センパイ!
学生の想い、卒業生の想いを聞きました!

旅をより良く印象づける心の通ったサービスを提供したい

小谷 真太郎さん
経営学部 観光経営学科 3年生(2022年取材時)
桜丘高等学校 出身
小谷 真太郎さん01

フィールドワークを重視した授業で
観光学を多角的な視点で深掘りする

高校時代にオーストラリア留学を経験したことから、旅行関係の仕事に興味を持ちました。旅先での体験は、日常生活では味わえないような驚きや感動、楽しさであふれています。私も将来、ゲストが求める最善のサービスを考えて提供し、ゲストと共に旅を楽しむことができる人材になりたいと考えたのです。
 
観光経営学科は、観光そのものを学ぶだけでなく、「経営戦略論」や「消費者行動論」などの科目があり、経営学の視点も習得できるのが特長です。また、グループワークやフィールドワークを中心とした実践的なプログラムが豊富です。体験しながら学ぶことで、生きた知識やスキルを吸収しながら実践力を身につけられる点にも魅力を感じました。
小谷 真太郎さん02

リーダーシップの基礎を学び
グループでプレゼンテーションを実践

入学後に受けた「プロジェクト実践」の授業では、リーダーシップやグループワークに対する概念が変わりました。当時はコツが分からず苦戦することもありましたが、実践を繰り返すことで徐々に理解が深まり、今では人前で話すことが楽しくなったのです。
 
この授業で印象に残っているのは、「旅行会社とのコラボレーションを想定して具体的な施策を企画する」という課題に挑んだこと。半期にわたってグループの仲間と意見を交わすことで、絆が深まると共にお互いを尊重する意識も芽生えました。話し合いを重ねた結果、私たちのグループは「ロボットを活用した一人旅専用の旅館」を企画し、プレゼンテーションしました。その後、企業の方からアドバイスをいただきながらプランをブラッシュアップ。観光を考える際には、経営の視点も大切だと改めて実感しました。
 
また、観光経営学科が参加する「ツーリズムEXPOジャパン」というイベントで、出展ブースの運営に関わりました。イベント当日はブースに立ち、さまざまな企業の方と接する貴重な機会を持つことができました。

淑徳大学での経験と成長
全てが未来の私をつくり出していく

学業以外では、学園祭実行委員会の委員長として活動したことも自分の成長につながっています。学園祭を成功させるためには一人だけでなく、多くの人の力が必要です。例えば、教職員の方、企業の方、サークルや参加団体のメンバー。もちろん、実行委員の仲間同士のチームワークも必須です。細やかなコミュニケーションを心がけ、全員でイベントをつくり上げたことがとても嬉しく、その喜びは今でも忘れられません。
 
このように、さまざまな体験によって私を大きく成長させてくれた淑徳大学。学びを重ねるなかで、卒業後は航空会社で働きたいという具体的な目標も見えてきました。
 
今後も、興味のあることには貪欲にチャレンジしていきます。その一つとして、旅行業界を志すきっかけにもなったオーストラリアを再訪することを目標にしています。自分の夢の始まりである地を訪ね、将来についてじっくり考えようと思います。