「健康生活支援論Ⅰ」授業内課題で「タバコ川柳」を詠みました!

長い梅雨もようやく明けそうなこの頃、看護学科も前期の講義がほぼ終了し、コロナ禍の中で学生たちも良く頑張っています。

 

2年生の「健康生活支援論Ⅰ」では、あらゆるライフステージにある人々の健康について、広い視野で関心を持てるよう講義を行っています。

 

そのなかで、生活習慣病の引き金となる喫煙について、学生の視点で予防策を考えるために一つの工夫として「タバコ川柳」を学生自ら作成する課題を設定しました。

 

すると、学生ならではの斬新かつ柔軟な川柳がたくさん生まれました。

せっかく皆さんが考えてくれた川柳なので、投票を行い、優秀賞を決めました。

 

以下にご紹介します!

 

 

【選考基準…学生一人5票、教員一人3~5票を投じ、優秀賞を5首決定しました。()内は学生自身の川柳に込められた想いです。順不同】

 

1.アイスがね タバコ1つで 5個買える 

(タバコは値段が高いので、吸わない人からしたら無駄遣いでしかない。そんなお金があるなら、スーパーカップが5個も買えるのにと、子どもながらに思っていたことを詠んだ)

 

2.たばこ止め 見直しました お父さん

(父が長年止められなかったタバコを止めてくれて、ペット含めた家族全員が改めて父のことを尊敬しました)

 

3.十六万 一日一箱 一年間

(2020年3月現在のたばこの相場は400円~500円のため、たばこ一箱450円として考えると、一日一箱、一年間吸い続けると16万円の出費があることから、禁煙すればこのお金を別の事に使うことができるから)

 

4.空の箱 ここでやめて 歩みだせ

(「今ここでやめれば…!」その背中を押せるように作りました)

 

5.路上では 罰金以上の 罪がある 

(私の地域では路上喫煙が禁止されていて、見つかれば罰金があるが、喫煙は周りの人に害を与え罰金以上の罪があると考えるから)

 

 

いかがでしたか?

 

優秀賞以外にも、才能の光るたくさんの川柳がありました。川柳以外にもタバコを思わず止めたくなるタバコパッケージの考案という課題も課しましたが、こちらも素晴らしい作品が多く生まれました。

  

優秀者には後日、賞状を進呈します!

 

このような課題に真剣に取り組む学生は、きっと将来、患者はもちろん自分や身近な人、地域の健康についても真剣に考えられる、素敵な看護職になるでしょう。

 

淑徳大学の看護学科では、今後も創意工夫を凝らした授業を展開し、質の高い教育に努めてまいります。