センパイ!
学生の想い、卒業生の想いを聞きました!

かけがえのない旅行体験を多くの人に提供できる人材になりたい

内定先 東武トップツアーズ株式会社
沼里 沙季さん
経営学部 観光経営学科 4年生(2022年取材時)
埼玉県立朝霞高等学校 出身
沼里 沙季さん01

コミュニケーション力やチームワーク力など
社会人として必要な力を基礎から学んだ

家族旅行や中学・高校の修学旅行など、旅行で楽しい体験をしてきたことから、将来は旅行や観光に携わる仕事に就きたいと考えていた私。淑徳大学は先生と学生の距離が近く、興味深い話をたくさん聞けるのではないかと期待していました。
 
入学して感じたのは高校までと違って、自分が勉強したいことを選んで学べること。その分、どの授業にも引き込まれ、楽しく勉強に取り組むことができました。例えば、経営学部の合同授業「プロジェクト実践Ⅰ・Ⅱ(SLDP)」。LA(ラーニングアシスタント)の先輩や、他学科の仲間との交流もあり、自分の視野が広がっていくことを実感しました。
資格取得へのバックアップも手厚かったです。
沼里 沙季さん02

興味ある分野を自ら率先して学び
国内旅行業界の面白さを体感

2年次の後期からは、観光経営学の専門的な授業が多く、特に2年次の「観光地理国内」が印象に残っています。これは、北海道から沖縄まで、全ての県の観光資源を探していく授業。単に受け身の姿勢で勉強するのではなく、自分から率先して情報を収集していくのが楽しかったのと同時に、「国内旅行関係の仕事に就きたい」という将来像が固まりました。
 
2年次から、ゼミで観光地のマーケティングに挑戦しました。学期ごとに1か所ずつ研究対象となる観光地を決めて、その地域の観光資源や観光客数の推移を調べ、未来への課題や施策を考察していきます。

「記憶に残る旅行」を生み出し
旅行をきっかけに夢を持ってもらえたら

卒業論文のテーマは「ペットツーリズム」です。自宅で犬を飼っているのですが、旅行に行っても一緒に泊まれる施設があまりないような気がしていました。そこで、その実情を調べてみたくなったのです。研究を通じて分かったのは、ペット同伴の条件を広く設定している施設が予想以上にたくさんあったこと。主に観光地では、地域によっては犬だけではなく、猫やウサギなどさまざまな種類に対応している施設があることに驚きました。
 
卒業後は、「記憶に残る旅行」を提供できる人材になりたいと思っています。思えば、私が旅行業界に興味を持つきっかけとなった修学旅行は、まさに「記憶に残る旅行」でした。人生に一度しかない修学旅行で、楽しい経験をしてもらいたい。そして過去の私のように、旅行をきっかけに「この業界で仕事をしてみたい」と思ってくれる人が増えるとうれしいです。