教員採用試験・公務員(保育士)試験結果(速報)
2024年度教員採用試験・公務員(保育士)試験の結果が発表されました。教員採用試験として、現役生から58名(小学校:21名/特別支援学校:30名/中高保健体育:1名/養護:6名)卒業生からは41名(小学校:12名/特別支援学校:19名/養護:8名/保健体育:2名)合計99名が見事合格を果たしました。
公務員(保育士)として、5名が合格を果たしました
保育・教職課程センターとキャリア支援センターが連携して、教員採用試験対策講座や教員によるサポートを充実させています。その結果、毎年多くの学生が現役合格を果たしています。
教員採用試験合格者(99名)の内訳
現役生
受験自治体 | 分類 | 合格者数 |
千葉県・千葉市 | 小学校 | 16 |
特別支援学校 | 23 | |
中高保健体育 | 1 | |
養護教諭 | 1 | |
北海道・札幌市 | 特別支援学校 |
0 |
養護教諭 | 4 | |
山形県 | 小学校 | 1 |
福島県 | 特別支援学校 | 1 |
新潟県 |
小学校 | 1 |
養護教諭 | 2 | |
茨城県 | 小学校 | 2 |
養護教諭 | 1 | |
埼玉県 |
特別支援学校 | 1 |
小学校 | 1 | |
栃木県 | 特別支援学校 | 1 |
東京都 | 特別支援学校 | 1 |
川崎市 | 特別支援学校 | 1 |
合計 | 58 |
卒業生
受験自治体 | 分類 | 合格者数 |
千葉県・千葉市 | 特別支援学校 | 18 |
小学校 | 12 | |
中高保健体育 |
2 | |
養護教諭 | 7 | |
北海道・札幌市 |
養護教諭 | 1 |
広島県 | 特別支援学校 | 1 |
合計 | 41 |
特別支援学校合格者(現役生)の内訳
特別支援学校 | |||
---|---|---|---|
教育福祉 (学校教育コース) |
教育福祉 (健康教育コース) |
社会福祉 | |
千葉県・千葉市 | 12 | 7 | 4 |
福島県 | 1 | ||
新潟県 | 2 |
||
埼玉県 | 1 | ||
栃木県 | 1 | ||
東京都 | 1 | ||
川崎市 | 1 | ||
合計 | 17 | 7 |
6 |
30 |
公務員(保育士)合格者の内訳
公務員(保育士) | ||
---|---|---|
受験自治体 | 合格者数 | |
千葉県 | 八千代市 | 1 |
習志野市 | 1 | |
東京都 | 世田谷 | 1 |
江戸川区 | 1 | |
茨城県 | ひたちなか市 | 1 |
合計 | 5 |
教員採用試験・公務員(保育士)合格者インタビュー
合格者のメッセージ
採用試験合格者の方々に、合格までの体験談やこれから採用試験を目指す後輩の皆さんへのメッセージをいただきました。全て開く

小学校
『教職目指してガンバった話』
片桐 拓哉(かたぎり たくや)さん
採用免許:小学校教諭一種
採用地:茨城県
その他取得免許状:特別支援学校教諭一種
採用免許:小学校教諭一種
採用地:茨城県
その他取得免許状:特別支援学校教諭一種
教員をめざした理由は何ですか?
友達の弟の世話をする経験があり、子どもたちと触れ合うことの喜びを強く感じました。彼らが私との時間を楽しみ、成長の一助になることができることに喜びを見い出しました。その中で、個々の子どもが持つ独自の魅力や課題に向き合うことの重要性を理解しました。教職に進む決意を固めたのは、このような深い経験があったからです。小学生の頃、学校に行くのが辛くて泣きながら登校していましたが、担任の先生から個別のサポートを受けられなかったことがあります。その経験から、子どもたちが安心して学べる環境を提供することが私の使命だと感じ、小学校教諭を目指すことにしました。採用試験に向けどのように勉強しましたか?
私は教員採用試験に合格するために、計画的な学習と自分に合った勉強法を重視しました。まず、過去問を徹底的に解き、試験の傾向を把握することから始めました。毎日少しずつ学習を進めることで、無理なく知識を定着させることができました。分からない問題は解説を確認し、参考書で関連知識を深めました。また、模擬試験も活用し、本番を意識した時間配分の練習をしました。面接対策では、教育理念や自身の指導観をしっかりと整理し、実際の教育現場でどのように貢献できるかを具体的に考えました。友人と模擬面接を行い、フィードバックをもらうことで自信をつけました。最後まで諦めず、コツコツと努力を積み重ねた結果、合格に繋がったと思います。
学生生活で採用試験以外に力を入れたことは何ですか?
