看護栄養学部 第1回教職員研修会が行われました

2018年度 第1回目の学部の教員研修会が行われました。

本学では、文科省が推奨する「ルーブリック」を作成・運用し、平成26年度から教育の一部に取り入れています。

 

「ルーブリック」は、主体的な学修を促す方法として有効だといわれていますが、本学でも、学生が学ぶべき方向性と段階の基準を示すことにより、「学生自身が主体的に学べるようになる」「学びを積み重ねていくことができる」「目指すべき能力についての、教員と学生のコミュニケーションツールとなる」「評価基準の均一化が図れる」などの様々な利点があり、学部や学科独自のルーブリックを作成し活用しています。

 

 

現在、本学には大きく分けて

① 学士力ルーブリック

② コモンルーブリック

③ 教室外体験学習(臨地実習)におけるルーブリック

④ 科目のルーブリック

が作成されています。

 

看護栄養学部では、今までも様々な取り組みをしてきました。

その中でも看護学科の私が一番印象に残っているのが、

教員が一同になって「目指すべき学生像」を話し合い、みんなで作成した『倫理観』のルーブリックです。

 

 

同じ学部にいても、それぞれ教員の大切にしている教育の内容は少しずつ違います。

でもそれを「建学の精神」や「3つのポリシー」を基軸にして話し合い、「こんな学生さんに育ってほしい」という学生像を教職員で一同となって描いていく作業は、とても充実した作業でした。

 

新しい教員も増えて、新しい風が吹いて、これからも発展し続ける看護栄養学部。

それぞれの科目でルーブリックの実施には結びついているものの、4年間での学びの評価をどのようにしていくかなどの課題もあります。

 

今後のルーブリックを用いた効果的な教育のため、今日は学科の教員が集まり、本学部のルーブリックの活用状況と課題について、FD委員会の主催で小川純子准教授に講義をいただきました。

このように看護栄養学部では、日々学生さんへの効果的な教育のための取り組みをしています。

 

これからも、教職員同士の叡智を集結し、学びの多いキャンパスにしていきたいと思います。