高等教育研究開発センター

Center for Higher Education
Research and Development
高等教育研究開発センター

Information

センター紹介

センター設置の趣旨

 本学では、建学の精神である大乗仏教の精神に基づき、社会福祉の増進と教育とによる人間開発・社会開発に貢献する人材の育成を目的とし、教育組織や教育課程の改編を重ね、社会や学生のニーズに即応した教育内容の整備、教員の教育研究活動の充実や教育指導方法の改善に努めてまいりました。
 一方、高等教育のユニバーサル化とともに、学生の学習目的や学力・意欲などが急速に多様化している中で、大学は、「何を教えるか」より「何ができるようにするか」を重視した組織的教育や学生の主体的な学修を促す質の高い学士課程教育へと質的に転換していくことが求められています。くわえて、「学士」の学位を与えるに値する教育内容と質を保証する機関として、更なる教育方法や学修成果測定、教育プログラムなどの研究開発が重要となってきています。
 本学は、これまで展開してきた教育内容・方法を基礎として、学びへの動機付けを始めとする教育方法の改善や科目間・教員間連携を通して組織的教育の確立を図り、学生一人一人の能力を引き出しながら、主体的に考え、行動し、社会に貢献する人材の育成に向けた取組を進めてまいります。

センター長挨拶

淑徳大学高等教育研究開発センターは、2013年4月に開設されました。以来、大学教育の質保証を念頭に置き、本学独自の体系的な教育課程の構築に向けて、先駆的な調査・研究に取り組んでまいりました。 さらに、学部・学科間の連携や教職員の協働を促進し、常に学修者の視点に立った教育手法の開発を推進しております。これらの活動を通じて、本学全体の教育ならびに研究の改革・改善において、多大な成果を挙げてまいりました。

開設13年目を迎えた高等教育研究開発センターでは、本学の財産といっても過言ではないこれまでの調査・研究の蓄積に基づき、学生の就学状況等を踏まえながら、学修者本位の教育の質保証・質的向上に関する様々な取組みを継続的に展開しているところです。近年は、内部質保証システムに位置づけられている学生参画スタッフの皆さんからの貴重な意見も取り入れながら、学修者のリアルな声を大切にした教育システムの企画・立案を進めているところです。

こうした学修者の視点に根ざした取組みの背景、また、高等教育研究開発センターの起源を辿りますと、学校法人大乗淑徳学園理事長による提起書「淑徳大学の改革の方向性と近未来へのいくつかの課題」(2003年)に基づいた報告書「高等教育部門の将来構想について」(2009年)に遡ることができます。当時より、学生を中心とした教育改革を加速化させ、例えば、コミュニティ政策学部(2010年開設)を中心としたサービスラーニングの教育手法の導入もその一環として位置づけられます。

今一度、原点に回帰して、「誰のための教育か」、そして、「誰のための大学か」を問い直しながら、本学の教育の質を向上させ、学生がより高い学修成果を挙げて、淑徳人として誇りをもって社会へ決然と羽ばたけるよう尽力いたします。加えて、高等教育研究開発センターの様々な取組みが、本学の強みや特色と位置づけられるよう努めてまいります。

 高等教育研究開発センターでは、これまでの活動状況等を総括した上で、今年度からスタートする「活動方針及び活動計画(2026(令和8)年度~2028(令和10)年度)」を策定いたしました。

教育開発部門においては、アセスメントプランに即した自己点検・評価について、第4期機関別認証評価結果を踏まえ、2026年度からの三つの方針及び教育課程の自己点検・評価の流れに組み入れるべく、アセスメントプランの実質化による学修成果の把握・可視化を推進し、実効性のあるPDCAサイクルに基づいて実務運用を進めてまいります。また、スチューデントサクセスの視点に基づく教育及び学修支援について、どのようなプロセスを経て学生の成長と変化が生じるのかを明らかにし、学生の成長プロセスを可視化することを目的とした研究を展開し、スチューデントサクセスの視点に基づく本学における教育システムの方法論を具体的に考察してまいります。

