栄養学科の今!~対面実験の取り組み編~

皆さんこんにちは!

緊急事態宣言が解除されて1か月が経ち、高校生の皆さんが登校する姿を毎朝見かけるようになりました。

 

校門の前に立つ学校の先生と元気に挨拶している姿を見て、早くも本来の生活が戻ってきたような気がしています。

しかし、第二波が懸念される中、まだまだ油断は禁物です・・・。

 

皆さんの高校も含め、教育現場では万全な感染症対策をして、学校での授業が再開されてきています。

 

淑徳大学看護栄養学部栄養学科では、前回の栄養学科ブログで紹介した遠隔授業に組み合わせる形で、対面授業(実際に大学で教員と学生が顔を合わせて行う授業、という意味です)として6月末より実験と実習が始まりました

 

そこで今回のブログでは、対面授業で実験を行ううえでの取り組みをご紹介いたします!

  

大学全体の取り組みとなりますが、実験室も窓を開けて密閉空間を避けています。外の暑い空気が入ってくるため、特に今のような夏場は室内の温度管理にも気を付けなければなりません。

 

  これまでは1クラス40人程度で実験をしていましたが、密になることを避けるために人数を半分にし、席も対角線上に座ってもらっています。

 

 

本来は1班5~6人編成でしたが、感染症対策として2~3人に減らしています。一人当たりの実験スペースが確保できるという面でも、良い取り組みかもしれません。

 

 

実験内容は共同作業が少ないものに変更し、器具や試薬をできるだけ個人で使えるようにしています。

 

 

別の実験台で行う作業は代表者を呼んで、一か所に大人数が集まらないように配慮しています。

 

 

午前クラスと午後クラスで共有する試薬等は、授業終了後に担当教員がエタノール消毒を行います。実験台の消毒は片付けの一環として、学生にやってもらっています。

  

授業形式の講義科目とは異なり実験実習は、共同作業の中でチームの重要性や自分のやるべきことを考え、将来、管理栄養士として医療現場に出るための準備をする場でもあります。

 

感染症対策で共同作業が制限されることは、チームワークを身に着ける機会が減ることにもつながるため、なんとか感染症対策と学びを両立させようと、栄養学科では日々試行錯誤が続いております。

 

 

皆さんの高校ではどのような対策がとられていますか?

私たち大学の教育現場と情報交換ができたら良いですね。

  

さて、本ブログ最後になりますが、残念ながらコロナ禍が続いていくのが現状です・・・。

 

辛い思いをしているのは、皆さんも私たち教職員もきっと同じです。

しかし、少しでも希望があれば、ともに頑張る仲間がいれば、心にあるネガティブな思いは消せる・・・と思いませんか?

 

未来の自分を強くイメージすることが、将来の夢に近づく第一歩です。

アフターコロナという言葉も生まれていますが、これからも学びの場がより良いものになると信じて、みんなで夢に向かって走り続けましょう!