採用試験対策以外で力を入れたのは「ちば!教職たまごプロジェクト」です。このプロジェクトに参加することで、実際の教育現場での実習や指導経験を積むことができました。授業運営や子どもたちとの接し方、教職員との連携の大切さを学び、実践的なスキルを磨く機会となりました。また、現場での経験を通して、自分の課題や強みを見つけ、採用試験の面接対策にも役立てました。このプロジェクトを通じて、教職への意欲がさらに高まりました。教員をめざす後輩たちへのメッセージをお願いします!
教員採用試験に向けて大切なのは、「継続的な努力」と「実践的な経験」です。過去問を解きながら試験の傾向をつかむことや、模擬試験で本番に向けた練習を行うことは、合格に向けて確実に力をつける方法です。また、自分の教育理念をしっかり整理し、それを面接で自信を持って伝えるために、模擬面接や友人からのフィードバックを積極的に活用しましょう。さらに、試験勉強以外の現場経験も大切です。「ちば!教職たまごプロジェクト」での実習は、教育の実際を知り、子どもたちや教職員と直接触れ合う貴重な機会となりました。こうした経験が、試験の面接でも説得力を持つエピソードとして役立ちます。
自分のペースで、焦らずにコツコツと努力を積み重ねることが、最終的に成功に繋がります。自分を信じて、夢に向かって頑張ってください!

小学校
『採用までの道のり』
佐々木 ひなの(ささき ひなの)さん
採用免許:小学校教諭一種
採用地:千葉県・千葉市
その他取得免許状:特別支援学校教諭一種
採用免許:小学校教諭一種
採用地:千葉県・千葉市
その他取得免許状:特別支援学校教諭一種
教員をめざした理由は何ですか?
私が教員を目指したのは、小学生の頃からです。小学校の授業では、問題を速く解けた人からミニ先生としてクラスメイトに解き方を説明していました。そのミニ先生を経験した中で、私の説明によって理解してくれたことや理解してくれたときのクラスメイトの笑顔が嬉しかったことから、小学校教諭になって、もっとたくさんの子どもを笑顔にさせたいと思い、目指し始めました。採用試験に向けどのように勉強しましたか?
学内には、教職教養や専門科目についての対策講座が沢山あるため、それに参加していました。また対策講座以外の時間は、書店で売っている千葉県の筆記試験の過去問を購入し、その過去問と対策講座で配布される予想問題のプリントを使って勉強していました。面接や模擬授業に関しても夏休み中に集中して対策講座を開いてくれるため、それに参加し、先生方の助言をもとに練習していました。学生生活で採用試験以外に力をいれたことは何ですか?
私が力を入れていたのはアルバイトです。大学生活の間に、学習塾、放課後等デイサービス、学童保育を経験しました。実習や「ちば!教職たまごプロジェクト」だけでなく、普段から子どもたちに関わるようにして、子どもたち同士の人間関係であったり、子どもとの関わり方、子どもたちの中で流行していることを押さえておきたいと思い、このようなアルバイトに力を入れていました。そのおかげで面接で挙げる話題にもなりました。教員をめざす後輩へのメッセージをお願いします!
私が教員採用試験合格に至るまでには、辛いこともたくさんありましたが、家族や大学の先生方、友人など沢山の人に支えられました。もし一人で抱え込んでしまっていたら合格することはできなかったと思います。ぜひ遠慮をせず大学の先生方や仲間などを頼ってみてください。きっと力になってくれると思います。応援しています。
小学校
『自分を信じること』
中内 ひかる(なかうち ひかる)さん
採用免許:小学校教諭一種
採用地:千葉県・千葉市
その他取得免許状:特別支援学校教諭一種
採用免許:小学校教諭一種
採用地:千葉県・千葉市
その他取得免許状:特別支援学校教諭一種
教員をめざした理由は何ですか?
小学5年生のとき、担任の先生のアクティブラーニングの授業を受け、子どもたちが主体的・対話的に学ぶことのできる授業の可能性を感じました。そして、自分ならではの授業に挑戦してみたいと思うようになりました。また、一人一人に寄り添い、学校が楽しいと思わせてくれた先生に出会えたことも理由の一つです。採用試験に向けどのように勉強しましたか?
教員採用試験対策講座に参加して、過去問や模擬授業、集団・個人面接の練習などを行ないました。筆記試験は、大学2年生の3月頃に3年生受験が決まったので、7月の一次試験まで時間が少なかったですが、図書館に行き、過去問と自分の苦手な内容の復習、用語の確認などに取り組みました。学生生活で採用試験以外に力を入れたことは何ですか?
「ちば!教職たまごプロジェクト」です。大学3年生から2年間研修に参加して、教員に必要な技術などを身につけられるように取り組みました。子どもとの関わり方や教師の立場になったときに不安なことは、先生方に相談し、的確なアドバイスをいただくことができました。とても貴重な経験をすることができ、自分の力になったと思います。教員をめざす後輩たちへのメッセージをお願いします!