基盤教育部門においては、2023年度入学生から全学共通基礎教育科目「S-BASIC」がスタートしましたが、2026年度には総仕上げの科目(キャップストーン)としての創造思考法が開講されます。また、2025年度から試行実施している主幹教員制度を活用し、ガイドラインやシラバスチェック等を通した授業内容等の平準化により、引き続き教育の質保証を推進してまいります。
 

数理・データサイエンス・AI教育部門においては、「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」修了者へのオープンバッジ付与を通して、学修歴の証明を行っているところですが、今後の発展へ向けて、新学習指導要領の内容を踏まえた入学前教育の充実化や教育におけるAI活用、ICTリテラシーの習得等を目指した取り組みを通じて教育内容の改善を図ってまいります。
 

 「全学共通の英語教育プログラム」については、専任・兼任教員一体となって、少人数制かつ習熟度別クラスに基づきながら、学生一人一人の英語力に応じた授業を提供するとともに、国際交流センターとも連携しながら、英語を「使いこなす」力を養成する教育を進めてまいります。今後も、学生自身が成長実感を得ることができ、長期的にも「自ら学び続けられる力」を涵養するプログラムを推進していきます。
 

全学共通の基礎教育科目(S-BASIC)のさらなる質的向上のため、当センター員を構成員とする基盤教育会議の開催や主幹教員制度の運用開始等の他、昨年度より研究員制度を開始させていますが、引き続き当センター員と学内外から招聘する研究員との間で協働して当センターが指定する各プロジェクトを展開してまいります。

「2026年問題」が喧伝されている昨今だからこそ、「淑徳らしい教育」「淑徳ならではの教育」「淑徳だからできる教育」を積極的に展開したいと考えます。今後も、これまでの調査・研究の蓄積に基づき、学生の学修状況等に鑑み、学修者本位の教育の質保証・質的向上に関する取組みをさらに発展的・継続的に展開してまいります。上記の各事業についても、すべての学部・学科において、本学における「卒業認定・学位授与の方針」(ディプロマ・ポリシー)、「教育課程編成・実施の方針」(カリキュラム・ポリシー)及び「入学者受入れの方針」(アドミッション・ポリシー)に照らしながら、これからの社会を生き抜くために必要な基本的な力(知識・技能・態度)が得られるよう不断の見直しを進めてまいります。
 

 引き続き、高等教育研究開発センターの諸活動に対するご理解・ご協力、そして、ご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。



2026年4月
高等教育研究開発センター長
副学長
コミュニティ政策学部教授
日野 勝吾

センター構成員

                                                                                                                                                           
 所属氏名
センター長副学長教授日野 勝吾
センター員高等教育研究開発センター教授 鈴木 敏彦
センター員高等教育研究開発センター教授杉原 亨
センター員高等教育研究開発センター准教授小山 知子
センター員高等教育研究開発センター助教今村 有里
センター員総合福祉学部教授畑江 美佳
センター員コミュニティ政策学部助教竹本 信介
センター員    看護栄養学部准教授飯島 亜樹
センター員看護栄養学部講師坂口 景子
センター員教育学部教授田村 美由紀
センター員地域創生学部教授渡邉 誠
センター員人文学部助教田中 元基
センター員経営学部准教授山脇 香織
センター員千葉キャンパス事務職員吉田 康平
センター員千葉第二キャンパス事務職員泉 海斗
センター員埼玉キャンパス事務職員吉川 由華
センター員東京キャンパス事務職員遠藤 梨菜
兼任研究員関西大学 社会学部准教授杉本 英晴
兼任研究員 前職 関東学院大学 教学支援部長、高等教育研究・開発センター次長
宮崎 雄吾

活動方針及び活動計画

2023年度~2025年度活動方針及び活動計画について
本センターは、2022年度から「教育開発部門」と「基盤教育部門」に加え、新設された
「数理・データサイエンス・AI教育部門」の3部門体制となることを踏まえ、 2023年度から2025年度の活動方針として次の6つを掲げます。

