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検索のヒント

検索ボックスにキーワードを入力するときは

検索ボックス
データベースでは なるべく「詳細検索」を利用しましょう。
簡易検索 Google、Yahoo検索ページのようなタイプ
手軽だが絞り込みに技が必要。掛け合わせて絞り込みをする練習をしましょう。
 話題の記事が上位に表示されがち。じっくり選びましょう。
詳細検索 執筆者、資料の発行年などで目的の資料をピンポイントで検索します。
検索ボックスが複数ある時は 項目ごとの掛け合わせ(AND検索)になります。
 (OR検索・NOT検索を選べる場合もあります。)

検索には規則があります

A.1. 検索ワードと完全に一致するものだけを抽出する方法(完全一致)
フレーズでの検索は「”ーー”」で囲みます。スペースを含むワードに有効です。
例)作品名『忘れられた市民 こども』⇒「忘れられた市民 こども」と入力すると「忘れられた市民」かつ「こども」のAND検索になりますので、この場合は「"忘れられた市民 こども"」と入力します。
B. 「とは」検索を使いましょう。
「これって何?」と思ったときは、ワードだけ検索するのでなく「とは」を添えてみましょう。
例)「医療制度改革」→ 医療制度改革の最新制度解説サイトがヒットします。
「医療制度改革とは」→ 医療制度改革について、そもそもの用語解説や背景など、ことばを解説するサイトが上位に出ます。
 C. 漢字表記や送り仮名を確認しましょう。
「子供を見る眼」?「こどもを見る眼」?「子どもを観る目」?→ 漢字表記が不明な場合はヨミからも検索してみましょう。

D. 外国人名、外国地名は原綴りで入れると取りこぼしを防ぐことができます。
「シェイクスピア」? 「シェークスピア」? → 原綴り「Shakespeare」で検索しましょう。
検索エンジンによって個別の規則があるものもあります。クセを知ってマスターしましょう。

キーワードの選び方にはコツがある

基本は固有名詞の掛け合わせです。思うような結果が出ないときは・・・

A.ことばを言い換えてみましょう。
キーワードの概念を上げてみたり、下げてみたり。
例)「本」⇒「書籍」、「図書」、「書物」、「ブック」、「book」など、置き換えてみる。
「子供」⇒「乳児」、「幼児」、「児童」、「少年」、「青少年」など、置き換えてみる。
B. 複合語は単語に分けてみましょう。
例)「ウイルス感染症」 ⇒ 「ウイルス」+「感染症」
C. 略称は想定外の同名もありえます。
正式名称と略称をペアで検索しましょう。 
例)WHO世界保健機関DAS電通広告統計 など
D. ビッグワードを使うのは絞り込むときだけに。
他の単語と組み合わせて使いましょう。
例)「世界」「日本」「人間」「歴史」など

複数の検索語を組み合わせて検索する方法を覚えましょう

AND検索・OR検索・NOT検索
AND検索(論理積)
(論理積)… A AND BAとBの両方を含む(AかつB)ものを検索します。
 例)板橋区民 大学生〔必ず含む〕  
→板橋区民である大学生
OR検索(論理和)
OR検索(論理和)… A OR BAとBの少なくともいずれかを含む(AまたはB)ものを検索します。
 例)板橋区民 大学生〔いずれかを含む〕  
→板橋区民もしくは大学生
NOT検索(論理差)
NOT検索(論理差)… A – BAを含み、かつBを含まないものを検索します。
 例)板橋区民〔含む〕大学生〔含まない〕
 →大学生でない板橋区民


《 検索のヒント 》参考文献:
佐藤望ほか編著「アカデミック・スキルズ:大学生のための知的技法入門」慶応義塾大学出版会,2006年。
市古みどりほか編著 「資料検索入門:レポート・論文を書くために」慶応義塾大学出版会,2014年。
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