友だちの内定が決まっていくと、不安に思うこともあると思います。ですが、「教員になる」という夢は、ずっと変わらないはずです。辛い時や考えすぎてしまうときには、息抜きをすることも大切です。私は計画を立てて、よく旅行に行っていました。一緒に教員採用試験を受ける仲間と切磋琢磨しながら、7月の一次試験と8月の二次試験が終わるまで自分を信じて頑張ってください。
小学校
『多くの人の支え』
田中 貴裕(たなか たかひろ)さん
採用免許:小学校教諭一種
採用地:千葉県・千葉市
その他取得免許状:特別支援学校教諭一種
採用免許:小学校教諭一種
採用地:千葉県・千葉市
その他取得免許状:特別支援学校教諭一種
教員をめざした理由は何ですか?
入学当初は教職に就くかどうかは迷っている段階でしたが、大学2年生の時に参加していた学校ボランティアの経験から、子どもの成長に携わることができる教員という職業に魅力を感じたため、小学校教員になりたいと思うようになりました。また、小学校の教育実習に参加し、教える楽しさや現場で働く先生方の姿を見て、やりがいのある仕事だと感じたため、改めて教員になりたいと思うようになりました。採用試験に向けどのように勉強しましたか?
本格的に採用試験の勉強を始めたのは3年次からです。書店で小学校全科、教職教養の対策本を購入し、ゼミのみんなと一緒に、問題を出し合うなどして取り組んできました。私は面接が苦手だということが分かっていたので、4年生の前期からは大学の先生方が開いてくださった対策講座に参加しました。集団面接や個人面接練習に積極的に取り組み、色々な先生方からアドバイスをもらい、採用試験に臨みました。学生生活で採用試験以外に力を入れたことは何ですか?
私が採用試験以外で力を入れたことは、部活動です。私はサッカー部に所属していました。部活動と学業との両立は思った以上に難しく、辛い時期もありました。しかし、仲間とともに過ごす時間は私にとってリラックスできる時間であり、学生生活の多くの場面で助けられました。採用試験に集中するために部活を辞めようかと考えた時期もありましたが、仲間の存在が自分自身に大きな影響を与えていることに改めて気づき、4年間続けることができました。教員をめざす後輩たちへのメッセージをお願いします!
教員採用試験の他にも学生生活やアルバイトなどやらなければいけないことが多くあり、なかなか試験に向けて集中できない時もあると思います。そんな時には趣味に時間を費やすなど、休む時間をしっかりととることも大切だと思います。最後に、共に教員を目指す友人、応援してくださる先生方の存在を忘れずに、目標に向かって頑張ってください。応援しています。
特別支援学校
『Together with him (彼と共に)淑徳大学に感謝!!』
赤堀 大翔(あかほり やまと)さん
採用免許:特別支援学校教諭一種
採用地:千葉県・千葉市
その他取得免許:中学校教諭一種(保健体育) 高等学校教諭一種(保健体育)
採用免許:特別支援学校教諭一種
採用地:千葉県・千葉市
その他取得免許:中学校教諭一種(保健体育) 高等学校教諭一種(保健体育)
教員をめざした理由は何ですか?
教員への憧れがきっかけです。小・中・高で特別支援教育を担う教員の方々と関わる機会が多かったです。その中で、子どもとの向き合い方、授業のわかりやすさ、温かい雰囲気、人間性に強く憧れを抱き、教員を目指しました。淑徳大学に入学し、学校ボランティアや「ちば!教職たまごプロジェクト」等で教育現場を知っていくうちに、教員は、子どもとともに喜び、達成感を分かち合い、多くの方々と支え合いながら過ごしていると実感しました。教員という職業は、とても魅力的でやりがいのある仕事なのだと強く思い、決意を固めました。採用試験に向けどのように勉強しましたか?
一次の筆記試験対策は、問題集、対策講座にて配布されたプリントを中心に、コツコツと「出来た、わかった!」を繰り返し味わいながら、仲間と共にやりました。学科を超えたゼミ仲間です。二次試験対策は、 まずは、仲間と共に面接練習をして自分の思いや考えを的確に話す練習をしました。 ゼミの先生に手厳しい指導を受けて大分鍛えられました。また、悩む自分のサポートをしてくれる保育・教職課程センターの先生!この絶妙なバランスの中で自分は成長できました。 模擬授業では、自信を持ってできる内容を設定して繰り返し練習をし、教師に早くなって、この授業を実際にしてみたいと思う程、自分を磨きました。 またゼミには、卒業した先輩方が来てくれるので、手厚い指導を受けられたのも合格できた要因です。
以上の事を事前にやって、夏の対策講座に臨みました。 夏の対策は仕上げのチャンスと捉えました。 ベテランの先生方と面接をして、どんなタイプの人に出会っても自分の考えを話せるようになりました。
「楽しく、仲間と、計画的に」をモットーに、自分に磨きをかける事を楽しんで、合格ができました。 対策を通して沢山の先生方、支え合える友達という宝物ができた事も最高です。 淑徳大学でなければ出来ない体験でした。
学生生活で採用試験以外に力を入れたことは何ですか?
