センパイ!
学生の想い、卒業生の想いを聞きました!

看護、心理、教育の視点を育み養護教諭という夢を叶えた

内定先 千葉県養護教諭
先崎 真由さん
総合福祉学部 教育福祉学科 健康教育コース (2022年3月卒業)
尚志高等学校 出身
先崎 真由さん01

社会に必要な基礎スキルを身につけサークル活動で交流の輪を広げた

養護教諭になりたいという夢を抱き、教育福祉学科に入学しました。1年次は、パソコンスキルを身につけたり、先輩に勉強の進め方を聞いたりと、社会に出るための基礎固めと情報収集が学びの中心です。印象的だった授業は、ゼミの全員で小・中学校を訪問した「教職体験研究」。学校現場の雰囲気を知り、将来のイメージを持つことができた良い機会だったと思います。
 
また、バレーボールやドッジボールなどを通して体を動かすことを目的としたスポーツサークルにも参加しました。週1回の活動ではありましたが、福島県から出て一人暮らしをしていた私にとって交流の輪を広げる貴重な場。同じ夢をもつ先輩や仲間たちと出会うことができ、サークルで過ごした日々はいまでも私の大切な思い出です。
先崎 真由さん02

特別支援学校の実習で学んだ個別支援の大切さ

2年次に上がると、看護や心理といった専門的な分野の授業が増えていきました。子どもの成長過程や心の発達について学び、養護教諭として働く際に役立つ実践的な知識を身につけることができたと思います。
 
3年次には、養護課程で1~2日かけて行う看護実習や教育実習に何度か参加する機会がありました。そのなかでも特別支援学校での実習は、印象に残っています。実習を通し、多様な子どもたちがいることを実感。だからこそ、一人ひとりに合った支援を考え実行していくことが大切なのだと、担任の先生方から学びました。この経験から、自分も子どもたちに寄り添う養護教諭になりたいと強く想うようになりました。

手厚い試験サポートのもと自信をつけて臨んだ教員採用試験

3年次の冬になると教員採用試験に向けた勉強が本格化し、学内の「保育・教職課程センター」が開催する試験対策講座に参加。参考書だけでなく、教職課程センターの先生方が作成したプリントを活用してひたすらに勉強に励みました。プリントには、絶対に覚えておくべき法律や頻出する問題がわかりやすくまとめられていて心強かったです。また、面接や集団討論の対策講座にも積極的に参加していました。本番さながらの状態で練習を重ね、先生から客観的な評価をいただくことで、自信をつけることができたと感じています。

試験勉強は自分との孤独な闘いになるので挫けそうになることもあると思います。ですが淑徳大学には、質問や相談があるといつでも丁寧なアドバイスをくれる先生方ばかりです。私も周りのサポートのおかげで、養護教諭になるという夢を叶えることができました。みなさんも夢に向かって諦めずに走り抜けてほしいです。