学生の想い、卒業生の想いを聞きました!
裁判所を訪れ不安を抱える人に
寄り添える裁判所事務官に
内定先 裁判所事務官
角井 姫月さん
コミュニティ政策学部 コミュニティ政策学科 4年生(2023年取材時)
千葉県立木更津高等学校 出身
授業を通して経済学の面白さを知り、自分の得意分野になった
高校生の時に公務員をめざそうと考えていたところ、公務員講座が充実している淑徳大学のことを知りました。なかでもコミュニティ政策学科は、さまざまな業界で働くための知識が身につけられるので、将来の選択肢が広がる点や、地域に出て活動を行う実地が充実している点に魅力を感じ、入学を決めました。
コミュニティ政策学科では、公務員試験対策に必要な授業が受けられます。2年次に受講した「ミクロ経済学」および「マクロ経済学」は、公務員試験の勉強を始める前ということもあり、受講当初は難しい内容だと感じていました。けれども、わからない点を先生に質問していくうちに理解が深まり、経済学が面白いと感じるように。公務員試験では自分の得意分野となり、国家一般職試験で満点を取ることができました。
卒業生との交流をきっかけに裁判所事務官になる夢を見つけた
公務員を志望していたものの、入学当初はどのような公務員をめざすかまでは決めていませんでした。2年次になり、めざす道に悩んでいる時に、コミュニティ政策学科の卒業生が裁判所事務官として活躍されていると聞きました。どんな仕事か気になっていると先生に伝えたところ、卒業生とお話しする機会を作っていただき、興味を持つようになったのです。
その後、2年次の夏には裁判所見学会に参加しました。裁判所というと、厳しくて堅い場所というイメージを持っていました。ですが、法廷を裏方として支える裁判所事務官の仕事を実際に見て、裁判所に訪れる人の不安に寄り添いながら業務をされている姿が印象に残りました。人に貢献できる仕事がしたいと考えていた私は「これだ!」と思い、裁判所事務官になろうと決意しました。
コミュニティ政策学科は学びを通して将来の夢を見つかる場所
3年次からは消費者法を研究するゼミに所属しました。特に身についたと感じるのはプレゼン力です。ゼミでは自治体と連携して動画を作る機会があり、制作にあたって木更津市と君津市に向けて企画内容のプレゼンを行ったことがよい経験に。また、ゼミでの活動を全国の消費者に向けて発表する「全国消費者フォーラム」に参加し、ここでもプレゼン力を鍛えることができました。
授業やゼミを通して学外での活動も多く、さまざまな人と出会うことで聞く力や質問する力など、コミュニケーション能力も高めることができました。それらを活かして今度は、裁判所を利用する人に寄り沿い、不安を軽減できるような裁判所事務官をめざしていきたいと考えています。
コミュニティ政策学科は将来の目標が定まっていない人も、大学での学びや経験を通して卒業後の進路を見つけることができる学部だと思います。ぜひ自分が理想とする将来像を見つけ、実現していってください。
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