何事にも「challengeする」に力を入れて生活しました。話したことのない人に話しかけてみるといった些細なことから、学園祭の係になったり、積極的にボランティアに参加したり、自分にとってはとても大きなことにも、とにかく「challenge」をして過ごしました。その結果、たくさんの経験ができ、多くの友人、恩師と出会うことができました。また、個人としても、理想の人間像や、やりたいことなどを見つめ直しながら過ごすことができ、とても充実した学校生活を送ることができました。教員をめざす後輩たちへのメッセージをお願いします!
自分が合格できました。絶対に合格できます。淑徳大学を信じて、友人と支え合いながら、楽しく明るく、対策を行ってください!!困ったときや自信が持てないときは、保育・教職課程センターへ行ってみて!!悩みが吹き飛ぶので。4月から先に教壇に立ちますが、後輩たちが来る前には、少しでも立派な教員になることができるよう頑張るので、教員採用試験、頑張ってください!!応援しています。
特別支援学校
『一人ではない』
宮崎 優花里(みやざき ゆかり)さん
採用免許:特別支援学校教諭一種
採用地:東京都
その他取得免許状:小学校教諭一種
採用免許:特別支援学校教諭一種
採用地:東京都
その他取得免許状:小学校教諭一種
教員をめざした理由は何ですか?
特別支援学校教諭を目指したきっかけは、小学生の時に通っていた放課後学童クラブです。私の通っていた放課後学童クラブには、障がいのある子どもたちも通っていました。そのような子どもたちと仲良くしたいと思っても、最初はなかなか口を開いてくれることはありませんでした。しかし、接し方を変えて毎日様々な機会で関わるうちに、私に対しても言葉や笑顔を向けてくれるようになり、本当に嬉しかったです。そして、障がいがあってもなくても、楽しいと思う気持ちや達成感などはどのような子どもにもあると身を持って感じ、特別支援教諭を目指そうと考えました。採用試験に向けどのように勉強しましたか?
私は3年次に東京教師養成塾に入るための試験を受けました。対策としては、1年次から大学内で行われる教員採用試験の対策講座に参加していました。1年次から、採用試験合格を目指して勉強することで、仲間と高め合い、成長することができたと感じます。 また、日々の授業をきちんと受け、学び続ける姿勢も大切にしていました。疑問に感じたことは、友達と話し合ったり、先生に尋ねたりするなどして、学びを深めていきました。学生生活で採用試験以外に力を入れたことは何ですか?
東京教師養成塾での取り組みに、とても力を入れていました。1年間、指定された特別支援学校で週に1回、子どもたちに対して授業実践をし、月に1回研究授業を行ってきました。また、各大学の塾生が集まって講義を聞き、それを踏まえてグループワークを行う活動もしてきました。授業作りのポイントや、学級経営の仕方、子どもたちとの関わり方など様々なことを学び、自分の教育観や教育者としての自覚や責任と向き合った1年間でした。教員をめざす後輩たちへのメッセージをお願いします!
特別支援学校や小学校でお世話になった先生方や子どもたち、淑徳大学や東京教師養成塾で出会った仲間や先生方のおかげで、今の自分がいると思っています。淑徳大学には頼れる先生方がたくさんいるので、一人で抱え込まずに色々な人に相談することも大切だと思います。また、教育関係だけでなく様々なことに興味をもって取り組むことが、自分の楽しめることを増やすことに繋がり、今後の財産になると思います。自分を信じて最後まで頑張って下さい。応援しています。
特別支援学校
『子ども』
中村 野歩(なかむら のほ)さん
採用免許:特別支援学校教諭一種
採用地:千葉県・千葉市
その他取得免許状:中学校教諭一種(保健体育) 高等学校教諭一種(保健体育)
採用免許:特別支援学校教諭一種
採用地:千葉県・千葉市
その他取得免許状:中学校教諭一種(保健体育) 高等学校教諭一種(保健体育)
教員をめざした理由は何ですか?
今までお世話になった先生方の姿に憧れて、教員を目指すようになりました。また、小学生、中学生の頃に、友達に分からない部分を説明したり、体育の授業で運動に苦手意識のある友達に運動のコツを教えてあげたりした際に、「分かったよ」「できるようになったよ」「ありがとう」と笑顔で言ってもらえたのがとても嬉しかったこともきっかけの一つです。採用試験に向けどのように勉強しましたか?
