学生の想い、卒業生の想いを聞きました!
学生生活でチャレンジした経験が
就職した不動産会社の接客に活かされている
ハウスコム埼玉株式会社 勤務
佐野 菜奈実さん
経営学部 経営学科 2022年卒業
埼玉県立所沢中央高等学校 出身
お客様の理想のお部屋が見つかった時の達成感がやりがいに
私は淑徳大学卒業後、不動産会社に就職しました。大家さんからお部屋のご紹介を受けることと、お客様にお部屋をご紹介することが主な仕事です。入社前は不安もありましたが、最初から一人で仕事を任されるのではなく、見習い期間を設けていただいたことで、段階を踏んで業務に慣れていくことができました。
自分なりに工夫したことは、1日の業務をメモに書いて整理することです。契約を進めている方、新規の方など、1日に何人ものお客様の応対や契約対応を行うので、最初は整理が追いつかず、頭の中がいっぱいになっていました。ですが今は、メモを使いながら業務に優先順位をつけており、頭の中を整理しながら仕事に取り組むことができています。
仕事のやりがいは、お部屋探しにおいてお客様の希望を叶えること。特にこだわりをお持ちのお客様は時間をかけて一緒にお部屋を探しています。理想のお部屋が見つかり、喜んでいただけたときは大変うれしく、達成感を感じています。
インターンシップをきっかけに、現在の就職先と出会えた
淑徳大学に入学したきっかけは、高校生の時にオープンキャンパスで淑徳大学を見学した際、学生や先生の雰囲気がよく、広い食堂など施設も充実していたことからです。また、私の祖父がスーパーを経営していたこともあり、兼ねてから経営に興味を持っていました。進路が定まっていたわけではありませんが、経営学部なら幅広い分野で活躍できると思い、進学を決めました。
授業のなかで特に役立ったのは、1年次に受けた「情報基礎演習」の授業や「MOS講座」です。入学する前はパソコンが苦手でしたが、授業や講座を通して苦手意識が少なくなりました。仕事でパソコンを使う機会が多いので、受講してよかったと実感しています。
4年間で特にお世話になったのがゼミの先生です。相談しやすい先生で、進路で悩んでいた時も気兼ねなく相談でき、就職活動時は面接練習にも付き合ってくださいました。なかなか進路が決まらなかった私ですが、先生から「インターンシップに参加してみたら?」とアドバイスをいただいて、その際に参加したのが現在の会社です。当時はコロナ禍のため、インターンシップもオンラインで行われました。グループディスカッションなどを実施する会社が多い中で、就職先のインターンシップでは、内見の映像にアテレコをするという貴重な経験をさせていただきました。ほかの会社にはない経験をしたことが印象に残り、面接を受け、就職を決めることができました。
勉強も友達との旅行も、大学で経験したことが接客に役立っている
これから淑徳大学に入学するみなさんには、自分が好きなことややってみたいことにチャレンジしてほしいと思っています。私も勉強はもちろん、大学の友人と旅行に行った経験も、今では接客時の話のネタになっています。経験したことが今後役に立つはずなので、たくさん経験を積みながら大学生活を楽しんでください。
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