学生の想い、卒業生の想いを聞きました!
心の面から子どもたちのサポートができる
特別支援学校教諭をめざす
後藤 海斗さん
総合福祉学部 教育福祉学科 2年生(2023年取材時)
千葉県立野田中央高等学校 出身
部活の指導もできる特別支援学校教諭になるために
私が教育福祉の道に進もうと決めたきっかけは、中学生の時です。所属していたサッカー部の顧問の先生が、特別支援学級の担任をされていたことから興味を持つようになりました。ただ、当時は特別支援学級の学生たちとうまくコミュニケーションが取れず、あまり関われないまま卒業してしまったのが心残りで、勉強してみたいと思うようになりました。
淑徳大学は、福祉に関して経験豊富な先生が多く、施設も充実している点に惹かれました。また、中学校及び高等学校の保健体育一種免許と特別支援学校教諭一種免許を同時に取得することができると知りました。教員になったら部活の指導もしたいと思っていたので、淑徳大学への入学を決めました。
ボランティア活動を通して、座学では得られない学びが身につく
印象に残っている授業は、1年次に受けた「特別支援教育の理解と方法」です。先生は特別支援学校で実際に指導をされていたので、経験をもとに授業してくださいます。そのためイメージが湧きやすく、将来に役立つ話をたくさん聞くことができました。2年次も引き続き同じ先生の授業を受講しています。
また、2年次からはボランティア活動に精力的に取り組んでいます。今は小学校の特別支援学級クラスでボランティアを行っており、丸付けや声掛け、教材準備といった授業補助を行っています。休み時間には子どもたちとふれあう機会もあります。座学では得ることのできない体験ができ、先生たちの指導法や声掛けの仕方を学べる良い機会になっています。
支援を必要とする子どもたちを心の面からサポートしたい
教育福祉について勉強する前は、支援を必要とする子どもたちを支える立場になろうと漠然と思っていました。授業やボランティア活動を通し、“支える”という言葉がより具体的になり、今は心の面からサポートやケアができる教員になりたいと思っています。子どもたちだけではなく、保護者の方々を支えることも大切だというのも、授業を通して明確になったことです。
3年次からは、特別支援学校での実践研修ができる「ちば!教職たまごプロジェクト」が始まります。また、ゼミでは先生のもとで専門的な経験を積むことができるということも聞いています。さまざまな体験を通して学びを深めていきたいです。目標である中学校及び高等学校の保健体育の一種免許と特別支援学校教諭一種免許の取得に向けて、これからも勉学に励んでいきたいです。
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