大学1年生の頃から友人と一緒に対策講座に参加し、筆記試験の対策を少しずつ進めていました。筆記試験日が近づき、何をどのように勉強したらよいのか分からなくなってしまった際には、先生方が要点をまとめてくださった問題を解いたことで気持ちが落ち着きました。集団討論や個人面接、模擬授業に関しても、対策講座やゼミの活動の中で、練習の機会を多く持つことができたため、本番も緊張や不安に打ち勝つことができました。学生生活で採用試験以外に力をいれたことは何ですか?
様々な場所で様々な人、子どもたちと直接関わることに力を入れました。大学1年生の時から学校ボランティアに参加したり、手話サークルの活動に力を入れたりしました。また、教授から紹介していただいた放課後等デイサービスでのアルバイトでは、在学中の4年間継続し、子どもたちと深い関係を築く貴重な経験をすることができました。そして3年生からは、発達臨床研究センターでの臨床実習に参加し、実際に療育場面に携わりました。教員をめざす後輩へのメッセージをお願いします!
人前に立つことが得意ではないので、教員に向いていないのではないか、面接等で堂々と話せるのだろうかと悩むことがありました。しかし、様々な活動に参加したり、対策講座やゼミの活動で試験対策に力を入れたりしているうちに、悩みは少しずつ軽くなっていきました。また、友人や先生方がいつも近くで支えてくれたことで、前を向いて取り組むことができました。皆さんも頑張っている自身を認めて、自信を持って、最後まで頑張ってください。
特別支援学校
『4年間の学びを生かして』
嶋田 啓海(しまだ ひろみ)さん
採用免許:特別支援学校教諭一種
採用地:川崎市
その他取得免許状:小学校教諭一種
採用免許:特別支援学校教諭一種
採用地:川崎市
その他取得免許状:小学校教諭一種
教員をめざした理由は何ですか?
学校生活での活動の中で、子どもが教員や周囲の関わりから達成感や次のステップへの意欲を見せたりする姿に接することができました。その経験から、自身もチーム学校の一員として、強みを生かしながら、子どもの発達段階に合わせ、その子の可能性を引き出すことができる支援・指導をしていきたいと考えたからです。採用試験に向けどのように勉強しましたか?
積極的に対策講座に参加し、先生方にアドバイスやご指導をいただきました。千葉県の試験とは異なった内容であったため、自身もどのように対策をしていけばよいのか悩むことはありましたが、過去に川崎市を受けた先輩の試験内容の記録を見て参考にしました。対策講座のみならず、様々な場面で先生方にアドバイスやご指導をいただき、試験に向けて対策をしました。学生生活で採用試験以外に力を入れたことは何ですか?
これまでの学生生活で、ボランティアや3年次からの発達臨床センターでの臨床実習、放課後等デイサービスでのアルバイトに力を入れてきました。子どもや先輩教員、保護者の方などと関わり、様々な人や環境と触れ合っていく中で、自身の強みを見つけていくことができました。そのような経験や学びを活かし、採用試験に臨むことができました。教員をめざす後輩たちへのメッセージをお願いします!
これまでやってきたことや、これからやることは、必ず自身の強みになると思います。たくさんの人に頼って、寄り添って、夢に向かっていってください。応援しています。
特別支援学校
『仲間の大切さを実感した教員採用試験』
鈴木 真愛(すずき まちか)さん
採用免許:特別支援学校教諭一種
採用地:千葉県・千葉市
その他取得免許状:小学校教諭一種
採用免許:特別支援学校教諭一種
採用地:千葉県・千葉市
その他取得免許状:小学校教諭一種
教員をめざした理由は何ですか?
実家の近所に障害者施設があり、利用者さんが楽しそうにカラオケをしている様子や笑顔で散歩している様子を見て、障害福祉に興味を持ち始めました。大学生になって、小学校の特別支援学級でのボランティア活動や特別支援学校での「ちば!教職たまごプロジェクト」を経験して、子どもたちの成長を近くで見守り、支援することができるところにやりがいを感じ、特別支援学校の教員になりたいという気持ちが強くなりました。採用試験に向けどのように勉強しましたか?
教員採用試験の対策講座に積極的に参加をしていました。教員採用試験対策ノートを作成し、対策講座で学んだことや先生方からいただいたアドバイスをまとめ、いつでも振り返ることができるようにしていました。空き時間には、他の先生にご指導いただいた友人と先生からのアドバイス内容を共有し、学び合うようにしていました。個別面接の対策としては、単語帳に質問事項と答えを書き、すき間時間に確認するようにしました。学生生活で採用試験以外に力を入れたことは何ですか?
