センパイ!
学生の想い、卒業生の想いを聞きました!

パネルシアタークラブやボランティアの経験を活かし
子どもの気持ちに寄り添い、共感できる保育者に

内沼 ひかりさん
教育学部 こども教育学科 幼児教育コース 3年生(2022年取材時)
武蔵越生高等学校 出身
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パネルシアターを通じて子どもたちとの掛け合いを楽しみ、学ぶ

パネルシアター作家でもある松家まきこ先生が顧問をされている「パネルシアタークラブPITA PETA」で活動しています。パネルシアターは特殊な布に絵人形を貼ったり、はがしたりして演じるものですが、その場にいる子どもたちとコミュニケーションを取ることができるのが一番の魅力です。
 
パネルシアターの演目には大まかな台本があるのですが、歌の間奏の部分では子どもたちとの掛け合いを楽しみながら、人形を動かして見せたり、じゃんけんをしてみたり、自分たちで工夫することができます。子どもたちの一つ一つの反応は、将来子どもにかかわる仕事に就きたいと考えている私にはとても勉強になり、自分の引き出しが増えていく実感があります。
 
レパートリーは多数ありますが、節分や七夕など、日本の行事に合わせたパネルシアターを上演することで、子どもたちにもっと日本の行事に興味を持ってもらいたいと思っています。
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保育に関わるさまざまな施設の魅力に触れ保育者としての可能性を知る

淑徳大学はボランティア活動が充実しており、「教員・保育士支援センター」の先生方が主催しているイベントのほか、地域の児童館や保育所など、さまざまな施設からボランティアの募集があります。また、学内の「子育て支援ルーム ぴよぴよ」では親子を対象とした「あそびの会」を開催しています。
 
どれも学生スタッフとして参加できるので、時間が許す限り参加するようにしています。淑徳大学は学生たちが皆ボランティア活動に積極的で、刺激を受けています。
 
中学生の頃から将来は幼稚園教諭になりたいと思っていました。保育所、児童館、児童養護施設など、さまざまな施設で実習やボランティア活動を行うことで、施設ごとの魅力に触れ、希望する仕事の幅が広がりました。そしてどの施設においても、子どもの気持ちに寄り添い、共感することが大切だと実感することができました。
 
これから入学されるみなさんも、大学合格がゴールではなくスタートだと思って、たくさんの経験や体験を積み、将来につなげていってほしいと思います。