互いのことを理解している印象を受けた。みんな素直で自分の意見を持っていた。先生方の指導も丁寧で、このボランティアを通して学ぶことがたくさんあった。来年から雄勝小・中学校と統合されてしまうため、今ある場所で学校生活ができるのは今年が最後である。その区切りの年に子どもたちや先生方と関わることが出来て本当に良かった。これからは今の現状を多くの人に伝えていきたいと思う。

◆成井 勇人(人文学部 表現学科3年)
 春のスタディーツアーに引き続き、二度目の雄勝訪問でしたが、今回は大須小・中学校の学習支援ボランティアとして、足を運ばせていただきました。
 全校児童・生徒が小、中合わせて12人の校舎の中で、学年に関係なく、お互いがフォローし合いながら学ぶ子供たちの姿はとても励みになり、「この子たちを見習って私もこれから頑張っていこう」と思わされました。
 来春、校舎が統合により移転となってしまいますが、子どもたちには「大須小・中学校魂」を胸に、今後の人生を力強く生きてもらいたいと切に思います。

【大須小学校での様子】

大須小学校での様子 大須小学校での様子
大須小学校での様子   大須小学校での様子

【大須中学校での様子】

大須中学校での様子 大須中学校での様子
大須中学校での様子   大須中学校での様子