現場での活動に力を入れていました。2年生ではボランティア活動として小学校の特別支援学級、3.4年生では「ちば!教職たまごプロジェクト」で特別支援学校に行かせていただきました。実際に現場を見させていただいたり、子どもと関わったりする中で、子ども一人一人に合わせた対応の大切さや教員間のコミュニケーションの重要さ、支援や言葉かけの工夫など、多くのことを学ばせていただきました。教員をめざす後輩たちへのメッセージをお願いします!
特に2次試験の対策講座では、夏休み期間にほぼ毎日大学に通い、対策講座と向き合う日々であったためとても大変でしたが、先生方からのお言葉や友人との認め合いがあったからこそ乗り越えることができ、自信をもって当日を迎えることができました。支えてくれる周りの人は本当に大切な仲間です。大学生活は本当にあっという間です。一つ一つの時間を大切に、充実した大学生活を送ってください。応援しています!
養護教諭
『自分との闘い、とにかく気合!で乗り越えた教員採用試験』
石川 優羽(いしかわ ゆうは)さん
採用免許:養護教諭一種
採用地:茨城県
採用免許:養護教諭一種
採用地:茨城県
教員をめざした理由は何ですか?
高校生時代に出会った養護教諭の先生に影響を受けたからです。その先生は親身に相談に乗ってくださるだけではなく、一緒に悩み解決策を考えてくださりました。私も恩師のように、悩みを抱えている子どもたちの声に耳を傾けて、一人一人に合った健康相談を行い、心身ともに健康な子どもを育成したいと思い、志望しました。採用試験に向けてどのように勉強しましたか?
大学3年生の秋頃から本格的に試験勉強を始めました。採用県や千葉県、全国まるごとの過去問題集をはじめ、対策講座の問題や、大学にある図書館の本はほとんど解きました。とにかく満点を目指し、半年後の採用試験に向けて勉強に励みました。学生生活で採用試験以外に力をいれたことは何ですか?
「ちば!教職たまごプロジェクト」の研修です。実際の学校の様子を知ることが出来るのは、とても自分にとって強みになると思います。研修を通して、子どもとの関係づくりを深めることが出来たり、保健室の事務作業などについて知ることが出来たり、とにかく学ぶことが多いです。試験内容の理解を深めるのにも有効なのでお勧めです。教員をめざす後輩へのメッセージをお願いします!
目標を立て、達成に向けて、とにかく行動することが大切です。採用試験に合格出来るか心配なのであれば、これなら合格するだろうと思うくらい問題を解くと自信がついてきます。また、面接の時に自己理解ができていると回答しやすいので、自分を知る時間を作ると良いかもしれません。皆さんと一緒に働けるのを楽しみにしています。息抜きしつつも合格を目指して頑張ってください!
養護教諭
『夢に向かって学び続けた4年間』
髙橋 美南(たかはし みなみ)さん
採用免許:養護教諭一種
採用地:千葉県・千葉市
その他取得免許:認定心理士資格
採用免許:養護教諭一種
採用地:千葉県・千葉市
その他取得免許:認定心理士資格
教員をめざした理由は何ですか?
私が養護教諭を目指したのは、学生時代に悩みを抱えていたときに、養護教諭の先生が話を聞いて下さり、時には背中を押して下さったことで、悩みを乗り越えることが出来たことがきっかけです。このように身体的なケアだけでなく、精神的なケアをしてくれる、信頼できる養護教諭と、あたたかい保健室の存在が、心強い居場所の一つとなりました。そして将来は、自分が背中を押せるような、また、辛いときの居場所になる保健室をつくりたいという思いを抱きました。また、児童相談所でのアルバイトや「ちば!教職たまごプロジェクト」の研修で実際に子どもと接したことで、その気持ちがより一層明確になりました。採用試験に向けどのように勉強しましたか?
2年次から、保育・教職センターで開催される対策講座に参加し、過去問を解いていました。3年次からは参考書を購入しましたが、アルバイトやボランティア、授業を言い訳になかなか取り組めず、3年次の冬から本格的に勉強を始めました。この遅れを取り戻すべく、寝る前や空きコマなどの隙間時間を有効活用したり、丸1日勉強する日を設けたりしました。さらに、間違った問題は解答や解説を読み込み、なぜその解答になるかを考えながらじっくり解いていきました。2次試験の対策講座では、模擬授業や個人面接の練習を行い、先生方からいただいたフィードバックを元に、友人と練習を重ねました。学生生活で採用試験以外に力を入れたことは何ですか?
