センパイ!
学生の想い、卒業生の想いを聞きました!

これからの教育界を担う実践力のある小学校教員になりたい

小林 健光さん
教育学部 こども教育学科 初等教育コース 2年生(2022年取材時)
埼玉県立与野高等学校 出身
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高校時代に改めて感じた
小学校教育に携わることへの憧れ

小学校教員になりたいと思ったのは、高校1年生の頃でした。数学の授業を受けているときにふと、小学校の担任の先生のことを思い出したのです。その先生は、クラスの一人ひとりに目を配り、落ち込んでいるときも優しく励ましてくださる方でした。小学校教育に思いを馳せていたところ、タイミングよく次の月に小学校と高校が連携して行う授業があり、小学校に出向いて子どもたちとふれあう機会に恵まれました。そこで、「個性や自分らしさを尊重できるのは、学校教育の良さだったのではないか」と気が付いたのです。

淑徳大学を選んだのは、1年次からボランティア活動に参加して現場体験ができるなど、座学だけでなく実学をとしてスキルアップできる大学だからです。他大学にも足を運び、比較して入学を決めました。
小林 健光さん02

実習やサークルでの体験を通して
現場を具体的にイメージしていく

2年次の現在は、「学校インターンシップⅡ」で特別支援学級の現場を体験しています。実習先は偶然にも懐かしい母校で、自分が通っていたときには気付けなかった先生方の熱意と努力を知ることができました。最も驚いたのは、授業以外にも教材の準備をはじめ、子どもたちのことを考える時間が想像以上に多くあったことです。困難なことや苦労も多い職業ではありますが、子どもたち一人ひとりに丁寧に向き合うことの意義ややりがいを再確認しました。

また、「音楽」の授業でピアノの演奏や発声方法を学び、音楽への探究心も芽生えました。そこで、合唱のサークル「グリークラブ」に入部し、文化祭では多くの来場者の前で合唱を披露しました。小学校教育の現場で子どもたちの前で歌を歌うときには、声量や表現なども含めて考えなければいけないので、この活動も将来の糧になると感じています。

個性や多様性を伸ばす
これからの時代の教育を実践

卒業後は大学院に進学してさらに学びを深め、ゆくゆくは小学校や教育研究所などさまざまな現場で教育に携わりたいと考えています。この夢に向かって努力し続けていられるのは、学内の仲間たちの支えがあったからこそ。また、学外の友人も「夢に向かって努力している姿はとても素敵だと思う」と、応援してくれています。この言葉が私のモチベーションの源となり、さらなる向上心が生まれています。

これからは多様性がますます重要となり、小学校教育の現場でもさまざまな個性をもつ子どもたちに対する新たなアプローチも必要になるはずです。また、ICTの活用も推進されて、教育の可能性もますます広がっていくでしょう。

淑徳大学は、今後の教育界を担う小学校教員に不可欠な能力として文部科学省が提言している「教育現場での実践的な指導力」を十分に養うことができる大学です。ぜひ淑徳大学で学びを深め、一緒に小学校教員をめざしましょう。