センパイ!
学生の想い、卒業生の想いを聞きました!

低栄養を防ぐ食事の研究で高齢社会を豊かにしたい

本田 愛佳さん
看護栄養学部 栄養学科 3年生(2022年取材時)
山形県立山形北高等学校 出身
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入院体験がきっかけとなり食で地域に貢献したいと希望

過去に入院した経験があり、そのときに楽しみにしていたのが食事を食べることでした。また、地域の人に役立つような仕事をしたいとも考えて、人々にとって欠かすことのできない「食」に関係する学びを深めたいと思っていました。
 
淑徳大学に入学した決め手は、先生と学生の距離が近いことと、キャリアサポートも手厚く行っていることでした。人と話すことに苦手意識を持っていた私にとって、親身になってくださる先生方の存在はとても心強く感じたのです。
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コミュニケーションしながら体験を通して学ぶことの大切さ

3年次の現在は、授業は臨地実習が中心になってきました。実習先は、保健所や保健センターで、実践的に栄養について学んでいます。全員に向けたレクチャーのほか、個人的な質問に対しても丁寧に対話しながら教えていただけるので疑問点が解消しやすく、理解がより深まった実感があります。

また、学内で行った「給食経営管理論」の授業では、約70食という大量の調理にチャレンジ。限られた時間の中でチーム全員が協力し合うためには、メンバーの様子を見ながら立ち回る必要があります。そこで、担当する役割のほかに自分にできることがあれば、すぐに声をかけてサポートすることを心がけました。

ただ待っているだけでは良いチームワークは築けません。会話をして意思疎通を図ることの必要性を目の当たりにし、さらにコミュニケーション能力を身につけたいと思うようになりました。

将来の目標に向かって仲間と共に成長していける環境

実習先では、食における高齢者の課題を知ることができました。高齢者の食事は低栄養になる傾向もあるため、栄養価が高く食べやすい食事であることがポイントです。また、一人暮らしの方も多いので、どのような工夫をすれば負担なく自立して食事を摂ることができるのかを考えることが大切だと知りました。

また、実習を通して視野が広がり、新たな探究心も芽生えました。高齢化は日本に差し迫っている大きな課題で、現に私の地元・山形も高齢者が非常に多い地域です。そのため、「将来は高齢者に質の高い食事を提供して、地域の生活を豊かにしたい」と考えるようになり、勉強への闘志を燃やしているところです。

淑徳大学のカリキュラムは学生同士のグループワークが多く、仲間と共に学び、話し合いながら一緒に成長できる環境が整っています。楽しみながら自分の興味・関心を追究することができるので、ぜひ一緒に学んでいきましょう。