1年次から、ボランティア活動や、アルバイトに力を入れていました。イベントのボランティアや、里親家庭での学習支援ボランティア、飲食やイベントのアルバイトだけでなく、児童相談所でのアルバイト、小学校での学生ボランティアや「ちば!教職たまごプロジェクト」研修など、様々な分野で活動を行いました。これらの活動を通して実際に児童生徒や先生方と接することで、実態や関わり方、それぞれの置かれた環境を学び、自分がこれから何を学び、どう行動するべきか、見つめ直すことが出来ました。教員をめざす後輩へのメッセージをお願いします
採用試験に向けて勉強をしていくなかで、勉強方法は合っているのか、また、高い倍率を見たり、周りの友人と比較したりして、どんどん不安になってしまうこともあると思います。私も不安になり、落ち込み、一時は進路を変更した方が良いのではないかとまで考えたことがありました。しかし、周りを見れば、課程の先生や保育・教職センターの先生、同じように夢に向かって学び続ける友人がいます。なるべく早く勉強を始め、不安になったら先生になりたい理由を思い出し、悩みがあれば相談して少しでも解消し、たまには息抜きをして、仲間と一緒に、最後の最後まで諦めずに進んでください。応援しています!
保育士
『夢への第一歩』
河原木 佑大(かわらぎ ゆうと)さん
採用免許:保育士資格
採用地:私立保育所(千葉市)
その他取得免許:幼稚園教諭一種
採用免許:保育士資格
採用地:私立保育所(千葉市)
その他取得免許:幼稚園教諭一種
保育士をめざした理由は何ですか?
私が保育士を目指した理由は、高校生の時に幼稚園にボランティア活動に参加したのがきっかけです。そこで幼稚園の先生から保育についてお話を聞きました。「大変な仕事だけど、とてもやりがいのある仕事だよ」と教えていただき、子どもが好きだったというのもあり保育士になりたいと思ったことがきっかけです。
採用試験に向けどのように勉強しましたか?
自分に合う保育園を見つけるために園見学に行ったりして自ら行動することが大切だと思いました。面接までの期間は、自分がどんな保育を実践したいのか、どんな保育士になりたいのかなど、自分の保育観を改めて見つめ直しました。面接の時に何を聞かれても答えられるように準備をしていました。学生生活で採用試験以外に力を入れたことは何ですか?
実習です。実習では座学だけでは学べないことがたくさんあります。実際に子どもたちと関わることができたり、保育者から話を聞くことができたりと、保育者になるために大切なことがたくさんありました。また、ピアノを練習したり、手遊びを覚えたりなど、時間がある時に保育の技術を少しでも身に付けるようにしました。保育士をめざす後輩へのメッセージをお願いします
実習に行って「保育士に向いてないかも」と思うことがありました。ですが、子どもの笑顔を見たり、関わると「やっぱり子どもが好きだな」と思い、なりたい保育士に向かって頑張ろうと思いました。大学には、同じ夢を持っている仲間がいます。一人で抱え込まないで頼り合ってください。先生方もみんなの味方なので、たくさん質問して、いろいろなことを吸収してください。学業も大切ですが、プライベートも充実させて、夢に向かって頑張ってください。応援しています。
保育士
『憧れの保育士になるために 』
山下愛乃(やました あの)さん
採用免許:保育士資格
採用地:公立保育所(世田谷区)
その他取得免許状:幼稚園教諭一種
採用免許:保育士資格
採用地:公立保育所(世田谷区)
その他取得免許状:幼稚園教諭一種
保育士をめざした理由は何ですか?
きっかけは、小学生の頃に行った職場体験で、実際に働く保育士の姿を目にしたことです。子どもたちが楽しんで過ごせるように準備を行ったり、子どもと一緒に全力で楽しむ保育士の様子に興味を持ち、目指そうと思うようになりました。また、私自身が幼稚園に通い始め、母と離れるのが嫌で、不安を抱えていたときに、先生に幼稚園の楽しさを教えてもらいました。それを覚えており、私も子どもたちが通いたいと思える保育をしたいと思い、保育士を志しました。採用試験に向け、どのように勉強しましたか?
筆記試験については、一般教養、専門科目ともに参考書を用いて、繰り返し問題を解いたり、過去問を解いて、自分の分からないところを確認したりしながら勉強を行いました。 面接・作文試験の対策としては、過去の質問内容を確認し、それに対する回答を考え、練習を行いました。また、一つのテーマや質問に対して、関連する単語を書き出し、そこから文章を考えるという練習は、本番で作文を書くときにも、とても役に立ったと感じています。学生生活で採用試験以外に力を入れたことは何ですか?
アルバイトなど様々な経験をし、社会性を磨くことです。接客のアルバイトでは、視野を広く持ち周りを見て行動することや、他のキャストと声を掛け合いながら仕事をすること、お客様が必要としていることを考えながら動くことなどを学びました。保育士とは異なる仕事ですが、重なる部分も多く、これからに活かすことができる様々なスキルを身に付けることができたと感じています。保育士をめざす後輩へのメッセージをお願いします
毎日の授業や実習、とてもとても大変だと思います。悩むことや辛いこともたくさんあると思います。そんな様々な経験をして、たくさん考えながら実習や授業を乗り越えてきた皆さんには、きっとたくさんの強みと魅力があります。それを握りしめて、子どもたちと一緒に考え、楽しみながら成長できる素敵な保育士になれるように一緒に頑張りましょう!一足先に現場に出て、いつか皆さんを助けられるように精進しながら待っています!