  1. 本学の「目的」と「教育の基本方針」をふまえ、「大学ヴィジョン」の方向性に沿い、3つの方針に基づいた教育活動を効果的に実施するための研究開発
  2. 学長室との連携による、教育の評価の開発
  3. 本学の教育機能を高め、活性化させるための大学教育向上委員会、学部・研究科教育向上委員会との連携
  4. 本学の基盤教育(S-BASIC)の充実と開発への取組みのための調査研究
  5. 学生の数理・データサイエンス・AIへの関心を高め、かつ、数理・データサイエンス・AIを 適切に理解し、それを活用する基礎的な能力を育成するためのプログラム運営及び継続的な評価・改善
  6. 学士課程教育の質向上のための情報収集、並びに調査・研究開発の成果等の内外への情報発信(年報・ニュースレター)

また、この方針を基に、2023年度からの3年間の計画は次の通りとなります。

  1. 大学中期事業計画における取組事項を踏まえ、アセスメントプランの見直しや、コモン・ル ーブリックの再構築、学修ポートフォリオの導入、ディプロマサプリメントの導入等の検討を進める
  2. 全学共通基礎教育科目「S-BASIC」の充実へ向けた英語教育を始めとした体系的なプログラム実施のための教育活動の改善を進める
  3. FD に関して、大学教育向上委員会との連携のもとに、「全学的に取り組むことが求められ るテーマ・事項」の企画立案の支援、そのための調査研究及び周知を図る活動を行い、組織的な教育力開発を推進する
  4. 数理・データサイエンス・AI教育に関する基礎的な能力の向上を図る機会の拡大のため、プログラム認定制度やオープンバッジを活用した全学的な取組を進める

Newsletter

高等教育研究開発センターは、センターの活動報告を目的としてNEWS LETTERを発行しております。
ここでは既に発行したNEWS LETTERを掲載いたします。

2025年度
淑徳大学高等教育研究開発センター NEWS LETTER 2025 Vol.1
2024年度
淑徳大学高等教育研究開発センター NEWS LETTER 2024 Vol.3
淑徳大学高等教育研究開発センター NEWS LETTER 2024 Vol.2
淑徳大学高等教育研究開発センター NEWS LETTER 2024 Vol.1
2023年度
淑徳大学高等教育研究開発センター NEWS LETTER 2023 Vol.3
淑徳大学高等教育研究開発センター NEWS LETTER 2023 Vol.2
淑徳大学高等教育研究開発センター NEWS LETTER 2023 Vol.1
2022年度
淑徳大学高等教育研究開発センター NEWS LETTER 2022 Vol.3
淑徳大学高等教育研究開発センター NEWS LETTER 2022 Vol.2
淑徳大学高等教育研究開発センター NEWS LETTER 2022 Vol.1
2021年度
淑徳大学高等教育研究開発センター NEWS LETTER 2021 Vol.3
淑徳大学高等教育研究開発センター NEWS LETTER 2021 Vol.2
淑徳大学高等教育研究開発センター NEWS LETTER 2021 Vol.1
2020年度
淑徳大学高等教育研究開発センター NEWS LETTER 2020 Vol.3
淑徳大学高等教育研究開発センター NEWS LETTER 2020 Vol.2
淑徳大学高等教育研究開発センター NEWS LETTER 2020 Vol.1
2019年度
淑徳大学高等教育研究開発センター NEWS LETTER 2019 Vol.3
淑徳大学高等教育研究開発センター NEWS LETTER 2019 Vol.2
淑徳大学高等教育研究開発センター NEWS LETTER 2019 Vol.1

刊行物

卒業1年後調査報告書
淑徳大学を卒業してから1年経った卒業生対象に実施した卒業1年後調査報告書を掲載いたします。
※卒業生の就職先等の進路先の意見聴取等の調査も併せて掲載しております。
卒業時調査報告書
淑徳大学卒業生を対象に実施した卒業時調査報告書を掲載いたします。
学修行動調査報告書
平成27年度以降に大学が実施した学修行動調査報告書を掲載いたします。
授業時間外学習時間に関する調査報告書
過去に実施した授業時間外学習時間に関する調査の報告書です。
高等教育研究開発センター年報
今までに発刊した高等教育研究開発センター年報を公開いたします。 冊子をご希望の方は、高等教育研究開発センターの問い合わせよりお願いいたします。
淑徳大学 高等教育研究開発センター

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TEL:03-5918-8948(代表) FAX:03-3966-7631