センパイ!
学生の想い、卒業生の想いを聞きました!

吹奏楽部の仲間と共に息を揃えて合奏する楽しさ

高木 萌々子さん
総合福祉学部 実践心理学科 3年生(2022年取材時)
千葉県立流山おおたかの森高等学校 出身
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大好きなトランペットの演奏と
福祉×心理学の学びを深めるために

幼いときから音楽が好きで、幼稚園の頃からピアノを習っていました。その後、小学校で金管バンドに所属。初めて金管楽器に挑戦し、コルネットというトランペットに似た形状の楽器を担当していました。
 
その後も吹奏楽を続け、中学でパーカッションを経験したのち、高校では3年ぶりに再び金管楽器を担当。このときに初めてトランペットを吹いたのですが、「この楽器は私に合っている」と直感的に思いました。
 
そこで志望校は、「トランペットの演奏を続けられること」と、将来の目標である「福祉分野の心理学について深く学べること」の2点を重視して検討しました。淑徳大学には吹奏楽部があり、実践心理学科には心理学と福祉を軸に探究するカリキュラムがあります。他大学とも比較検討した結果、吹奏楽も学業も集中して取り組めそうな淑徳大学に入学しました。
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地元のサッカーチームのイベントに出演し
吹奏楽で地域を盛り上げる活動も

私は吹奏楽部の部長として、副部長と連携してメンバーをまとめる役割を担っています。約30人の部員と共に日々練習に励み、学園祭、コンクールに出場するほか、自主的に企画演奏会を企画することもあります。また、地域の幼稚園や福祉施設での訪問演奏など、年間を通して精力的に活動しています。
 
なかでも反響を呼んだのは、ジェフユナイテッド市原・千葉が試合前に行う「サポーターお出迎えイベント」での演奏です。これは大学のサービスラーニングセンターを通してチームから依頼いただいた企画で、毎年楽しみながら参加しています。蘇我駅からスタジアムに向かう途中にあるショッピングモール前で演奏したのですが、足を止めて演奏に耳を傾けてくださる方も多く、演奏後の達成感はひとしおでした。

心理学に求められるスキル「傾聴力」を
仲間とのコミュニケーションで育む

吹奏楽を続けてきたのは、仲間と共に息を揃えて演奏する楽しさを常に味わっていたいからです。これは一人では決して成し得ないことですし、経験を積むごとに仲間との絆が一層深まっていきます。さらに、部内では演奏以外の話題も飛び交っています。たとえば、授業内容や進路について先輩や後輩と情報交換するなど、学部・学科の枠を超えた学びが得られます。
 
心理学においても、重要なスキルの一つに「傾聴力」があります。相手の話にじっくりと耳を傾け、言葉を受け止めながら話す力なのですが、相手も自分もより良い状態になるためには必要不可欠です。私はこれをグループワークや実習だけではなく、部活を通して実践的に学んでいます。
 
今後も卒業まで、できる限り部活動に熱意を持って取り組んでいこうと思っています。みなさんも、大学時代には、興味のあることに全力でチャレンジしてください。