センパイ!
学生の想い、卒業生の想いを聞きました!

経営×鉄道の学びを通して成長し
「車掌」という夢への一歩を踏み出す

内定先 東武ステーションサービス
吉田 有輝さん
経営学部 観光経営学科 4年(2023年取材時)
埼玉県立浦和東高等学校 出身
観光経営_WEB_吉田


鉄道と経営、両方の知識を学びたい。その思いを叶える観光経営学科

幼いころから電車に乗ったり、写真を撮ったりすることが好きだった私が「車掌になりたい」と思うようになったのは中学生のころ。運転手と協力してお客様を時刻通りに目的地に運び、どんなお客様にも丁寧に接する車掌さんの姿に憧れを抱き、自分も車掌として働きたいと考えるようになりました。
 
しかし、私には「車掌になる」という夢以外にもう1つの使命がありました。それは、いずれ家業のマンション経営を継ぐこと。そのため、鉄道に関する知識だけでなく、マンション経営に必要な経営の知識も学ぶことができる淑徳大学 観光経営学科に入学を決めました。

実践的な学びを通して、鉄道業界の現状と課題を知る

観光経営学科の魅力は、実践的な学びが充実している点にあると思います。たとえば1年次に受講した「観光経営実践入門」は、旅行、ホテル、鉄道などさまざまな業界で活躍する方が各回に講師として招かれる授業です。業界をよく知る方々から話を聞くことで、経営の知識や観光産業のよりリアルな現状を学ぶことができたと実感しています。
 
また、自分の興味のある観光業界を探求できるのも、観光経営学科ならではだと思います。旅行、ホテル、鉄道など数ある業界のなかから1つを選択して学びを深めていく「観光経営研究」という授業があり、私はもちろん鉄道業界を選択。東武鉄道様にご協力いただき、企業で働く方から直接鉄道業界についての話を伺ったり、沿線施設や鉄道博物館などを見学したりと、鉄道が地域にもたらす影響や企業が抱える課題を実践的に学ぶことができました。
 
さらに、企業の抱える課題に対して解決策の提案をすることもありました。たとえば、コロナ禍で減ってしまった定期利用者を増やすにはどうすればいいか、観光に便利なフリーパスの売り上げを伸ばすにはどうすればいいかなど……。自分たちで調査し、解決策を考え、発表する機会が多く、社会に出てからも活きる力を身につけることができたと思います。

4年間の学びが実り、夢だった鉄道業界に内定!

4年間の学びを経て、授業でも関わりのあった東武鉄道グループのひとつ、東武ステーションサービス株式会社に内定をいただきました。小さいころから利用している鉄道でもあるため、ご縁があったのだと嬉しく思っています。入社後は主に駅員として従事する予定ですが、大学で学んだ知識やホスピタリティ精神を生かして、将来的には車掌になることを目標に精進していきたいです。