保育士
『実践で見えてくるもの』
早川 真琴(はやかわ まこと)さん
採用免許:保育士資格
採用地:発達支援施設(千葉市)
その他取得免許状:幼稚園教諭一種
採用免許:保育士資格
採用地:発達支援施設(千葉市)
その他取得免許状:幼稚園教諭一種
保育士をめざした理由は何ですか?
小学生の頃から自分より年下の子どもと関わることが好きでした。会話がなくても同じ玩具で遊ぶことでこちらの動きを見て反応して笑顔を見せてくれる子どもの姿がかわいくて大好きでした。子どもがかわいくて好きだからという理由で、中学生のときに職場体験で保育園に行きました。そこで、たくさんの子どもや先生方と関わることで、子どもの成長を近くで支える保育者の仕事に魅力を感じ、保育士を目指そうと思いました。採用試験に向けどのように勉強しましたか?
一般常識問題の対策としては、問題集を買って勉強をしました。作文の対策は、どのようなテーマが出されても書くことができるように、新聞を読んで世の中の出来事に関心を持つことから始めました。そこから、新聞の社説、声の部分の色々な人の考えや思いを読むことで自分はどう思うか考えたり、文章を読むことでどのように文章を書けば伝わりやすいのかについて考えたりしました。学生生活で採用試験以外に力を入れたことは何ですか?
パネルシアターサークルでんでん虫の活動と発達臨床研究センターでの実習です。パネルシアターサークルでんでん虫では、保育園や幼稚園、障害児施設など様々なところに公演に行き、その中でたくさんの子どもと関わることができました。発達臨床研究センターでは、発達に気がかりのある子どもと1年間を通して関わることで、よりじっくり子どもについて知ることができました。発達臨床研究センターでの実習にとてもやりがいを感じ、一人一人の成長にじっくり向き合える環境で働きたいと思い、そのことが就職先を決めるきっかけにもなりました。保育士をめざす後輩へのメッセージをお願いします
人と関わる仕事は難しいことも多く、大変な仕事だと思います。しかし、たくさんの人と関わるからこそ学べることは、たくさんあると思います。たくさんの人と関わり、成長を身近で見ることができる、そして自分自身も成長できる保育士は、とても素敵な職業であると私は思います。知識はもちろん大切ですが、実践することで見えてくることもあるので、学生のうちに実習やボランティアなどたくさんの経験をしておくことがお勧めです!不安なことはたくさんあると思いますが、自分に自信を持って素敵な保育士を目指してください。応援しています!
幼稚園教諭
『4年間を振り返って』
平野 未彩(ひらの みや)さん
採用免許:幼稚園教諭一種
採用地:私立幼稚園(千葉市)
その他取得免許状:保育士資格
採用免許:幼稚園教諭一種
採用地:私立幼稚園(千葉市)
その他取得免許状:保育士資格
保育士をめざした理由は何ですか?
もともと子どもと関わることが好きだったこともあり、中学生の時に職業体験で地元の保育所で実際に体験させていただきました。保育者の方々が子どもたちと笑顔で関わっている様子や、子どもたちが楽しそうに園生活を送っている姿を目にし、自分自身も将来、保育者として 子どもたちと関わりたいと思ったため、保育士を目指しました。採用試験に向け、どのように勉強しましたか?
保育・教職課程センターの先生方に2回ほど面接練習をしていただきました。また、ピアノの自由曲の練習や、一般教養として国数英のテストも試験内容の一つであったため、高校の頃に使用していた問題集や教科書を用いて、一番苦手意識のあった数学を主に勉強しました。
学生生活で採用試験以外に力を入れたことは何ですか?
主に、実習に力を入れて取り組みました。毎日の実習日誌や一人一人の子どもたちとの関わりだけでなく、部分実習や責任実習等で用いる指導案や児童文化財の作成など、実習前の準備にも力を入れて取り組みました。保育士をめざす後輩へのメッセージをお願いします
実習の中では大変だなと感じることがあるかもしれません。ありきたりではあると思いますが、実習先の子どもたちと話をしたり一緒に遊んだりする中で、子どもたちの笑顔に救われることがあり、残りの実習期間も頑張ろうという気持ちにさせてくれます。また、学生のうちにいろいろな場所に旅行に行ったり、たくさん思い出を作って、4年間の学生生活、全力で楽しんでください!!