センパイ!
学生の想い、卒業生の想いを聞きました!

食の力で患者さんを笑顔に!
豊富な知識を身につけた管理栄養士になりたい

小野 美希さん
看護栄養学部 栄養学科 3年生(2023年取材時)
千葉県立東金高等学校 出身


栄養学科小野美希1

食を通して人を笑顔にするために、栄養士の道へ

私は人の笑顔を見るのが好きで、それを活かした仕事がしたいと思っていました。そこで、日常に欠かせない“食”で人が幸せになる手助けができないかと思い、栄養士になる道を選びました。淑徳大学のオープンキャンパスに訪れた際、在学生のみなさんが笑顔にあふれ、優しく話しかけてくださったことがうれしくて、ここで学びたいと思うように。また、設備環境が充実しており、一般的な調理室のほかに、大量調理を想定した設備が学内に設けられていた点に魅力に感じ、入学を決めました。
 
栄養学科では、1年次から調理実習を行います。印象的だったのが、「調理学実習」で受けた行事食の授業です。クリスマス料理をテーマに、メイン料理担当やデザート担当などグループごとに分担を決め、調理を開始しました。全グループの料理が完成し、並べた時に豪華なクリスマスパーティー料理ができ上がり、皆で一つのものを作り上げる達成感がありました。早く終わったグループがほかのグループのサポートを行うなど、協力して作業できたことも心に残っています。

栄養、調理、看護など幅広い分野を学ぶことで、食への知識が深まる

栄養学科の魅力は、栄養だけでなく調理や看護など、幅広い分野の知識が学べることです。調理実習の際も、たとえば「子どもの誕生日会」をテーマにした調理であれば、幼児食の作り方を学ぶと共に、どう工夫したら野菜が嫌いな子どもも食べられるか、ということを考え学びながら実践していくことができます。さまざまな観点から学ぶことで、より知識が深まったと実感しています。
 
3年次に受けた「公衆栄養学臨地実習」も印象的でした。私は千葉市役所と中央保健福祉センターの2か所で実習を行いました。千葉市役所では、保健所の業務について学び、業務を見学させていただきました。中央保健福祉センターでは糖尿病教室や離乳食教室などを見学し、対象者の方へのアセスメント(評価や判断)の方法や、対象者の方との接し方について学びました。実際の現場で学べる貴重な機会となりました。

患者さんの気持ちに応え、信頼される管理栄養士をめざす

学業以外には、アドミッションスタッフとしての活動に力を入れています。オープンキャンパスでの活動をメインに行っており、キャンパス案内のほか、受験のことや学生生活のことについて高校生からの相談も受けています。私が高校生の時にオープンキャンパスで感じた淑徳大学の良さを、これから受験する高校生の皆さんに少しでも感じていただけたらうれしいです。
 
私の夢は、正確な知識や情報を持ったうえで、患者さんの気持ちに応えた食事を届けられる管理栄養士になることです。そのためにもまずは、管理栄養士の資格取得に向けて頑張っています。大学の講義や臨地実習だけでなく、自主学習を通して多くの知識を深め、夢を実現できるように精進していきたいです。