学生の想い、卒業生の想いを聞きました!
配達業務を通じて地域の人々に信頼される存在になりたい。
生活協同組合コープみらい コープデリ成東センター 勤務
實籾 闘志さん
コミュニティ政策学部 コミュニティ政策学科 2022年卒
千葉明徳高等学校 出身
サービスラーニングやボランティアで
社会に生きる力を身につけた
公務員として働く兄の姿を見て、地域の人のために働く公務員になりたいと考えていました。淑徳大学を選んだ理由は、充実した公務員試験対策があることはもちろん、自治体や企業と連携してイベントや商品企画などに挑戦する「サービスラーニングプログラム」に惹かれたからです。
入学後はサービスラーニングプログラムを通して、車椅子バスケットボールの大会運営に参加。車椅子での移動を前提とした動線の確保や観客の誘導、試合の合間には子ども向けの車いす体験会を開催するなど、大会の裏側を支えるとともにパラスポーツの理解促進をめざして奮闘しました。
また、所属していたサークルでも、子どもたち向けのレクリエーションを企画運営するボランティア活動に取り組みました。こうした地域と関わるさまざまな体験を通じて、現在の仕事にも活きる実践力やコミュニケーション力を学生のうちから身に付けることができたと実感しています。
サービスラーニング
ゼミをきっかけに見つけた進路
配達業務を通じて地域に貢献する喜びを実感
現在は、生活協同組合の職員として勤務しています。私の仕事は、組合員の皆さまへ商品を正確かつ安全に配達すること。今では「いつもありがとう」と感謝されたり、小さいお子さんから「お兄ちゃんが来た!」と慕ってもらえたりと、組合員の皆さまとの関係性も深まり、地域に貢献できる喜びとやりがいを感じています。
公務員をめざしていた私が現在の仕事を選んだのは、ゼミの活動がきっかけでした。私が所属していたのは、労働法や消費者法などの法律を専門に学ぶゼミ。そのなかでフードバンクや生活協同組合と一緒に食品ロスやフェアトレードといった『食』をテーマとした消費について考える機会があったのです。活動を通し、森林保護や食品ロス対策など生協が行うさまざまなSDGsの取り組みに触れ、社会問題に向き合う姿勢や地域に貢献できる公共性の高さに魅力を感じ、就職を決めました。今後は、大学で培った知識と経験を活かし、コミュニティづくりや地域創生の活動にも携わりたいと考えています。
社会人になって感じるのは、挑戦したいことがあっても時間がなかなかとれないということ。だからこそ皆さんも、大学生のうちに自分のやりたいと思ったことには、何事も全力で挑戦してほしいです。
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