センパイ!
学生の想い、卒業生の想いを聞きました!

「病院で働く人の心の声を聞く」カウンセラーをめざして

服部 玲央さん
総合福祉学部 実践心理学科 2年生(2022年取材時)
千葉県立若松高等学校 出身
服部 玲央さん01

発達臨床研究センターでの実習など「福祉の淑徳」ならではの実学が充実

小さい頃から、人のために何かをするのが好きで、将来も人の役に立つ仕事に就きたいと考えていました。淑徳大学は「福祉の淑徳」と謳われるだけあり、奉仕の心を大切にしている大学です。入学前に学校見学に参加して改めて実感したのと同時に、実践心理学科での学びに非常に興味がわきました。

また、発達臨床研究センターで学べることも大きな魅力でした。このセンターは発達に課題のある未就学児を支援するための学内施設で、総合福祉学部の3・4年次の学生も利用しています。学生でありながらも現場経験を積める実習が充実していることから、他大学にはない知見が得られるのではと期待していました。
服部 玲央さん02

3・4年次の本格的な実習を見据え授業や課外活動で奉仕の心を学ぶ

2年次の現在は、これから本格的な実習へと踏み込んでいくために、心理学の基礎を中心に勉強中です。例えば、これまでに発表されてきた研究や実験を自分たちで再現したり、さまざまなカウンセリング方法を体験して違いを分析したりなど、自分自身で考えることが各段に増えています。

学びを経て感じたのは、入学前には想像していなかった心理学の面白さです。それまでは単に、人の考えていることが分かるようになる学問だと思っていたのですが、そのためにさまざまな心理パターンを集計して統計的に解析していくこと大切なのだと気づいたのです。こういった裏付けがあることで、結果的により深く人間を知ることができるのだと感じました。

また、奉仕の心を学ぶという意味では、オープンキャンパスをサポートするアドミッションスタッフの活動も意義深いものです。普段の授業では交流することのない他学科との仲間と出会えたことも刺激になり、自分自身の視野が広がりました。

仲間と切磋琢磨してスキルを磨き多くの人の心を解きほぐしたい

将来の目標は、病院のカウンセラーになることです。一般に向けたカウンセリングのみならず、病院に勤めるスタッフへも定期的にカウンセリングを行えるような専門スキルを持つ人材になりたいと考えています。

医療業界にいる方々の精神的な負担が高まっている現在、ストレスを抱えつつも「まだ、カウンセリングを受けなくてもいいのではないか」と感じている方も多いように感じています。だからこそ、こういった方々が気軽に立ち寄れるようなカウンセリングの場を提供したい。そう考えながら日々、仲間と共に切磋琢磨しています。

淑徳大学は、努力している学生には全力でサポートしてくれる大学です。ぜひ一緒に心理学を学び、社会に役立つ人材になることをめざしましょう。